SONY サイバーショット DSC-RX100M3

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*     +   巛 ヽ
             〒 !   +    。     +    。     *     。
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    *     +   / /   RX100M3をイヤッッホォォォオオォオウ!
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さて、写真好き・カメラ好きの皆さんがカメラを使い続けてきて行き着くのが、携帯性の問題点。
近年ではミラーレスカメラが大頭してきて、機材その物がコンパクトになってきました。
RX1等のフルサイズセンサーを用いたミラーレスまで登場し、機能性はともかくとして、機材その物は随分軽い物となった感じです。

しかし軽く小さくなった、と言うのはレフレックスカメラ(ミラー付きのカメラの事。一眼レフですね)に比べての話。
レンズその物は小さくするのに限度があるので、持ち運ぶには本体を収める鞄が必要となります。
かと言って携帯性を考えてコンデジを使う……としても、近年のスマートフォンのカメラの性能向上は目覚ましい物があります。
明るい場所での撮影であれば、1~2万円程度のコンデジと画質は遜色ありません。
光学ズームの存在があるとは言え、わざわざコンデジを買う意味が薄れているのは事実ですね。

そんなこんなでそろそろNEX-C3をα6000辺りに買い替えようか……と思っていた矢先、RX100M3発表の噂。
実際に仕様を確認してみると……何とも素晴らしいポケットサイズのカメラではありませんか。
取り敢えず、ゲットだぜ!

まずは開封の儀だよね

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パッケージを開封すると、まずはマニュアル類がお目見え。

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マニュアル類や保証書が入っていました。
ヨドバシ通販購入のため、店舗名は入っていません(笑)。

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中敷きを退かすと、いよいよ本体とご対面!

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付属品は以下の通り。

  • RX100M3本体
  • ACアダプター
  • microUSBケーブル
  • リチャージャブルバッテリーパック NP-BX1
  • リストストラップ
  • ストラップアダプター

ではひとつずつ確認してみましょう。

付属品をチェック

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まずはACアダプター。
RX100には安くするためなのか、デジカメとしての使い方を想定しているのか、何故か充電器と言う物が付属していません。
その代わりにACアダプターが付属しています。
ようするには、電池内蔵式のスマートフォンと同じような扱いをするわけですね。

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プラグは本体に収納する事が出来るので、省スペース化が出来ます。
下側に付属のUSBケーブルを接続して、反対側を本体に挿し込み充電する形になります。
正直、電池を取り出すよりも、こちらの方が面倒だと思うのですが……。
まぁ、本体とPCをケーブルで接続する使い方であれば、充電しながら取り込みが出来るので、利点と言えば利点ですかねえ。
つまりは、やっぱりスマートフォンと同じ使い方です。

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お次はリストストラップ。
Sony製品のみならず、各社お馴染みのシンプルなデザインのストラップです。
色気も何もないので、各人お好みのストラップを購入下さい。

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続けてストラップアダプターです。
こちらはリストストラップと違い、デジイチ用のカメラストラップを使うための専用アダプターです。
勿論、ストラップその物は付属していませんので、別途購入する必要があります。
このカメラの使い方の関係上、男性の方ならカメラストラップで首から掛け、胸ポケットに入れて持ち運ぶのがベストな使い方のような気はします。

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最後はリチャージャブルバッテリーパックNP-BX1
RXシリーズは全て共通なので、古い型のカメラを使っている場合、そのまま流用が効くのが嬉しい所。
液晶モニタ使用時で静止画約320枚、動画訳160分。
EVF使用時で静止画約230枚、動画約115分。
ファインダーを用いると、随分と撮影枚数が減りますね。
とは言え、私が所持しているS95の最大撮影枚数は約200枚ですから、それに比べればマシですねー。
どちらにしても、ヘビーユーザーは予備のバッテリーが必要だと思います。

本体をチェック

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では、本体をチェック。
初代RX100を持っている人から見れば、何処が変わったの?
と言うような外見です。
ボディは初代から引き続きのアルミボディ。

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裏面もまったく同じ。
ここまで違いが無いのは、ある意味凄いですね。
しかし変わらないデザインは、安心出来る物がありますけどね。

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両サイドにはボタンや端子が増えています。
最初の写真は内蔵EVFを出すためのボタン。
次の写真は上からマルチ端子、HDMI端子……となっています。
マルチ端子は、ほぼ充電用ですね。
正直使い続けていると、カバーが取れてしまいそうで怖いです(笑)。

ストラップホールは両サイドにあります。
胸ポケットに入れて持ち運ぶつもりであれば、片方だけを使うのが良いかも知れませんね。

一番大きいのは、旧機に比べて厚みが2.7mm増えた事。
僅かな差ですが、気になる人には不利な点かも知れません。
しかしEVFを内蔵して2.7mm厚くなっただけであれば、御の字と言えるでしょう。
相変わらずポケットサイズなのは変わりありませんから。

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底面。
バッテリカバーはロック付。
記録メディアと一体型です。
三脚穴もしっかりと付いています。

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高級コンデジなので、撮影モードはダイヤルで物理的に切り替えられるようになっています。
本体が小さいので、シャッターボタンは相変わらず押し辛いですが……。

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旧機とまったく変わらないデザインとボタン配置です。
ある意味凄い。
厳密に言うと同じではありませんが……まぁ、同じですよね(どっちだよ)。

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コンデジには必須とも言えるチルト液晶は、下向きは旧機と変わらない45度までです。

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しかし上向きには180度回転してくれるので、自分撮りは元より、色々な使い方が考えられます。
イイヨイイヨー。
残念なのは、タッチパネルは見送られた事。
無ければ無いでいいのですが、あればあったらで便利ですからねえ。

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RXシリーズにはお馴染みのZEISSロゴですが、初代はシールでしたが、M2からはプレートになりました。
今回も引き続きプレートが埋め込まれています。
しかし逆に言えばZEISSロゴを剥がす事が出来なくなった訳で、残念な人には残念でしょう。

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内蔵ストロボは中央に移動しました。
シリーズ共通のポップアップ式で、指で押さえての天井バウンスも可能です。
最も光は遠くまでは届かないので、なんちゃってバウンス程度の効果しかありませんが……(笑)。

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レンズは鏡筒がびよーんと、かなり競り出します。
24-70mmの、一眼レフでは標準的な焦点距離のズームレンズです。
旧機は28-100mmでしたから、広角側に4mm広がって、望遠側で30mm減った事になります。
これが良いかは悪いかは……普段の用途によりますかね。
私としては広角側を良く使うため、万々歳。
スナップ写真製造機として活躍してくれそうです。

焦点距離が短くなった変わりと言っては何ですが、F値が広角端でF1.8、望遠端でもF2.8と言う驚異の明るさになっています。
これは凄いのではないか?

いよいよ目玉のEVF

て事で、RX100M3の目玉である、EVFを紹介していきます。

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EVFは内蔵式なので、まずは左側側面上部にあるボタンをスライドさせます。

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シャキン!
とファインダーが飛び出してきました。
ちなみに電源OFFの状態からファインダーを引き上げると、同時に電源が入ります。

しかし、このままではEVFは使えません。
……正確には使えなくはないのですが、視力がかなり悪い人が眼鏡を外した状態的な見え方になるので、まー使えないですね(笑)。

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次のステップとして、ファインダー部を指で摘んで手前に引き出してやります。
若干面倒な仕様です。
自動化できなかったのかなあ……とは思いましたが、このサイズだと厳しいのかな?
視度調整は上部のレバーを動かして行います。
しかし微調整はかなり難しいので、根気良く弄りましょう。

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表側にはお馴染みのT*マーク。
ちなみにEVFをポップアップさせると電源が入りますが、逆にEVFを収納すると、自動的にカメラの電源が落ちます。
現時点では仕様で変更できません。
アップデートで修正が出来るのなら、是非ON/OFFの設定を追加して欲しい所ですね。

さて、肝心のEVFの性能ですが。

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144万ドット、倍率0.59倍の本格的な仕様。
ファインダーの大きさその物は小さ目ですが、実用的に使えるレベルです。
映像はややカクついたり、ピントを合わせる時に一瞬停止したりしますが、実用面ではそれ程問題はなし。
小さいですが、割と見やすいです。

肝心な太陽の下では、流石にEVFであっても見辛くなります。
が、帽子のツバ等で上からの光を遮ってしまえば、背面液晶では見辛くなる場面でも、視界クッキリで使う事が出来ました。
いいですね、いいですね。
私は基本的にはEVFは(本体が大きくなるので)不用派なのですが、ここまでコンパクトに収まってくれるのであれば話は別です。
モータスポーツやドッグランでの犬の撮影等は流石に無理があると思いますが、そもそもコンデジで撮る事自体無理があるので、十分実用的ではないでしょうかねー。

まだまだ書き足りませんが、長くなったので次回へと持ち越しします。