【PS4】KNACK(ナック)のプレイ感想など

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現在の所、まだチャプター9ですが、ここらで一回感想などを。

KNACK(ナック)はPS4のLimited Packに付いてくる、プロダクトコードを入力する事によって無料でDL出来るアクションゲームです。
勿論通常販売もしていますが、DL版のお値段は『3,900円+税』となります。

DL容量35GB

最初からいきなりアレですが、KNACK(ナック)の総容量は35GBになります。
何だよ、35GBって……。
PS4のHDDの最大容量が500GB(実際に使えるのは400GBちょっと)ですから、いきなり1/10近くの消化。
PS4のゲームって怖い。
かなりビビりが入りましたが、実際のDL表記は4.8GB。
首を傾げましたが、ゲームをプレイできる所までは4.8GB必要で、残りは順次DLしていく……と言う形のようです。

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見ての通り、この段階でゲームをプレイするが可能。
バックグラウンドで、残りの部分を順次DLしている状態です。
つまり待ち時間は4.8GBだけで、後は追加で自動的にDLされていきます。
こう言う仕様は、正直有難いですよねえ。

 

あ、ちなみに右側の変なのが主人公のナックです。

 

レリックを集めて大きく逞しく

このゲームの主人公であるナックは、古代文明の遺産の集合体です。
博士が見つけ出したコアを中心とし、やっぱり古代文明の遺産である『レリック』をパーツとして肉体を構成しています。

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始めはこんなに小さい。
ハリウッドと言うよりは、ディズニー系のキャラですかねー。
ちっちゃい時は可愛いですが……。

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彼はここまで大きくなれます。
身長的には最大で10m。
硬くてリーチが長かった敵も、この状態だとただの雑魚と化し、一撃粉砕も可能。
蹂躙が出来ます。
その気持ち良さは経験しないと分からない事ですね。

レリックは耐久力と攻撃力に連動していて、集めていくと体が大きくなりますが、同時に耐久力、攻撃力も上昇します。
しかし体が大きくなるためのレリックは決まっているようで、自由に体の大きさを決められるわけではないようです。
つまらん。

グラフィックは実に美麗

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PS3でもグラフィックは綺麗だったので、PS2→PS3程には劇的に変化はしていません。
ただそこは次世代機、ただの超サイヤ人と超サイヤ人2程度には中身が違っています。
樹や草の1本1本まで描かれる描写や岩の質感、光や水の描写など、確かにPS3では表現出来ないグラフィックは見事の一言。
これは素直に賞賛しても良いとは思います。

難易度は微妙に高い

ゲームその物の難易度は、そう高くはありません。
が、耐久力ゲージがあるにも関わらず、難易度『ノーマル』であっても、敵の攻撃を2~3回貰っただけで散ります。
場合によっては一撃です。
体が大きくなっていっても、その辺りは変わらず。
耐久力の意味って何?
と言う疑問符が出てしまいますね。

難易度の向上に拍車を掛けているのが、ナックの射程の短さです。
ナックの速度がそれほど速くないのと、ダッシュが無いのが災いし、攻撃が届かない事がままあります。
特に空中では顕著で、攻撃を外しまくりストレス上昇。
敵のAIが半端にいやらしいのもあって、無駄に難易度が高くなっています。

そのため、敵が集団で出てくると一気に難易度が跳ね上がります。
何せこちらの攻撃手段は拳のみ。
向こうは一気に襲ってくるのですから、堪ったものではありません。
しかも全滅させたと思ったら追加オーダーもあったりと、実にプレイヤーパニック。
必殺技の使い所が鍵になりますね。

操作系は実に簡単。しかし……

操作性は至ってシンプル。
移動、攻撃、ジャンプ、回避、ゲージを使った必殺技。
この5種類のみです。
必殺技は全部で3種類ありますが、基本的に序盤で全て使う事が出来るようになります。

複雑な操作はまったくと言っていい程ないので、初心者でもすぐに操作に慣れる事が出来ます。
シンプル・イズ・ベスト!
しかし……。
そのシンプルさが、逆に仇になってしまっている感は拭えません。

具体的に書くなら、それがKNACKと言うゲームの全てになってしまっているからです。
どれ程ストーリーが進もうと、攻撃方法は拳による殴りつけのみ。
体が大きくなっても、やる事は同じ。
相手がボス敵だろうと何だろうと、拳で殴り付けるのみ。
実に単調です。
肝心の必殺技も強力な敵だから使う、のではなく、囲まれると難易度が急激に上がるので使う、と言う形になってしまうので、単調さの解決には至らず。

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上の画像のステルスナックのように、ギミックの都合で使うボタンが増える事もありますが、やれる事が増える……のではなく、その場しのぎの解決方法に過ぎません。
チャプター5ぐらいまでは楽しめますが、そこからは変わり映えのなさに飽きが来始めます。

ステージ構成も仕掛けも単調

完全に上の続きになってしまいますが、そう言う事です。
敵の種類はそこそこいますが、基本的に一度に激突するのは数体。
しかし、基本的に姿は違っても同じような攻撃方法の敵が多いので何となく蛇足。

仕掛けは何処かで見たような物が多数で、形を変えて過去のステージからの焼き直しなど、実に単調。
構成も無駄に長く「まだ続くの?」と思う事がしばしばあります。
劇的な変化が全体的に見受けられません。

……何か悪い面ばかり書いているような気がしますが、事実だから仕方がありません。

ストーリーに関しては終わらせていないので、現段階では書く事は控えます。
今の所の感想はそんな感じ、と言う事で。
ただ言える事は、そんなゲームですが、プレイしていると何時の間にか数時間は過ぎている事。
何だかんだ言って、それなりに楽しめてはいるようです(笑)。