SONY ウルトラワイドコンバーター VCL-ECU1

senrihin449.jpg
本日の補給物資その1。
SONY NEXシリーズの『SEL16F28』専用アクセサリーです。
NEXシリーズのラインナップでは、『SEL1855』同梱のズームレンズキット、もしくは『SEL16F28』『SEL1855』同梱のダブルレンズキットが現行で発売されています。
本来はこれに『SEL1855』と『SEL55200』同梱ダブルズームキットが加わったわけですが、タイの洪水で発売延期してますね。
それはさて置き、35mm換算で24mm相当の広角レンズとなる『SEL16F28』ですが、短焦点レンズなのに描写が甘い、F2.8止まり、ワイド端が18mmの『SEL1855』と殆ど差がない……などと酷評されていたりします。
では『VCL-ECU1』は何かと言うと、『SEL16F28』に取り付ける事によって12mm……、35mm換算で18mm相当の超広角を実現するアクセサリーなのです。
我が家で最も広角なのが『SEL1855』でしたから、完全に未知の領域です。


mono727.jpg
箱の中にはキャリングケースが納められています。
いいですね、専用ケース。
ケース自体はしっかりした造りなので、総簡単には壊れそうにありません。
mono728.jpg
中身を取り出してみると、こんな感じ。
単体ではかなり軽いです。
前後をレンズキャップで覆われていますが、表側は留め金等はなく、ただはめ込むだけなので紛失しそうです(笑)。
mono729.jpg
両方のキャップを外した状態。
写真では分かり辛いですが、レンズ部分が大きく盛り上がっているのが分かります。
広角レンズの特徴ですね。
取り付け方は、E16mmの上に本体にレンズを付けるのと同じように、目印を合わせて回転させるだけ。
カチッと嵌まりますから、落ちる心配はなさそうですね。
mono730.jpg mono731.jpg
VCL-ECU1を取り付ける前と後とでは、これだけ違います。
大きさ的にはSEL1855と殆ど変わりなくなります。
パンケーキである手軽さを損ねますが、SEL1855と差別化するには必要なレンズだと思いますね。
mono732.jpg mono733.jpg
16mm、F2.8、1/100、ISO400
左側がE16mm単体、右側がE16mm+VCL-ECU1。
明らかに広い範囲が撮れる様になっていますね。
ペンキ塗りたてはペンキ塗りたてなのです。
これでSEL1855と完全に住み分けができるので、レンズの価値が出てくると言う物です。
部屋の中では余り実感できませんが、このレンズ、拡張アクセサリーの癖にE16mm単体よりも解像度が上昇すると言う不思議現象が発生するらしいです。
mono734.jpg mono735.jpg
16mm、F5.6、1/40、ISO400
更に単体よりも、コンバーター付きの方が寄れる不思議現象も発生。
双方とも、目一杯寄ってます。
単体よりも更に広角になり、寄れる様にもなる……最強ではないか。
このコンバーター前提で開発してたんじゃないでしょうね、SEL16F28……などと勘ぐってしまうぐらい、中々宜しいアクセサリーだと思います。