FILCO KeyPuller FKP01

2015年1月29日

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キートップを取り外すための工具を購入してみました。

キーボードは使っている内に、隙間にゴミや埃が溜まったりして大変汚くなります。
まぁ、気にする人は少ないでしょうが、気になる人は気になるわけで。
安いキーボードの場合は使い捨て気味で使っても問題ないですが、流石に高級キーボードはそうもいきません。
手入れしてやる必要がありますね。


ちなみに今までは別のメカニカルキーボードに付属していた、プラスチック製のキートップ引抜工具を使っていました。
しかしRealforceには微妙に合わないサイズで、使えはしましたが根元に負担が掛かってしまったらしく、遂に折れてしまいました。
以前から使いにくいなー、と思ってはいたので、これを機に新しい工具を購入してみたわけです。

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と言う事で、こちらが今回購入した『KeyPuller FKP01』です。
構造は実にシンプル。
値段は高いか安いかは分かりませんが、普通、これだけを通販で購入しようとすると、考えてしまう程度の価格設定です。
安いのに思い切って買えないジレンマ!

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先端は金属製のワイヤーになっていて、これなら折れる事は無さそうです。
購入したばかりの時はピッタリと合わさっているので、広げて多少癖を付けてやると良い感じに使えます。

さて、実際の使い方ですが。
まず、先端のワイヤー部をキートップを挟み込むように上から挿し込みます。

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丁度こんな感じですね。
しかしワイヤーの先端……一番広がっている部分でもキートップより狭いようなので、このままではキートップに引っ掛けられず、引き抜けません。
そこで挿し込んだ後に、30°程度回転させてやります。

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これは既に引き抜いた後の写真になりますが、キートップの角に金具が引っ掛かるように回転させてやるわけです。
こうすることにより、4点に力が分散され、スムーズにキートップを取り外す事ができます。
これは素晴らしいですね。
また、キートップが挟まった状態でも、3個までは引抜作業を続行できるので、効率自体も悪くはありません。

その反面、この工具ではスピーディな作業が出来ません。
2点式の場合はリズムに乗って次々と引抜作業が出来ましたが、『挿し込む→回転させる→ゆっくりと持ち上げる』と言う工程が必要になるので、スピード作業には向いてないわけですね。
その代わり4点支点になるため、キートップを傷めず、スムーズに引き抜く事ができます。
2点式を使っていた時は、キートップのサイドを傷つけているのが気になっていましたから、これなら割と安心して使えるのではないでしょうか。

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以上、『FILCO KeyPuller FKP01』でした。
キーボードは掃除してやると気持ち良く使えるので、汚れが気になっている人は検討してみても良いのではないでしょうか。
それはそれとして、レビューだけでなく、キーボードをしっかりと掃除しないといけませんね……。
写真見てるだけで汚ねえ(笑)。