The New iPad

2013年6月23日

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3月10日に予約をし、かなりヤキモキさせられましたが、本日手元に届きました。
出荷準備中にステータスが変わったのは昨日の昼ぐらいで、発送メールが来たのが19時ぐらい。
そこから黒猫さんの配達状況のステータスが変わりませんでしたが、今日の14:30に『配送中』に変わり、その十数分後に手元に到着……と言う流れでした。
間の情報が無いのが、相変わらずだね……。
私は今日は家でゴロゴロ予定だったからいいのですけど、出掛ける予定のある人は困りそうです(笑)。
では、早速開封していきましょう。

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中身の新型iPad。
前回が黒だったので、今回は白モデルにしてみました。
どちらが良いかは分かりませんが、白モデルは結構人気みたいですねー。
開封した直後にやる事はただひとつ。
保護フィルムを貼り付けること(笑)。
『AFPクリスタルフィルムセット for iPad2』を入手していたので、コレを使います。
iPad2用ではありますが、違いは無いに等しいので、そのまま貼り付けることができます。
悩むのがグレアかアンチグレアの選択だとは思いますが、ハッキリ言って新型にアンチグレアは勧められません。
高解像度を損なうようなフィルムを使うのであれば、iPad2で十分だからです。
好みの問題ではなく、純然たる事実。
買うのであれば、操作性は無視してグレアフィルムにしておきましょう。

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付属のアクセサリーは今までと変わらず。
簡単なマニュアルと、USBケーブル、ACアダプターですね。
パッケージの配置も同じなので、新旧並べたら区別が付かなくなります(笑)。

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iPad2と並べてみました。
こうして見てみると、見た目で違いを見つけるのは難しいですね。
背面も殆ど同じで、若干新型のカメラが大きくなっている程度です。
iPad2の方は保護フィルムが劣化しているので、かなり見た目が悪くなっています。
そろそろ貼り変えた方がいいとは思いますが……まー、ここはユーザーになる親に任せましょう(笑)。
ちなみに裏面や厚みの比較も撮影自体はしたのですが、iPad2の裏にスキンシートが貼ってある関係上、比較が難しかったので掲載は見送りました。
実際は僅かに段差ができますが、無視できるレベルのようです。
重さに関してはiPad2と比較すれば違いは分かりますが、単体で持った場合はそれほど気にならない程度のようですね。
長時間使うならじわじわ効いてくるかも知れませんけど。

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では、実際に画面の解像度の比較です。
SS機能では大きさ(解像度)が変わってしまうだけなので、こちらもカメラで撮影しています。
見るだけで分かると言うか、解像度の違いが一目瞭然ですね。
表示される大きさはそのままで、情報量が数段アップしています。
マクロ撮影をしているからジャギが見えるだけで、実物の方は非常に滑らか。 素晴らしいですね。

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しかしそれだけでは分かり辛いので、実際の画面上の写真をご覧下さい。
雑誌をフル表示のまま横向きにしたものです。
iPad2は解像度が足りず、まともに文字が読めないほど潰れてしまっていますが、新型の方はすんなりと読めます。
本自体の画質が微妙なため多少ボヤけてはいますが……高解像度の元本であれば、見開き状態で拡大もせずにそのまま読む事が出来ます。
これは凄く大きな違いですよね。
私が新型を購入した動機の、殆どの理由がこれですからね。

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iPad2では拡大しないと読み辛い産経新聞HDもこの通り。
いや~、本当に素晴らしいですね。

以上、簡単ですが画質の比較でした。
中古で安くなって出回るiPad2と悩んでいる人もいると思うので、その視点からの比較で紹介してみました。
自炊や電子書籍……特に雑誌類や新聞を読む人にとっては、価格差を考えても新型iPadの方が確実に優れています。
拡大するして読む……と言うのは、実は結構面倒臭いんですよね。
紙媒体が電子書籍より優れているのは、全体を一気に見渡せる事であり、解像度の足りないiPadではそれが出来ませんでした。
しかし今回ディスプレイ並みの解像度になったお陰で、それに近い使い方が出来るようになったわけです。
日本だと色々な利権の問題で電子書籍の普及は進んでいませんが、確実な一歩にはなるデバイスだと思います。