【iPhone】Qi対応ワイヤレス充電器 Anker PowerPort Qi 10を買ってみた

2017年10月1日

 

先日、iPhone8に機種変更したので、Qi(チー)対応のワイヤレス充電器を買ってみました。
Qi対応の充電器としては、PanasonicのQE-TM101を持ってはいるのですが……規格が古いためか、色々と問題があったので、新たに充電器を追加してみた訳です。

Qiとは、Wireless Power Consortium(WPC)が策定した、ワイヤレス給電の国際標準規格……だそうです。
15W以下の低電力向けの規格に対応していて、元々は中国語の「気」から名称が付いたそうです。
へぇ~。

これが非常に便利で、置くだけで勝手に充電してくれる……ので、とても重宝しています。
モバイルバッテリーを充電するにはとても便利ですよ?

さて。
PowerPort Qi 10は、2016年10月に発売された充電器です。
急速充電に対応していて、最大10Wでの充電を可能としています。
これに限らず、iPhone8の発売で爆発的に売れているようなので、今後の展開に期待したい所ですね。
日本のメーカーはQiを見放しているっぽいですから……。

 

開封してみましょう

 

まずは恒例の開封の儀。
非常にシンプルな、そして小さいパッケージに収められてやってまいりました。
このパッケージ、長辺で10cm以下しかないんだぜ……。

 

 

蓋を開けると、みっちりと詰まった本体がチラ見せされます。
日本メーカーのパッケージのような無駄がなくていいですね。

 

 

中身を取り出してみました。

PowerPor本体、マイクロUSBケーブル、日本語説明書……と後はなんだ(笑)。
実にシンプルです。
USBアダプターは付属していないので、別途用意する必要があります。

 

 

本体です。
非常に小さく、手の中に納まる程度の大きさ。
上面の接触部は滑り止めになっているようで、しっとりしながらも、サラサラとした手触りです。
バイブでブルブル震えた程度では位置ズレはしなさそうです。
サイドにはLEDランプが仕込まれ、充電開始時に発光します。

 

 

iPhone8と比べると、サイズ差はこんな感じです。
これより更にコンパクトなPowerPort Qi 5もありますが、小さすぎると安定感が宜しくない事もあり、Plusで使う場合は面の広いタイプを選ぶのが良いと思います。

 

 

裏面にも、大きな滑り止めが四隅に貼り付けてあります。
小さいながらも、しっかりと作られている所が好印象です。

 

 

端子は先にも書いた通り、マイクロUSB。
机の上に配置する場合、付属のケーブルでは少々長さが足りないので、別途用意することをお勧めします。
ちなみに、付属品でのみ使用する場合は5Wの充電力ですが、専用のACアダプタを使う事によって、10Wまで引き上げる事ができます。
アダプタはもちろん、別売り。

 

 

USBケーブルを接続。
ケーブル自体は、それほど硬くはないので、取り回しはしやすいとは思います。
だけど長さは足りない。
正確に測った訳ではないのでなんですが、70~80cmといった所でしょうか。

 

 

給電されると、側面周囲に巡らされたLEDが発光します。
ただ一定時間で消灯してしまうので、給電中は点滅するなどの仕様が欲しかった所。
ちなみにシングルコイルなので、本体中央の狭い範囲でしか給電できません。
なので、給電側で微調整が必要になったりします。
慣れてくれば、ポン置きでも正確に充電状態にする事はできますけどね。

ちなみに、保護機能として、温度管理、サージプロテクター、電子回路のショート防止……などの機能があるようです。
どこまで有効かは、使ってみないと分かりませんけどね。

実際の使い勝手は、iPhone8のQi充電について書きたい事もあるので、次に持ち越します。