“幽冥楼閣の亡霊少女” 西行寺幽々子

2013年3月29日

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作品名 東方Project
メーカー キューズQ
スケール 1/8
サイズ 約210mm
原型製作 ケロリソ(XELFLEX)
発売日 2013年01月
定価 11,760円
お気に入り ★★★★★

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何か物凄い久々の更新のような気がします(笑)。
10月ぐらいから忙しくて、それはもう体に死に掛けてました、御機嫌よう。

と言う事で先日届きました、キューズQのゆゆ様をレビューしたいと思います。

今回は以前と環境を変えての撮影に挑みました。
机は何時もの専用の物を使わず、サイドテーブルで代用。
撮影位置も変更し、常にPCを弄れる態勢に。
照明もフォトラを補助光として追加し、3灯にて挑んでみました。
補助光が加わった事によって、何時もよりも綺麗に撮れた・・・気がします(笑)。

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本体の入っているブリスターパックしか写していませんが、それとは別にパーツだけが納められたブリスターもあります。

キューズQの東方フィギュアは、大体スカートが大きく翻っているのは何故なのか。
謎は尽きません。
私?
私は大好物ですよ?(笑)

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キューズQの東方シリーズは、こう・・・華があって良い物ですね。
相変わらず仕上げは粗いし、細部の細かい仕事に不満が出ますが、それも新しい商品が出るたびに改善されているようです。

ゆゆ様と言えばふわふわと掴み所無い、自由奔放な所が魅力ですが、優雅な姿はそれを体現しているかのよう。
一言で言えば美しい。

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やや目のプリントが薄い感じですが、顔の造型はしっかりしています。
髪の毛も繊細とまではいきませんが、髪型の割に野暮ったくなく、自然な感じです。
それにしても可愛い。

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ゆゆ様と言えば扇ですよね。
扇に纏わり付いた反魂蝶が美しい。
手首は取り外せるようになっていて、扇を差し込んだ後に元に戻す形になっています。
左右で色合いが違うようですが、何気に描かれた模様は一緒。

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幽霊らしく、霊魂も同伴です。
足元の霊魂にも反魂蝶が集っていますが、あれ・・・これって黒死蝶が死体に集る・・・や、なんでもないです。

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リボンとか足回りだとか。

多少野暮ったさも感じられますが、確かに造型レベルは上がっている感じですね。
これからが楽しみです。

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全体像をぐるりと。
一昔前に比べると、本当にフィギュアの造型技術は上がりましたよね。
同時に、私たちが要求するレベルも高くなってしまうわけですが・・・このレベルで提供して貰えるなら満足です。

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カリスマの証のZUN帽は取り外しが可能です。
@マークはカリスマの証ですよ?
紫の時と違って、帽子を外しても違和感はありません。
可愛い。

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素晴らしい盛り方をしておられます。
衣服越しながら、まさに凶器。
大きさから言って、CやDなんてレベルじゃないぞ・・・!

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着物っぽい衣装は2重構造。
魅せ方はバッチリです。
流石にフリルは野暮ったい造型ですが、及第点ではないでしょうかね。
それにしてもアレですね。
長い衣服の下に見える美しいおみ足と言うのは、どうして惹かれるのでしょうかね。

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そして、そのおみ足。
嗚呼、この脚で膝枕されたい。

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散々見えてますが、パンツです。
ゆゆ様には紐パンが良いと知人が言っていましたが、皆さんはどうですかね。
確かにこれが紐パンだと思うと・・・ゴクリ。

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思いのままにパシャパシャと。
ほぼ正面からしか撮影できないので、似通った構図になってしまう所が惜しい・・・。
手持ちで撮影するか、自由雲台を使う方が良いのかな、こう言う場合は。

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以上、西行寺幽々子でした。
今回も満足度の高い作品に仕上がっています。
抗いがたい魅力を感じられる作品・・・と言うのは少ないですからね。
少なくとも私にとっては、このゆゆ様はそう言った類の物です。
10000円近くするので、1/8フィギュアとしては高いのが難点ですが・・・。

今回からドリーポッドを新兵器として導入してみました。
使い勝手は上々。
ローアングルでの撮影を除けば、三脚とは比べ物にならない程、撮影が捗りました。
やはり、上下の移動が簡単に出来ると言うのはいいですね。

またEF100mm F2.8L IS USMを実戦投入。
使い勝手は流石に素晴らしい。
272Eも伝説のマクロと言うだけあって柔らかいボケが素晴らしかったですが、フィギュア撮影においてはシャープなこちらのレンズが合っている感じです。
焦点距離も90mmと言う微妙さから100mmとなって、何となくすっきり。
良い相棒になってくれそうです。