【Apple】実際にApple Watchを使ってみて

 

いやー、ここ3週間ぐらいは真面目にきつかった。
昼ご飯、2回ぐらいしか食べた記憶がないよ……?(笑)。
それはともかく、超大型の台風が接近しています。
どうなるかは分かりませんが、お気を付けくださいね。

さて、Apple Watchを購入してから1週間が経ちました。
実はまだ、どこかに出かけたりまではしていないのですが、これから後追いするかも知れない兄弟のために私の使い道、そしてその実際の使い勝手について書き記してみたいと思います。

 

バッテリーのもちは実際どうなのか

ぶっちゃけ、一番気になる所でしょう。
公式では最大18時間とされ、90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトを使用した状態での駆動時間です。
単純に時計としてならもっともちます。

私の場合だと、お風呂に入る時と充電時以外は、ほぼ着けっ放しで生活をしています。
と言うのも、睡眠時でも有用なアプリがあるからですね。
普段の使い道としては、時間を知るのは勿論の事、通知を見たり、Siriを使ったり(メモや予定の入力、リマインダーなど)……が大体ですかね?
電話利用する事は殆どありませんが、その使い方で1日(充電開始するまで)で大体30%前後のバッテリーを消耗します。

 

 

ぶっちゃけ、丸2日はもちそうな感じですよね。
正直、時計であれば1週間程度はもって欲しいものですが。

装着したまま寝るかまでは人によるでしょうけど、少なくともお風呂に入る時に充電すればいいだけですし、『端子を接続する方式』ではないので、充電自体はそれほど面倒ではないです。
私みたいに家ではiPhoneとiPadを使い分けているような人間であれば、ですが(笑)。
ワイヤレス充電マジ便利。

 

通知機能が有用

 

私はリアルな友達とは割と疎遠なので(なぜかみんなスマホ持ってない)、用途としてはtwitterやSkype程度なのですが……。
これが思っていた以上に便利ですね。
iPhoneを手帳型のケースで使っている関係もあってか、腕を上げて時計を見るだけ……と言うのは何気に楽です。
特に私は冬になるとジャケット等の下にiPhoneをしまうので、確認までかなり手間取るのですよね。
その点、パっと手元で確認できるのは素晴らしい。
Apple Watch単体でアプリごとの通知のON/OFFができるので、届く通知を重要なアプリのみ……にできる所も良い所だと思います。

 

Apple Payの便利さ

 

かなりパナイです。

実際におサイフケータイやApple Payを使っている人はまだまだ少ないとは思いますが、その使い勝手は一度使ったら無しではいられなくなるほど。
Appleは長い間電子マネーの支払いに対応してきませんでしたが、iPhoneが非常に売れている日本の市場を重要視したか、ついにiPhone7からSuica、iD、QUICPayのみではありますが、日本のFeliCaで使えるようになりました。
めでたい。

ただiPhone7以降を買わないとリーダーでの支払いができないかと言うとそうでもなく、Apple Watch series 2以降なら、iPhone5以降であれば電子マネー決算ができるようになります。
使い方も簡単で、サイドボタンを2度押すだけ。
すぐにメインカード(私の場合はDカード)が表示されますし、スワイプすれば他のカードでの支払いも可能。
もちろんSuicaはエクスプレスカードに設定してあれば(普通は自動的に設定される)、サイドボタンを押すことなく、そのままリーダーにかざすだけ決済できます。
指紋認証すらないので、間違いなくiPhoneを使うより早いです。

ただここで書く事ではないですが、レシートをしまうのに結局財布は出すので、カードで支払うのと手間は変わらないんじゃね……?
とは思ったりはします(笑)。

 

暗闇でも文字盤が見える

 

Apple Watchを買って自分にとって思わぬ恩恵が、明かりがなくても時間を確認する事ができる事です。
バックライトのある液晶なんだから当たり前と言えばそうなのですが、腕時計の世界ではそうでもないですよね。
私は仕事中は夏はともかく、冬は厚いコートの下にiPhoneをしまっていますから、どちらにしても時間を確認するには腕時計が必須。
しかし目に見えて周囲が暗くなってくると、外部の明かりがないと時間を確認するのが難しいのですよね。

その点、暗闇でもはっきりと時間が確認できるApple Watchは実に便利なものでした。
これが有用な人は余り多くはないとは思いますが、頻繁にiPhoneを取り出せない、両手が常に塞がっているような人にはありがたいのでは、と思います。

 

文字盤を自由に切り替えられる

 

個人の好みはあるでしょうけど、私は腕時計はアナログ派です。
ですが、デジタル表示も欲しい時があります。
と言うのも、アナログとデジタルの時計では用途が違うからですね。

アナログ時計では〇〇時まで後〇〇分……と言うのを一瞬で判断できます。
ただ、今正確に何時何分か……というのはすぐには分からないのですよね。
逆にデジタル時計では、今現在の時間を知るのに向いています。
しかし「待ち合わせの時間まで後〇〇分」と言うのは、ちょっと計算しないと判断付きません。

Apple Watchは用途によって自由に文字盤を切り替えられるので、時計一つで使い分けができるのですよね。

 

アラームがかなり使える

 

アラーム機能……便利ですよね。
人によって使い道は違うでしょうけど、私は主にカップラーメンを作る時、そして就寝時の起床用として使っています。
ただ枕元にiPhoneを置いておかなければいけませんし、アラーム音って割とうるさいのですよね。
もちろん、Apple Watch単体でもアラームは使えます。
iPhoneが常に近くになくてもいいですし、その場ですぐに設定できるのが良いですよね。

何気に有用なのが、消音状態にしたバイブレーションのみの目覚ましアラームでしょうか。
手首への振動は安静にしていれば割と強く感じられるので、目が覚めないと言う事は無いと思います。
例をあげれば、隣に誰か寝ていても自分だけが起きられます。
電車や会社の中での仮眠にも使えますね。
ちなみにこれらのアプリはApple Watch単体で利用できます。
Siriでの設定も従来通りなので、是非利用しましょう。

 

何だかんだでミュージックアプリは便利

 

Apple WatchではiPhoneのミュージックアプリのリモコンとして使う事ができます。
いちいちiPhoneを取り出すことなく曲名を確認したり、再生/停止、曲送り/戻し、音量調整ができる訳ですね。
しかも、iPhoneのライブラリ自体をApple Watchだけで操作できる!
正直、私の一番の目的はコレでした。

しかし……watchOS 4から仕様が変更され、Apple Watchのメモリ内の再生、そしてApple Musicの操作のみが可能になってしまいました……。
つまり、Apple WatchからiPhone内の音楽ライブラリをコントロールできなくしてしまった訳です。
ないわー、マジでないわー。
正直、コレが目的で使ってる人は多いと思うので、かなりの改悪でしかないのですが、無くなってしまったものは仕方がありません。

しかし私は元々、外出時では特定のアルバムを聴く……と言う事は滅多にせず、ライブラリ内の全ての曲をシャッフル再生で鑑賞しています。
なのでデメリットと言ったら、Apple Watch側で再生の準備ができない事だけなのですよね。
iPhone側で曲の再生を始めると、自動的にApple Watchで『再生中』のアプリが起動します。
以降はミュージックアプリや再生中のアプリを閉じない限りは、Apple Watch側で基本的な操作が可能となります。
残念なのは、恐らく今までは表示されていたアルバムジャケットが表示されない事。

 

 

しかしSiriの文字盤にて、一応ですがアルバムジャケットが見られる事が判明しました。
お知らせの状態によっては裏に隠れたりしますが、デジタルクラウンを回せば確認自体は可能。
取り敢えず最低限のコントロールはできるようなので、不満は大きく残りますが一安心。

 

気になったデメリット

デメリットも書いておきますね。

 

文字盤が表示されるまでワンテンポズレる

Apple Watchは本体の傾き具合によって液晶が点灯/消灯しますが、実際に表示されるまで僅かなタイムラグがあります。
通常の日常生活なら別に困りませんが、一瞬だけ時間を見たい状況もあるでしょう。
困りますよね。
ひとまずこれは、腕を回転させてから1秒ぐらいしてから見る癖を付けておけば辛うじて回避できますが、イライラする人はいるかも知れません。

 

長期の旅行に弱い

時計は時間が確認できてなんぼ。
しかしApple Watchはせいぜい2日しかもたないので、長期の旅行には大変弱いです。
モバイルバッテリーがあればある程度は充電可能ですが、iPhoneの充電と合わせて考えると……と言う事ですね。
更にApple Watchは専用の充電ケーブルやモバイルバッテリーが別途必要になりますので、地味に荷物が増えます。

 

サードパーティーのアプリは表示に時間が掛かる事も

そのままですね。
Apple純正アプリは表示は物凄く早いのですが、それ以外のアプリは表示に時間がかかる感じ。

例えばミュージックアプリの代替品としては、『NePLAYER』があります。
こちらはiPhoneのライブラリもコントロール可能なのですが……読み込みに物凄く時間が掛かって、正直使い物になりませんでした。
また『Yahoo!天気』も純正アプリを超える機能性を見せてくれますが、やはり表示まで数秒掛かってしまいます。
物によっては本当に使い物にならないので、お気を付けください。

 

大体こんな所でしょうか。
基本的に痒い所手が届く系の拡張ガジェットなので、必要ない人には必要ないですし、使い勝手は実際に使ってみないと分かりません。
series 3になりかなり性能的にも小慣れてきましたので、検討している人はそろそろ良いと思いますよ。