愛用のValve Indexがディスコンっぽいと言うか、VRSNS等で人気のIndexコントローラーが、新品保障以外の修理受付も終了……との事で、故障しても保証期間が切れていると修理もできなくなってしまいました。
我が家のIndex本体やIndexコントローラーは今のところ故障する気配はありませんが、左コントローラーのスティックのタッチセンサーがお亡くなりになっています。
ボタンのセンサーは生きているので、VRChatで遊ぶ分には運用上問題はないのですけれどもね……。
ただ、Indexの後継機の情報もまったく出てきませんし、故障した時の事を考えて乗り換え先を考えなければいけなくなりました。
我が家は回線速度が速くない事もあってか、VRでの無線状況が少々不安定なので、本当であれば有線型のHMDの方がいいのですが……そもそもがLighthouse方式のHMDがほとんどないのですよね。
物がないわけではないのですが、どれも凄く高価。
Indexも決して安いわけではありませんが、他のLighthouse方式のHMDは最低でも10万円台後半以上のお値段はしますからねえ……。
今となっては解像度が低いので選択肢自体に入らなくなっていますが(そもそも入手困難で手に入りませんが)、視野角が広く、マイクの音質も良い。
使い勝手だけならHMDの中でも常に上位なのですよね。
ちなみに記事内容はVRChatを想定して書いています。
通常のゲームとかは想定してないので、注意して下さいね。
物がないのは仕方がないので、乗り換え先として選択したのがQuest Pro。
……本当はVarjo Aeroをポチるつもりだったのですが、クレカ決済が通らなくて、まごついている内に売り切れたんですよネー(遠い目)。
このQuest Pro、『Pro』の名が付いてはいるのですが、先にPico4が発売されてしまったため、発売された時点で微妙な存在になってしまったという曰く付きのHMDです。
一般ではなく開発者向けな事もあってか、発売時の価格も約23万円と、Pico4の49,000円(Quest Proと同じストレージ256GB版が59,400円)と4倍程度の差があったのも不人気な理由。
その後、不人気すぎたのか半年もしない内に約16万円へと値下げ。
定価で買った人涙目。
更にその半年後にはQuest3が発売され、半値以下の後続機種にスペックのほとんどで上回られてしまったため、存在意義すら怪しくなってしまいました。
で す が !
アバターを用いるVRSNSにおいては、現在、実売価格12万円前後とかなりお買い得なHMDとなっております。
と言うのも、Quest Proにはフェイストラッキングが搭載されており、自身の表情とアバターの表情を連動させることができるのです。
アイトラッキングが搭載されているHMDの中には半目ができないものもあるそうですが、Quest Proは半目もいけます。
アップデートにより出し入れできるだけではありますが、舌トラッキングにも対応し、ますます隙がなくなりました。
とは言え、フェイストラッキングが必要ないのであれば、ほぼ全ての機能でQuest3が上回っているので、一般的にはQuest3一択です。
不人気すぎたためか、2023年の最初の方にはQuest Proの部品の追加生産は不要だと伝えたらしく、現在ある部品がなくなり次第生産終了となる事も選択肢から外れる理由。
乗り換え先も沈没船なのは世知辛いよね……。
そんな訳で、今回はレビューと言うか、主にQuest2(たまにIndex)と比較しながら書いてみたいと思います。
私の所持しているHMDの中で、IndexとQuest2ではフレネルレンズが使われています。
利点欠点は色々ある訳ですが、HDMとしての欠点は、キッチリとピントが合う範囲が狭いこと。
レンズの中央にしっかりと視線を合わせないと、画像が鮮明に見えないと言う難点があります。
HMDは前面部に色々と機械を詰め込んでいるため、かなり重心が前側に偏っています。
つまり、重さで段々とズリ下がってくるわけで、そうなると一気に画像が不鮮明になって見づらくなってしまう訳ですね。
Quest Proではパンケーキレンズになり、その問題点を一気に解消。
Quest2とQuest Proの写真を比較してみれば、違いは一目瞭然ですね。
鏡面のような美しさのレンズ!
と言っても、最近のHMDはみんなパンケーキレンズに切り替えているので、別にQuest Proの利点でも何でもありませんけど。
残念ながら解像度は片目1832×1920(両目3664×1920)と、Quest2とほとんど変わりありません。
その代わり、高い彩度やコントラスト、ミニLEDを500個以上使ったローカルディミングによる明暗差など、Quest2と比べても随分と画像が鮮明になっています。
解像度が高いQuest3と比べても綺麗に見えると言う話。
また、フレネルレンズとは違い、レンズ中央以外でもピントの合う範囲が大きく、少々ズレた程度では画質を失うようなことはありません。
そのため、雑にHMDをかぶっても画質に影響が出にくくなり、解像度が低いIndexと比べると一気に綺麗になったように感じます。
ただ、私はIndexからの乗り換えのため大きな違いになりましたが、Quest2からの乗り換えの場合はそれほど差を感じるほどではないので、Proと名乗るのであれば、解像度はもっと頑張って欲しかったですぞ?
また、ローカルディミングでディスプレイの光洩れがなくなるかな……とか思っていたらそういう事はなかったので、真の闇の視界を期待する人は気を付けてくださいね。
Quest Proには顔の周りを覆う遮光クッションなどがなく、オープン状態になっています。
外部の情報が大きく入る反面、没入感を損なう作りになっているわけです。
一応本体には、遮光ブロッカーが付属しているので左右からの光をシャットアウトすることができるようになっています。
遮光ブロッカーはゴム製で、マグネットでHMD本体に簡単に取り付ける事が出来ます。
指で簡単に曲げられるほど柔らかく、幅広の眼鏡を付けたままでもHMDを着脱する際にはそれほど邪魔にはなりません。
眼鏡を掛けたまま使いたい人には、嬉しい変更点ですね。
また、HMD上部に『アイレリーフ調整ダイヤル』があり、それを回すことによって、レンズの位置をある程度前後させることができます。
大きな眼鏡でも、これで安心だね!
でも、ダイヤルに滑り止めがないのは減点対象だぞ!
いや、何でツルツルのままなのよ……。
ちなみに、別売りで遮光フルブロッカーが販売しているので、どうしても外から入ってくる光が気になる人は、そちらを入手するのが良いと思われます。
私は足元とか気にしながらプレイしないといけないから、付属の遮光ブロッカーでいいかなあ……?
Quest2では三段階だったIPDが、Quest Proでは55~75mmの間で無段階調整ができるようになりました。
瞳孔間距離は個人差があるので、良い変更点ですよね。
Quest2と違ってHMDをかぶったままでもPDの調整ができます。
とは言え、指を突っ込んで動かす方式に変わりはないので、できればダイヤルなどで微調整できると良かったですね。
HMDには、公式やサードパーティーに眼鏡なしで使用できるように、度付きレンズが発売されてますね。
Quest Proも扱いは少ないのですが、同様に眼鏡なしで使用することができます。
眼鏡のままHMDを被っても良いのですが、レンズ面が接触して傷が付いたり、そもそも奥行が足りなくて顔面を圧迫することになったり、フェイスクッションが小さすぎて眼鏡自体が入らなかったりと、快適性を損なう事にもなるので、可能なら注文しておくのが吉です。
私の場合は、ヴァーサタイルを使用しています。
Quest2用に注文したものですが、滑り止めやアタッチメントを追加購入することによって、IndexにもQuest Proにも対応した優れものです。
HMDを別のメーカーに買い替えた場合、レンズの買い替えも必要になる場合があるので、使いまわせるのは本当に嬉しいですね。
話が逸れましたが、Quest Proにはフェイストラッキングが採用されていますね。
パンケーキの周囲に赤外線センサーが5つ搭載されていますが、どうも専用の度付きレンズの中には、フェイストラッキングが考慮されていないものもあるようなのです。
つまり、レンズのフレームでセンサーを塞いでしまい、アイトラッキングが機能しなくなると言う事ですね。
幸いにも、ヴァーサタイルはそのままの形で完全対応だったため、問題なく使用することができました。
ただ。
レンズが目に近くなるので、まつげがヴァーサタイルのレンズにバシバシ当たります(笑)。
専用に設計されているわけではないので、こういう不具合は出てしまいます。
レンズがすぐに汚れてしまうので、何とかしたい所ですね。
額に布でも挟んで、強引に隙間を空けるしかないですかね……?
何度か触れていますが、Quest Proにはフェイストラッキングが採用されています。
アイトラッキングとリップトラッキングの両方を標準搭載しているHMDは、現状ではQuest Proだけ……らしいです?
今後も採用されるかは分からない機能ではありますが、Quest Proの存在意義である、フェイストラッキングの動画を撮影してみました(※Virtual Desktopで接続しています)。
これは楽しい!
VRChatではハンドサインの形によって表情を変えることができるのですが、Quest Proでは眉、まばたきや半目、口の形や左右の位置、頬のふくらみ、舌の出し入れが自分の表情と連動できます。
眉に関しては、導入したFacial Tracking設定UnityPackageの設定上の関係なのか、はたまたQuest Proの仕様上の問題なのか、目や口の動きと同期しているようで、単独で動いているのかどうかはちょっと良く分かりません(汗)。
Quest Proは眉にも対応しているそうなので、設定次第では単独で動かせるようになるのではないかと思います。
VRChatにおいてのフェイストラッキングの利点と難点としては、
利点
・ハンドサインに捕らわれず、出したい表情を出せる事。
・カメラ目線は元より、視線を逸らしたりなど、自在に操れる事。
・写真を撮る勢には超強い。
欠点
・漫画的な表情ができなくなるため、表現力が低くなる事。
・常に意識してないと、無表情&意図しない表情になる事。
・視線をごまかせないため、見ている位置がモロバレな事。
などが挙げられます。
特に視線はおっぱいとか見てたら、モロバレじゃよ?(笑)
私は割と視線を外しながら(色々なものを見ながら)話したりするので、会話中視線を逸らしまくりで多分印象悪いです(笑)。
一応、私が導入したフェイストラッキングの設定データにおいては、ハンドサインに連動させた表情でもフェイストラッキングの設定が働くようなので、ハンドサインの設定に漫画的な表情を仕込んでおくか、EXmenuで表情アニメーションを変更すれば何とかなりそうです?
フェイストラッキングは一度使うと、なければ物足りなくなる麻薬のようなものです。
今後も新機種で導入して欲しい機能ではありますが……現実的にはどうなんですかね?
Quest Proは最初から後頭部の支えがあり、Quest2で言えば、エリートストラップが標準装備されている形になっています。
それに伴ってか、頭頂部のストラップがなくなり、額と後頭部で支える形になっています。
締め付け具合は後頭部のダイヤルで調整することが可能で、自分の好みに調整できます。
頬や目の周りの圧迫感がなくなったので快適にはなったのですが、その代わり額への締め付け感が強くなり、これが人によっては結構な痛みを生じさせます。
この辺りは個人差があるようですが、早い人は30分程度で痛みが出てくるようです。
もちろん、装着感は痛みもなく全然快適……と言う人もいるので一概には言えないのですが、頭頂部にサードパーティーのストラップを追加することによって、装着感を改善する事は可能です。
頭頂部のストラップって、大事なものだったのですね……。
正式名称は『Quest Touch Proコントローラー』。
Proコンと略される事が多いようです。
でも、Proコンって呼ばれ方のコントローラー……多すぎない……?(代表:switchのProコン)
コントローラーに3つのカメラが内蔵されており、セルフトラッキングを行うことができるので、HMD側のカメラから見えない場所でもLighthouse方式ほどではありませんが、粘り強くトラッキングしてくれます。
例えば、腰の後ろ。
例えば、弓を引く動作をした場合の頭の後ろ……など。
どちらも、Quest2では確実にトラッキングが飛びますが、Proコンはその程度ではトラッキングが外れたりすることがありません。
つよい。
ちなみにこちらのProコン、普通にQuest2や3でも使用できたりします。
ただ、このコントローラー自体の評判はそれほどよろしくないのが現状。
理由は後述にて。
Quest2では電池交換式でしたが、Quest Proのコントローラーは充電式になりました。
駆動時間は最大で10時間と言ったところですが、VRChatユーザーには短いと言う人もいるかも知れません。
難点としては、充電がUSB方式ではなく、接点充電になってしまったこと。
つまり、専用端子を使用します。
Quest Proには充電スタンドが付属しているのですが、基本的にはそこにHMDと一緒に取り付けて充電をすることになります。
また、専用の充電ケーブルが付属しているのですが、スタンドで充電することを前提としているためか、なぜか1本しか付属してきません。
なんでさ?
また、接点式になった関係で簡単に外れるようになっており、充電しながらの使用も難しくなっています。
せめて、Proコン本体にも充電用のUSB-C端子が付いていれば良かったのですけれどもねえ……。
私は冬に購入したため、まだその症状には直面していませんが、どうもProコンはトラッキングが異様に飛びやすかったり、熱暴走を起こして機能停止をしてしまったりするようなのです。
Twitterでもトラブルに頭を抱えてる人が散見されますが、逆に何のトラブルもない人も同じように散見されています。
つまり、絶賛されているかボロクソに言われているかのどちらかです。
……個体差なのか、環境差なのか?
そもそもの設計ミスの可能性もありますが、iPhoneのFaceIDが発する赤外線がトラッキングを阻害していて、iPhoneを伏せたら安定動作するようになったという話もあるので、何とも言えないのですよね……。
また、Indexコンほどでないにしろスティックの耐久性はやっぱり低いらしく、ドリフトやタッチセンサーの不具合などが早期に起こるような意見も多くみられました。
VR機器、ホント値段の割に耐久性低すぎない……?
とまぁ、Proコンが素直に勧められないのは、こんな理由があったからだったりします。
今後発売される、contact sheetなどの指トラッキングができるアクセサリー合わせれば、最強のコントローラーになれる資質はあるのに勿体ない……。
現実空間に仮想空間を投影できるARの機能。
そして、それを実際に触って操作できるMRの機能。
Apple Vision Proが発売され、一気に注目を集めました。
Vision Proが発売するよりも前に、Quest3でも同様の機能で注目を集め、発売直後はMRで遊ぶ動画がいくつもアップされていましたね。
さて、話が逸れましたが。
ARやMRを体験するには、HMDを装着したまま外部の情報をそのまま見られるパススルー機能が重要になります。
Quest2ではモノクロで解像度も低く、実用的には厳しいものがあったパススルー機能ですが、Quest Proは解像度がアップし、更にカラーになりました!
……だったのですが、Quest Proの前にPico4が発売され、そのPico4は立体感が乏しいとは言え、フルカラーパススルー機能を搭載しており、発売前から型遅れ状態に。
どうしてこうなった。
更に後発のQuest3でPico4を上回るフルカラーパススルー機能を実装してきたため、ますます立つ瀬がなくなる事に。
本当にどうしてこうなった。
そもそもQuest Proのカラーパススルーは、モノクロに色を重ねて表示する仕様になっているようで、厳密にいえばフルカラーではないのですよね。
機能的には立体感があるQuest Proが単眼カメラのPico4に負けることはないのですが、パススルーは画質が命だと思いますので、そこが損なわれているのは非常に勿体ない。
これはQuest Proだけの問題ではなく、Quest2や最新のQuest3でも同様です。
Questは外部マイクが使えない仕様になっています。
USB-C端子にヘッドセットやマイク付きBluetoothイヤホンなどを挿し込んでも、音声入力はQuestのままになるので、事実上内部マイクしか使用できないようです。
アップデートで外部マイクが使えるようになると言う噂もありますが、果たして……?
これもQuest Proだけの問題ではありませんが、スピーカーの音量が高いと、マイクがその音を拾ってしまい、ループバックしてしまうようです。
Indexでは全然問題なかったのですが、あちらはイヤースピーカーを採用していたので、その差でしょうか?
どちらにしても解決するには素直にイヤホンを使えばいいのですが……個人的にはイヤホンは使いたくないのですよね。
理想はやはり、Indexタイプですかねえ……?
ざっと紹介してきましたが、結論から書くと、基本的には何も考えずQuest3を買うのがベストバイです。
そもそもQuest3は、Quest Proに対してスペックのほとんどで上回っている状態なので、基本的にQuest Proは選択肢には入りません。
Proコンも別途購入すれば問題ないわけですしね。
ではQuest Proの存在価値はと言うと、やはりフェイストラッキングです。
フェイストラッキングがやりたい!
と言うのであれば、購入する価値は十分にあるのではないでしょうか。
以上、簡単でしたがQuest Proの紹介でした。
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Virtual Desktopのβ版が公開され、Index式ハンドトラッキングと仮想フルトラッカーが使えるようになりました。
2月6日にX(旧Twitter)で発表されてから、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
ひとまず、私も使ってみたので軽く感想などを書いてみますね。
※2024年3月15日に正式版が実装されましたので、β版の部分に関しては読み飛ばしてください。
まず、Virtual Desktopのβ版をPCにインストールするために、DiscordのVirtual Desktop公式サーバーに登録をしましょう。
公式サーバーへのアクセスは、
Virtual Desktop streamerがPCにインストール済みであれば、『ABOUT』からアクセスするか、
Virtual Desktopの公式サイトからアクセスできます。
今度とも色々情報が出てくると思うので、これを機に公式サーバーの登録をしておきましょう。
公式サーバーにアクセスしたら、『announcements』に英文ではありますがβ版の参加方法が記されているので、その通りに作業します。
掻い摘んで書くと、
と、なります。
まずは、Virtual Desktop streamer BetaをPCにインストールしましょう。
手順は省略しますが、上記の通りにDLしたexeファイルを手動インストールすれば、
Virtual Desktop streamerのバージョンが『1.30.3』になっているハズです。
ご確認ください。
PCでの作業は以上となります。
次に、QuestのVirtual Desktopのアップデートします。
先にも書いた通り、Metaのスマホアプリ、Quest内のライブラリ、どちらからでもできますが、ここではアプリを使ったやり方を説明します。
アプリでの操作は以上です。
次に、Quest内のアプリを開き、Virtual Desktopを手動インストールします。
設定の手順が間違っていなれば、アップデートできるようになっているので、普通にアップデートするだけです。
インストール完了後、こちらもバージョンが1.30.3になっているか確認してください。
Quest、PC双方のバージョンが一致していれば、一旦の作業は終了です。
それでは、いつも通りQuestのVirtual Desktopを起動しましょう。
正式版でも違いはないようなので、記事はこのままで。
STREAMINGに『Forwrd tracking bata to PC』が増えているので、チェックを入れます。
VIVEトラッカーのエミュレートを使いたい場合は、『Emulate SteamVR Vive trackers』にチェックを。
ハンドトラッキングを使いたい場合は、『Emulate Index controllers』にチェックを入れてください。
Virtual Desktopでの作業は以上です。
成功していれば、
PC側のSteamVRのウィンドウに、Indexコンとたくさんの仮想トラッカーが表示されているハズです。
SteamVRを起動すれば、SteamVR上の画面に、Indexコントローラーとトラッカーが表示されています。
Questコンでも、Indexコンの表示になります。
様々な要因が考えられますが、私が直面した内容について書きます。
設定を行っても、仮想トラッカーは表示されないし、ハンドトラッキングもハンドサインになってしまい、5本指を動かすことができません。
メニューを開いたときに表示されるコントローラーはQuestのままです。
解説サイトなどには、Indexのコントローラーが表示されるとあるのに、なぜなんだろう……と首を傾げていましたが、色々弄り回した結果、原因が特定できました。
SteamVRの設定のアドオンの管理で、スタートアップ関係の項目がありますが、その中にある『Virtual Desktop streamer(Quest)』。
これがOFFになっていたのが原因でした。
SteamVR2.0が実装された後、メニュー画面を開こうとするとフリーズしてSteamVRがエラー落ちしてしまう現象に悩まされました。
QuestではなくIndexを使っていたからですが、Virtual Desktop streamer(Quest)をOFFにする事により、エラーが起きないことを知り、以降、ずっとOFFにしたままでした。
ONに切り替えたら、問題なく動作しました。
あくまでも一例ですが、参考までに。
あくまでも仮想トラッカーなので、実用的に使える部位は限られています。
具体的に書くなら、両肘、胸、腰の4か所のみです。
試してみましたが、下半身は当然ながらほとんど機能せず、腰もないよりは良いですが動作がかなり限定されるため、所持しているのであれば物理トラッカーを使った方が良いです。
飛ばないトラッカーと言う意味では素晴らしいのですけれどもね。
腰と足は、物理トラッカーにお任せと言う事ですね。
仮想と物理のトラッカーの併用となるため、被ってしまう場所は仮想トラッカーの機能を無効化をしなければいけません。
本来であればQuestでトラッカーを認識させたように、『steamvr.vrsettings』の設定を書き換えるわけですが……ここはズバリ、ツールを使って解決してしまいます
すでに『Virtual_Desktop_Body_Tracking_Configurator』と言う、設定ファイルを開かずにトラッカーのON/OFFを変更できるツールが公開されています。
このような感じで、使用するトラッカーの場所を簡単に指定できます。
私は、両肘と胸の仮想トラッカーのみを残しました。
上肘(arm upper)のトラッカーは、話によるとVRChatで使用する場合は無効化した方が良いとの事なので、仮想トラッカーは3個所のみになりますね。
最後に『Export Settings(All Pages)』をクリックすれば、書き換えが行われます。
では実際に、仮想トラッカーを使用した動画をアップしてみました。
胸、両肘が仮想トラッカーで、腰、両足はVive トラッカーです。
HMDはQuest Proを、コントローラーはQuest touch Proを使用しています。
ちなみに、Quest2でも動作は確認済みです。
まずまずの精度ではないでしょうか。
でも、もう少し考えて動けばよかった(白目)。
肘の方は、物理トラッカーを使用した事があると物足りませんが、ある程度追従してくれるので写真撮影程度であれば実用レベルでしょうか。
touch Pro コントローラーを使用していると、一切飛ばない無敵の肘が完成します。
割と、とんでもないな?
ただ、動画やダンスを撮影したりする場合には気になる程度の遅延があります。
1秒程度の遅れが出るでしょうか?
通常使いにはほぼ影響はありませんが、激しく動いたりする場合は、物理トラッカーを使った方が良いかも知れません。
おま環かも知れませんが、左肘……と言うか肩? の挙動が少しおかしかったですね。
両肘を同じだけ横に上げても、左腕がわずかにしか上がらなかったりしたことがありました。
ひょっとしたら、仮想胸トラが影響を与えているかもしれませんね。
※どうもカメラで肘の位置を特定しているのはQuest3のみらしく、Quest2やProではコントローラーの位置や角度で肘の位置を推定しているらしいです。
つまり、手首を動かすと肘も同時に肘も動き、肘を固定したまま手首を動かす行為はできないと言う事……らしい……!……?
Quest3は持ってないので、自分では検証はできないのですが。。。
また、仮想肘トラッカーを使用している場合、肘を回転させると捻じれます。
物理トラッカーを使っている時にはなかった現象なので、この辺りはまぁ仮想かな……と言った感じです。
胸トラッカーは使ったことがないので物理と仮想の差は分かりませんが、上半身を捻ると上半身のみがついてきたり、体が正面を向いている状態で頭だけ横を向けられたりと、しっかりと機能しているようです。
胸トラッカーがない場合は、頭と胸が同じ方向を向きますからね……。
振り向きポーズも当然いけます。
ちなみに物理のIndexコントローラーでも試してみましたが、仮想トラッカーがまともに機能しませんでした。
仮想Indexコントローラー(ハンドトラッキング)か、Questコントローラーは必須となるようです。
では、ハンドトラッキング(Indexコントローラーエミュレート)についてです。
Indexコンエミュレートをオンにしている場合、通常のコントローラーでグリップを握ると、中指、薬指、小指を同時に握り込んでしまうので、中指を使うハンドサイン……つまり、ピースができなくなるようです。
仕様なのか、正式版で修正されるかまでは分かりませんが、仮に仕様だった場合はちょっと困りますね?
ハンドトラッキングに関してですが、現在はハンドトラッキングのみでの移動等はできないものの、指が思い通りのワキワキ動かせるのは実に楽しいです。
ただ、Questのハンドトラッキングとは違い、あくまでIndexコンのエミュレートのため、指の間を開いたり閉じたりと言った動きはできません。
あくまで指の折り曲げだけですね。
またトリガーに該当する人差し指以外は、ある程度曲げると一気に折れ曲がるので、繊細な動きはできないようです。
それでも、表現の幅はかなり広がるのではないかと思われますね。
実際のIndexコントローラーの違いとしては、コントローラーを手に持っていないため、しっかりと両手を合わせることができる事です。
指を組んだように見せる事もできるため、『オーロラエクスキューション』とかのポーズも可能ですよ!
問題点としては、Questのカメラ範囲でないとハンドトラッキングは利用できないので、常時、「よろしい、ならば戦争だ」のポーズになってしまうことですね(笑)。
頭の上や顔の横でもトラッキングが飛びますので、視界内のみ有効な感じです。
そういう意味では、ハンドトラッキングが正式実装されたからと言って、contact sheetやyubitora+などのQuestコンアクセサリーの出番がなくなることはないと思います。
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前回の続きです。
諸事情でスマートロックを購入しましたが、セサミ5に合わせて同時購入して貰いたいものが、こちらのセサミタッチになります。
セサミタッチ 、セサミタッチProの2種類が展開されていますが、大半の人は通常のセサミタッチで必要十分だと思われますが、今回私が購入したのはセサミタッチProの方です。
スマートフォン中心の生活を行っているため、鍵を開ける手段はいくつか用意しておきたかったからです。
なお、家族がうっかりiPhoneもApple Watchも持たずに外に出て閉め出されましたが、パスワード式だったために難を逃れたという、ネタのような話が現実に起こりました(笑)。
みんなも気を付けるんだよ!
では軽く紹介していきましょう。
では、早速開封していきます。
パッケージも中身はシンプルに、セサミタッチPro本体、両面テープの予備、マニュアル類のみとなっています。
本体は黒一色。
外に設置するものなので、IP65の防水・防塵の設計。
0~9の番号と、解錠と施錠のボタン。
キーパッドの下にはFeliCaとMIFAREリーダーを搭載。
下の黒い丸は指紋センサーですね。
つまり、FeliCaとMIFARE搭載したカード(交通系ICカードなど)、指紋、パスワードと言う複数の解錠手段を用意できるわけです。
変わり種では、エネキーとかもいけるらしいですよ?
ちなみにセサミタッチとセサミタッチProの違いですが、パスコードを登録できる事と、バッテリーを4本まで入れられる事ですね。
裏面には両面テープと、透明な蓋からバッテリーがチラ見えしています。
セサミ5のバッテリーと同じものですね。
では、まずは裏蓋を外していきます。
セサミ5に付属していたプラスドライバーでネジを回すことができますが、このネジはただ回すだけでは外れてくれません。
ピンセットなどで限界まで緩めたネジを挟み、カバーごと引っ張り上げることによって裏蓋を外す仕様です。
ちなみに、ネジは裏蓋から外すことはできないのでご注意ください。
バッテリーはリチウム電池のCR123Aです。
絶縁テープが挟まっているので、忘れずに抜き取るようにしましょう。
上の方でも記述しましたが、セサミタッチProは最大4本までバッテリーを搭載できます。
公式によると、2本で約550日、4本で約1,100日のバッテリーもちになるとか。
交換頻度は少ない方が良いので、ありがたい感じですよね。
本来であれば、そのまま裏蓋を戻して扉に貼り付けるわけですが……現在購入するものにはバッテリースライドカバーが別途付属してきます。
こちらですね。
過去にセサミタッチProを購入していた人には、配送で送ってくれると言うサービスっぷり。
すごい。
従来のセサミタッチProですと、バッテリーの交換が必要になるたびに扉から剝がし、両面テープを綺麗に剝がした上で新しい両面テープを貼ってから扉に取り付ける……と言った、少々面倒な作業をする必要がありました。
しかし、バッテリースライドカバーに交換してやれば、バッテリーの交換がとても楽になります。
両面テープは貼っていませんが、実際に裏蓋を交換するとこんな感じ。
後は本体を上側にスライドするだけで、簡単に付け外しができるようになります。
扉に取り付けてみました。
スライドカバーに変更してあるので、本体をつまんで上にスライドするだけで簡単に扉から本体を取り外すことができます。
ただ逆に言えば簡単に取り外せてしまうのが原因で、イタズラなどで持っていかれる可能性もあります。
防犯対策は何か考えた方が良さそうです。
写真のような明るさではありませんが、バックライトが点灯するので、暗い中でも操作に難儀することはありません。
ただ、操作するまでは目印になるようなものが何もないため、扉の周囲に明かりがない場合、どこにセンサーがあるのかさっぱり分かりません。
玄関にセンサーライトを設置するなど、対策をすると捗るかも知れませんね。
まず前提として、セサミタッチProがあればスマートフォンすら必要なくなります。
スマートロックのセサミ本体と、セサミタッチの双方が揃っていれば問題ないからです。
解錠手段は多岐に渡り、
と、複数の手段を用意できます。
Apple Watchに搭載したSuicaで解錠を試してみました。
カードを認識した瞬間に解錠されるほどに爆速です。
アプリでBluetoothの接続を待つよりも、遥かに早いですね。
また、ロックも施錠ボタンを押したら即反応してくれます。
押す癖をつけておけば、オートロックに頼る必要もなさそうです。
基本の解錠はNFCが良さそうですね。
Apple Watchならカードを取り出す手間もいらないので、最高の解錠手段になるのではないでしょうか。
続けて指紋認証です。
ICカードに比べると時間はかかりますが、しっかりと解錠してくれますね。
精度に関してですが、スマートフォン並みの精度を期待すると痛い目を見そうな感じです。
ただ、アプリには100個まで指紋を登録できるので、同じ指を角度を変えながら複数登録すればそれだけ精度が上がります。
用途に応じて、いくつか指の指紋を登録しておくのが良いでしょう。
ただ指紋認証は、雨などで手がふやけたりすると反応してくれません。
メインの解錠方法にするのは少々危険ですね。
無印のセサミタッチとの違いが、パスコード入力ができる点です。
基本的な流れとしては、登録したパスコードを入力してから、解錠ボタンを押す。
これだけです。
一番の強みは、ロック解除の最終手段になる事ですね。
つまり、スマートフォンのバッテリーが完全に切れるか故障、その上で指もふやけて指紋でも解錠できない場合でも有効と言う点です。
複数の人が出入りする場所などでは、パスコードさえ知っていれば誰でも出入り可能にもなります。
基本的には無印のセサミタッチで問題はありませんが、手段は複数用意しておくといざと言うとき安心ですね。
Proである必要はありませんが、バッテリーの取り換え頻度が少なくなるのは大きな利点です。
セサミのスマートドックを導入する際は、
と言う事で、スマートロックとしてのセサミ5の強みを爆上げしてくれるオプションツール。
正直、同時購入しない理由がありません。
Proである必要はありませんが、バッテリーの取り換え頻度が少なくなるのは大きな利点です。
CANDY HOUSE JAPANのスマートロックを導入する際は、是非同時購入をしましょう!
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以前から考えていましたが、我が家にもスマートロックを導入してみました。
理由としては、現在使っている鍵で我が家の扉の鍵を開けることはできるものの、閉めることができなくなったため(笑)。
経年劣化の摩耗ですね~、これは仕方がない。
予備はもちろんあるのですが、ひとまず開けることができるのであれば、それを使うよりも検討していたスマートロックを導入した方がいいよね……と言う事で、思い切って買ってみました。
スマートロックを導入するにあたり、悩んだのがメーカー。
色々調べた結果、SwitchBot、Qrio Lock、CANDY HOUSE JAPANの3社に絞られましたが、機能面やら値段やらを比較したところ、CANDY HOUSE JAPANが要望の機能をほとんど満たしている上に安価……と言う事もあり、セサミ5を購入してみました。
Amazon辺りで購入しようと思いましたが、製品比較の際に公式サイトをチェックしてみた所、全てにおいて公式サイトの方が安いという謎の現象に出くわしたので、公式サイトで購入しました。
送料入れても公式が最安値なのは、どういうことなの……?
それはともかく、注文から3日ほどで手元に届きました。
内容物は以下のとおり。
となります。
こちらがセサミ5の本体です。
サイズは93 x 57 x 55 mm。
手の中に納まる程度の大きさです。
更にスリムなセサミ5 Proもありますが、ほとんどの人にはこちらのセサミ5で十分だと思われます。
本体の色はブラック、シルバー、ホワイトの3色。
扉の色や家の環境に合わせて選択するのが吉。
私は無難なブラックを選択してみました。
重量は約140g。
扉への取り付けは両面テープになるので、本体は軽いほど良いですね。
鍵に合わせての高さを変えるためのアダプター。
取り付けネジが4本付属しています。
こんな感じで、サムターンの高さに本体を合わせることができます。
両面テープで扉に貼り付ける関係上、セサミ5を取り外すたびにテープを交換しないといけませんが、アダプタをかませておけばネジを外すだけで本体の付け外しができますね。
ただ、予備のネジはないので、紛失には注意しないといけません。
裏面。
サムターン受けパーツは固定されておらず、上下左右にかなり自由に動きますが、それが正常です。
壊れているわけではないので、安心しましょう。
サムターン受けパーツは360°制限なく回転します。
つまり、1回転以上回転が必要な鍵でも対応可能との事です。
また、サムターン受けパーツはネジを外せばプレートの幅や高さの調整も可能で、厚みのある特殊な鍵でも対応可能。
極一部を除く、ほとんどの鍵に対応しています。
仮に合わなくても、規格内であれば公式に相談すれば、アダプターを作って対応してくれるそうですヨ。
本体上部をスライドすると、バッテリーとご対面。
使用電池は長寿命のリチウム電池のCR123A。
家電量販店やディスカウントショップなどで購入できますが、通常の電池と比べると入手難度は少し高め。
普通にAmazonなどで、日本製のものを購入するのが無難でしょう。
もちろん公式サイトでも扱っているので、そちらで注文するのもありでしょう。
絶縁テープが挟まっているので、抜き取るのを忘れないようにしましょう。
抜き取った瞬間に、表面のBluetoothのランプが点滅するので、目視しながらやるのが吉。
ちなみに公式ではバッテリーは電池2本で1年以上もつとの事ですが、予備のバッテリーは用意しておくといいかも知れませんね。
さて、まずやる事は、自宅の扉の鍵にセサミ5が合うかどうかです。
実際に扉に押し当ててみましょう。
我が家の鍵は極標準のものですので、特に本体側を調整することなく取り付け可能でした。
後は、実際にサムターンを回してみて、しっかり回転するかどうかを確認しておきます。
問題なければ、専用のアプリの導入をしていきます。
では設定を行っていきます。
まずはアプリストアから公式アプリをダウンロードします(iPhoneを使っているのでリンク先はApp store)。
検索すると2種類ありますが、片方は旧アプリなので、鍵のマークの方をダウンロードしましょう。
アプリを起動すると、上の画像の画面が表示されるので、右上の①のボタンをタップし、②の新規デバイスをタップします。
セサミ5が正常であれば、セサミ5の名前が表示されるので、それをタップ。
鍵の角度の設定をしますが、後で自由に変更できるので、この場面では動作確認も兼ねて適当に登録してしまいましょう。
この時点でサムターンが自動的に回転すれば、正常に接続されています。
登録完了後、南京錠のマークが施錠の赤かの青で表示されます。
そこをタップしてやると、鍵の開け閉めができるようになります。
本体を扉に取り付ける前に、実際の動作確認を行います。
ひとまず本体を床にでも置いておいて、扉の外からアプリが実際に接続されて、解錠可能かどうかを確かめましょう。
これは家の中に家族がいるので取り付けた後で撮影していますが、皆さんは取り付け前に確認してくださいね?
設置後だと、アプリの設定ミスやうっかりなどで閉め出されかねませんからね。
スマートフォンとBluetooth接続された後は、爆速で鍵の開け閉めができます。
ボタン一つで施錠解錠が可能とか凄い便利……。
ただ、セサミ5との接続はBluetoothのため、実際に解錠できるようになるまでには数秒のタイムラグがあります。
正直、鍵を取り出して使う手間とそう変わりがないため、セサミ5本体だけだと微妙な使い勝手な感じです。
そこで、セサミタッチ、またはセサミタッチProとの同時購入をお勧めします。
これらのオプションパーツを組み合わせると、使い勝手が格段に上昇します。
長くなるので、そちらの方はまた別記事として投稿します。
通知機能はその名の通り、鍵が施錠や解錠された時に通知してくれる機能です。
アプリ内の通知をオンにする事によって、スマートフォンに通知が来るので防犯にも適した機能ですよね。
もちろん履歴も閲覧できます。
……なのですが、この通知はセサミ5のBluetoothの接続範囲内でないと機能せず、接続された瞬間に十数件の通知が一気に来たりすることもあるので、ぶっちゃけほとんど意味がありません。
正直うっとうしいだけなので、基本的には通知はオフにしておくのがおすすめです。
Wi-Fiモジュールがあれば都度表示されるので非常に意味のある機能になりますが、そのWi-Fiモジュールは入手困難なため自身では確認はできず。
なんで、そんなに品薄なの……?
本文にも何度も出てきていますが、これはそのままですね。
実用的には左程問題はないのですが、アプリを開いたままでも接続までには数秒程度の時間を要します。
通知機能の項目でも書きましたが、玄関を通過する際にBluetoothの接続が間に合わず、それが繰り返されて十数件分の通知が溜まってしまう事もしばしば。
また、鍵の解錠自体もまたされる場合があるので、鍵を取り出して開けた方が早いよ……と言う事にもなりかねません。
使いたい機能がいくつか封印される事になるので、とても残念な感じです。
ただ、通知や接続に関してはWi-Fiモジュールを導入すれば一気に解決できる問題でもあります。
機能を使いたい人には必須なオプションですね。
まず、前提として。
手ぶら解錠の項目は、なぜかこんな下の方に追いやられています。
公式さん、使わせる気がないよね? そうだよね?
で、その手ぶら解錠の使い勝手ですが、正直……かなり微妙ですね。
まず、正常に作動しない。
動作がかなり不安定です。
正直、おまけ機能と考えた方が良さそうです。
また、スマートリモコンのNature Remoなどでもそうなのですが、建物によってはGPSの位置が大きくずれることがあり、家の中にいるのに外出時のルーチンが働いて家の照明がOFFになることがたまにあったります(笑)。
そのため200mの範囲で出入りした時に機能するように設定してありますが……それでもたまーにルーチンが働いてしまうことがあります。
それと同様のことが、セサミ5でも起こりえるわけですね。
起きている時ならまだいいですが、玄関と部屋の距離によっては、深夜の寝ている時間帯に鍵が勝手に開いたりする可能性もある訳で、防犯的にはかなり疑問な機能だと思います。
現状の完成度では、基本的には使わない方が良いと思われます。
なのです。
解錠後、設定した時間が過ぎると、自動的にロックをしてくれます。
設定時間は3秒~1時間の間で調節可能となっています。
閉め忘れには非常に重宝する機能なのですが……こちらの問題点はカウンターがリセットされない事。
つまり、短時間で設定していた場合、ドアが開いたままでも自動的にサムターンを回してしまうと言う事ですね。
ちょっと使い勝手が悪い感じ。
なので、こちらもオプションのオープンセンサーを導入すると一気に化ける機能なので、追加投資がおすすめです。
鍵は絶対に持ち歩いてください。
スマートロックは楽に鍵の開け閉めができるようになるデバイスであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
電池で動く電子機械である以上、故障したら機能しませんし、バッテリー切れも考えられます。
また、本体が壊れずともセサミ5の両面テープが剥離して落下する可能性もあるため、最後の解錠手段としての物理鍵は必須となります。
必ず持ち出してください。
簡単に書きましたが、セサミ5本体のみだと機能が制限されて使い勝手はあまり良くないです。
それでもスマートフォンのみで動作するのは強みですが、本来の性能を発揮させるにはオプション……特に、セサミタッチは必須となります。
合わせて購入して欲しいので、次回はセサミタッチについて書いてみたいと思います。
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RTX4090を搭載したPCを購入してから、4ヶ月程度が経過しました。
RTX3070を搭載したPCではWQHDのモニターを使っていたのですが、その時から気にはなっていたのが4kモニターの存在です。
3070では4kはスペック不足感があるので手は出しませんでしたが、現行最強のGPUである4090であれば適正の解像度となります。
そういった事情もあり、色々と調べてはいたのですが、とても凄いモニターがセールしていたので買ってしまいました!
ちょっと背中を押してもらったところはありますけど、フロムからアーマード・コア6の発売が決まりましたし、やっぱりACを4kでやりたいよね!
と言う事で、半ば勢いに任せてよく知らない中華メーカーのセール品を購入。
……ポチった後に、ちょっと後悔したことは言うまでもありません(笑)。
実際に同メーカーのモニター使ってる人がフォロワーさんにいなかったら、まず選択肢には入らなかったよね!
しかし実際に届いたモニターを使ってみると、そんな後悔が吹き飛ぶぐらいの凄いものでした。
そんなこんなで、今回はinnocn(イノクン)のゲーミング4kモニターの27M2Vを紹介したいと思います。
すでに技術的な事については、凄い人たちが細かい点まで解説しているので、今回は純粋に使い勝手や皆さんが気になっている部分について抜粋して書いていきたいと思います。
その辺りの技術的な知識がないので、書けないとも言う。まずは27M2Vの特徴について簡単に書いていきますね。
27M2Vは1152分割のMini LEDをバックライトを採用した、27インチ量子ドットFast IPSパネルが特徴の4kモニターです。
色域はsRGB 100%、 Adbe RGB 99%、DCI-P3 99%。
リフレッシュレートは最大160hz。
応答速度は1ms(GtoG)。
G-Sync互換モードはAdaptive-Sync、FreeSync両対応。
1152分割のローカルディミングにより完全なる黒を表現。
DisplayHDR 1000認証。
最大90Wの電力給電対応のUSB Type-Cポートを搭載。
と、盛りに盛っています。
ちょっと隙がなさすぎない?
お値段は驚きの125,000円。
高い! と思われるかもしれませんが、他メーカーで同ランクのモニターであれば(恐らく)20万円前後はするスペックです。
同スペックともなれば……完全にライバル不在のぶっちぎり性能です。
価格破壊にも程がある。
その上、セールで10万円台で購入できたりもします。
他のメーカー、真面目に辛くない……?
27M2Vはそんなぶっ飛んだモニターです。
一番気になるのは、画質ですよね。
解像度は3840×2160の4k。
購入したものにドット抜けは多分なし!
実はどこかにあるかもしれませんが、ドットピッチが小さすぎて分からない可能性はちょっと否定できません。
量子ドットの恩恵か、PCに接続してデスクトップが表示された瞬間に分かるほどの色鮮やかさは見事の一言。
同時に、びっくりするほど小さくなるテキスト群!
27インチの4kですからね、仕方がないですね……。
4kの27インチで実際にどの程度テキストが小さくなるか分からない人は、お手元にあるスマートフォンをモニターの距離まで離してみましょう。
そのスマートフォンの画面に並ぶアプリのアイコン群……その名前が、大体同じぐらいのテキストサイズになると思ってください。
読めないよ。
輝度は初期状態では50%に設定されていますが、その状態でもASUS VG27AQL1Aの輝度100%と遜色のない明るさです。
一言で言うと、すっごく明るい。
ASUS VG27AQL1Aも初期設定では明るすぎるとか言われてたような気がしますが、それを遥かにしのぎます。
輝度50%でもHDR400相当の明るさになるようなので、ものが違うと言う事でしょう。
画面領域を余すことなく使いたいのであればそのままの設定でも良いのですが、実用的に使いたいのであればスケーリングを125%、または150%に設定することをお勧めします。
150%でWQHDと同等の画面領域となりますからね。
それでは4kの意味がないのでは……と言われるかもしれませんが、領域がWQHD相当になるだけで表示は4kの解像度のままなので、文字も細かく綺麗に表示され、とても見やすくなります。
リフレッシュレートは最大で160hzとなっています。
初期段階の設定では、DP 1.4であれば160hz、HDMI 2.1であれば144hzまで対応しています。
ただし、GeForceでFree Sync PremiumをONにした場合は、DPでも144hzに制限されてしまうようです。
160hzが目的の人は注意が必要ですね。
ちなみに、Radeonの場合はFree SyncをONにしても160hzまで運用できるという未確認の話があり。
Radeonを所持しているわけではないので、確認はできませんケド。
とは言え、144hzが出せるのであれば、対戦型のFPSが目的でもない限りは十分な数値ではないでしょうか。
最も4kで144hzまで出そうと思うと、かなりのハイスペックなPCが必要になるため、大半の人にはオーバースペックなモニターになるとは思います。
本モニターには、1152分割の直下型ミニLEDが採用されています。
ミニLEDはエリア単位で制御され、それぞれのエリアごとでLEDの発光量を変えられるため、明るい場所はより明るく、暗い場所はより暗く、大変メリハリのある表現ができます。
このエリアが多いほど高いコントラストが期待できるようになり、同価格帯のモニターが数十分割程度と考えると、1152分割はまさに桁外れと言えます。
ローカルディミングがONになると、暗い場所のエリアのLEDがOFFになるため、完全なる黒を表現可能。
厳密にはOLED(有機EL)とは違って光がわずかに漏れ出しますが、分割数が多い恩恵でハロー現象も僅かに抑えられています。
通常のバックライトと比較するとその差は明らかで、ミニLED以上の画質を求めるとなるとOLEDしかありません。
ただOLEDは画面の焼き付きの問題があるため、長時間の静止画像が多くなるPCモニターとしての用途とは相性がよくない問題があります。
そのため、画面の焼き付きも発生しないミニLEDの方が向いていると思われます。
と言う事で、実際にローカルディミングのON/OFFをしてみました。
OFFの場合はバックライトの光が目立っていますが、ONにした瞬間、ほぼほぼ黒一色になりましたね。
これがローカルディミングの効果です。
ただしローカルディミング自体の技術的な問題なのか、それともメーカーの技術力の問題なのかまでは分かりませんが、SDRでローカルディミングをONにした場合、輝度の高い場所(主に白色)が黒色に食われ灰色や混色になってしまう現象が発生します。
例としては、私が現在プレイ中のDQ10OFFラインの画面が分かりやすいでしょうか。
カメラで撮影したため実際の映像とは多少異なりますが、イメージとして参照くださいね。
ローカルディミングがOFFの場合に比べ、ローカルディミングがONの場合は、暗い部分にかかっているテキストは灰色になり、逆に明るい部分にかかっているテキストは白いままですよね。
全体的に黒は引き締まっていますが、テキストが多いゲームでこれはちょっと気になりますよね。
2枚目の場合はちょっと分かり辛いですが、高輝度(白)の場所に注目です。
高輝度の色が均一化されてしまい、ディティールがなくなってのっぺりとしてしまっていますね。
これは……これはいけません。
また、画面の大半が真っ黒になるような状態ではマウスカーソルが白色だと灰色になってしまうため、大変見辛くなってしまいます。
当然ながらゲームだけでなく静止画にも影響があり、黒色に接している場所の色合いが明らかにおかしくなります。
つまり、Web閲覧やイラスト、写真にはローカルディミングはちょっと使えない……!
動画だと目立たないので、基本的に動画を見るとき以外はローカルディミングはOFFにしておくのが良いようです。
ちなみにHDRでも同じような現象が見られますが、その強烈な明暗差のおかげかそれほど気になりません。
oriなど、テキストの明るさを変更できるゲームもありますしね。
うおっまぶしっ。
HDRとは『High Dynamic Range』の略称です。
皆さんが普通のPCで普通のモニターで目にしているのは『Standard Dynamic Range(SDR)』で、明確に区別されます。
さて、このモニターは家庭用としては最高位のDisplayHDR 1000に対応しています。
と言っても、映像を実際に見た事ない人にそう言う話をしてもピンとはきません。
実は私もそうでした!
きちんとした解説や説明がなされていても、目にするのがSDRの環境である以上、写真のHDRの機能の延長上のイメージしか湧きませんでした。
しかし実際に本モニターHDR 1000を体験したら、「ここまで違うものなのか」とかなり驚いた記憶があります。
ちなみに出荷段階ではなぜかデフォルトでOFFになっているので、モニター側のHDRはONにしておきましょう。
PC側のHDRがOFFになっている限りSDRで表示されるので、OFFにしておくメリットは基本的にはありません。
ではHDRに対応した映像を実際に見るとどうなるのでしょう。
HDRでプレイ中のゲームのSSでチェックしてみましょう。
まず1枚目ですが、こちらはSDRでのSSです。
oriは光と影の表現が美しいゲームですから、これだけでも十分映えますね。
2枚目が、HDRをONにしたSS画像。
steamのSS機能では撮影できないので、XBOX Game Barのスクリーンショットの機能を使って撮影しております。
1枚目と比べると、暗い部分がぐっと深くなりました。
階調が足りてないですが、画面上に映っている映像は、このSSに近いです。
しかし……。
実際に目で見ている映像は、こちらの方が近いです。
何を言ってるか分からないと思いますが、実際そうなのだから仕方がない(笑)。
ただ、これでも輝度の高い場所……つまり光の強さは全然足りていません。
HDR1000での白の強さは、手を前に掲げて目を背けてしまうぐらいに強烈な表現となります。
oriを転送した直後の白一色の画面の眩しいことよ。
そもそも最大輝度の低い普通のモニターでは表現できませんし、階調も足りないので、何だかんだで実際目にしない事には実感できないのですよね。
実物を見て、是非実感してみてくださいね。
さて、軽くHDRの説明をした所で、27M2VのHDR機能です。
このモニターにはHDRを検出すると自動でHDRがONになる……と言う便利な機能は備わっておらず、手動で制御する必要があります。
面倒だな!また、モニターとPCのHDR機能が双方ともONなると、モニター側で輝度や色合い、ローカルディミングが操作できなくなります。
PC側のHDRをONにする前に、予めそれらの調整をしておく必要があると言う事ですね。
ただ、ローカルディミングに関しては、モニターとPCのHDRの設定が双方ともONになっていれば、表示がOFFでも自動的にONになっているようです。
また輝度もHDRの動画等を表示中は自動で調整されているようなので、実はあまり深く考えなくても大丈夫なのかも?
Win11に関しては、Win+ALT+BキーのショートカットでPC側のHDRをON/OFFを切り替えることができるため、それを知っていれば使い勝手はかなりマシになるとは思います。
インターフェイスは左から以下の通り。
モニターへの接続端子は、DP ×1、HDMI ×2と言うよくある構成ですが、DPは1.4、HDMIは2.1と、共に4kで高リフレッシュレートに対応しています。
USB Type-Cの給電機能は最大90Wですが、HDRを表示中は60Wに制限されるようなので注意してください。
モニターのスピーカー出力は5W×2。
内蔵スピーカーとしては、中々の出力です。
とは言え、所詮はモニター内蔵のスピーカーなので、外付けのスピーカーとは雲泥の差があります。
素直に外付けのスピーカーやヘッドホンを使いましょう。
モニターはデザインを重視したモニターでもない限り(Macとか)、筐体は黒色が基本です。
しかし、inocconの27M2Vを始めとするMini LEDのモニターは基本シルバー色。
何か理由があるのですかね?
周りのデバイスがほぼ黒で統一されているためどうかなあ……と思ったのですが、意外や意外、その中にシルバー色が混じってもそれほど違和感はありませんでした。
とは言え、できれば黒に統一して欲しかったところですけれどもね。
本モニターは、他のモニターと同じくVESA100の規格に対応しています。
しかし、ですね……。
付属のスタンドにワンタッチで取り付けられる仕様のせいか、はたまたただの設計ミスか、もしくは考慮してないのか、一部のVESAプレートではそのまま取り付ける事ができません。
具体的には、四角い1枚板のプレートはアウトな対象になります。
と言うのも、モニターにはVESAプレートを取り付けるためのネジ穴とくぼみがありますが、そこに付属スタンドを取り付けるための専用突起が存在するため、それが邪魔してネジ穴の位置が合わなくなってしまっているのですよね。
なので、エルゴトロンなどの標準的な四角いプレートを使っているようなモニターアームを取り付けたい場合は、別途アダプタープレートやスペーサーなどの導入が必要になります。
どうしてこうなった。
安価で済ますのであれば、こういったM4スペーサーを購入するのが良いでしょう。
安いからか、割と滅茶苦茶です(笑)。
ピクチャ関係のローカルディミングがなぜかゲーム項目に入っていたり、ピクチャ関係の項目がひとつもピクチャ項目に入ってなかったり、ちょっと意味が分からないですね?
また操作系統も最近はやりのレバー式ではなく、昔ながらのボタンポチポチ式なので、正直設定にかなり手間取ります。
反応も早いとは言えず、複数の項目を設定したいときはそれなりに大変です。
え~、モニターにケーブルを挿すと、モニター下から丸見えになります。
写真の通り、ケーブルがモニター下から見えています。
これは分かりやすいように大げさにやっていますが、垂れているケーブルを上に引っ張り上げても、端子のヘッドの根本がはみ出てしまうため、どうやっても隠すことができません。
なぜそうなるかと言うと、接続端子群の位置がモニターの下部過ぎるため、精々端子の頭が隠れる程度の余裕しかないためですね。
ケーブルを見せたくない人には鬼門と言えるでしょう。
これまた、面倒な仕様……と言うかバグです(?)。
PC側のHDRをON/OFFをする際に、CT設定でユーザー設定をオンにしていると、高確率で画面がおかしくなります。
具体的には色が全体的に変わったり、輝度が極端に落ちたりします。
ナチュラルなどの設定では上記の現象は起きないため、ユーザー設定のみのバグだと思われます。
回避方法としては、PC側のHDRをONにする前にユーザー設定からナチュラルなどの設定に変更するか、そもそもユーザー設定自体を使わないか……ぐらいしかないのかな?
画面がおかしくなっても、別のモードをONにしたりすれば元に戻りますが、正直モニターのボタンをポチポチする手間が増えて大変に面倒くさいです。
望み薄だとは思いますが、ファームウェアで対応してくれないですかねえ……?
そのファームウェアですが、27M2Vにファームウェアがあてられるかは分かりませんが、少なくとも公式サイトにはファームウェアの項目が存在しません。
どうもファームウェアがある製品は、サポートに連絡しないと入手できないっぽいですね。
どういうことだってばよ。
直接DLできるようにしておいてくれよ。
取り敢えず、あくまでも憶測ですが、このメーカーの製品にファームウェアは余り期待できないかも知れません。
この27M2Vも、日本では発売されてそれほど経ってませんが、すでに公式サイトにはその名前はありません。
よほど酷いものでなければサポートするつもりはないか、それとも基本的にサポートしないことを前提に製品を安くしているかまでは分かりませんけどネ。
ちなみに公式に問い合わせるよりは、Amazonから問い合わせる方が返答は早いそうです。
結論から言えば、240hzが必須……と言うようなガチゲーマー以外は、下手なモニターを購入するぐらいだったらコレを購入すべき、と言うぐらいには買いです。
映像面に関しては、4k144hz対応で真のHDR1000が体験できることもあり、文句なしの性能。
ただ、ソフトウェアやハードウェアについては不安をいくつも抱えています。
安価の弊害でしょうね。
中華製品と言う事でスペック自体はともかく耐久性は低そうですし、細かい所の作りも荒いです。
しかしそれでも、この価格帯でこの性能はずば抜けています。
個人的に使っていても、映像面に関しては文句のつけようはありません。
満足度は非常に高くなるので、素直におすすめできるモニターになりますね。
ただ、FPSが主目的でない場合は、32インチ版の32M2Vの方がおすすめです。
画面が大きいため、スケーリングなしでも4kの解像度を生かせるので、作業効率は大幅に上昇する……ハズです(笑)。
製品としての人気も32M2Vの方が高いようなので、セールに巡り合えたら狙ってみるのも良いかも知れません。
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やっちまったぞーーーい!
特に書くことがなくてblogの更新が滞っていましたが、タイトル通りです。
先日、PCを新調しました。
前回、PCを新調したのが2年とちょっと前……と、それほど経っていませんが、ぶっちゃけスペックに不満が出たので思い切りました。
むしろ、思い切りが良すぎました(白目)。
GPU目的なのでケースごと買い替えが必要になるため、再びBTOでの注文です。
前回と同じくフロンティアでポチるか、それとも確かなパーツで組み上げるサイコムでポチるか悩んだわけですが……。
今までのPCと違って価格がエグい事になるので、さすがに一括払いはできない事はないけどやっぱり厳しい。
なので、ショッピングローンの金利負担をしてくれるBTOメーカーから選ぶことにしました。
ちなみに、ショッピングローンなるものは初めての経験でしてよ!(どうでもいい)
その点でいうと、フロンティアは安くても選択肢から外れます。
フロンティアで分割払いを 選ぶと、金利がおおよそ6~7万円になるため、ショッピングローンの金利負担可能なBTOメーカーと同程度のPCと金額的に大差なくなるのですよね。
と言う事で、サイコム、ドスパラ、パソコン工房の中から選ぶことに。
そして今回は、ポイント還元とその使い道の関係で、ドスパラを選択する事にしました。
ドスパラポイント、steamウォレットに変えられる、つよい。
と言う事で、ドスパラのバリバリのゲーミングPCのガレリアです。
さすがに大きいは重いはで、撮影場所がね……(白目)。
今回注文したのは、Z-シリーズのZA7C-R49。
PCケースのサイズは幅220mm × 奥行440mm × 高さ480mm。
ミドルタワーケースです。
重量はパーツによって上下しますが、おおよそ14kg。
フロントとトップはマットブラック、筐体はガンメタルカラーのお洒落な配色ですね。
PC自体のデザインはそれほどかっこいいとは言えませんが、暗めの場所だと渋くいい感じ見えるかも……?
光る事ありきのデザインと言う感じでしょうか。
ドスパラは型番ごとにパーツがほぼ固定されているのでカスタマイズできる所は少ないですが、注文時の構成は以下の通り。
CPU:Intel Core i7 13700kF (3.40GHz / 5.40GHz / 16コア / 24スレッド)
CPUファン:(水冷式) DEEPCOOL GAMMAXX L240 V2 (RGB対応)
マザーボード:ASUS PRIME Z790-P
メモリ:Samsung PC5-38400 DDR5-4800 32GB (16GB×2)
GPU:Palit NVIDIA GeForce 4090 GameRock OmniBlack 24GB GDDR6X [HDMI x1,DisplayPort x3]
SSD:WESTERN DIGITAL WD_Black SN850X NVMe SSD WDS100T2X0E (OS)
電源:1200W ATX電源 80PLUS PLATINUM
ケース:ガレリア専用 SKケース (ATX) スタンダード (ガンメタリック)
OS:Windows(R) 11 Pro 64bit版 (ディスクなし)
ドスパラのサイトではパーツのメーカー名が記載されていないので、届いてから一通り調べてみました。
知識ないなりに頑張った(`・ω・´)。
電源に関しては4090のコネクタ融解問題でケーブルをいじるのがちょっと怖いので、触るのはやめました。
ごめんね?
推測になりますが後述でメーカー名を挙げています。
ここまで来たのならi9 13900KFがいいだろうなあ……とは考えたのですが、一括で支払う訳ではないとは言えさすがに予算的に限界。
5万程度は安くなるので、i7 13700KFで妥協しました(苦笑)。
GPUを4080じゃなくて4090にした時点ですでに予算もりもりに追加してるわけですしね!
必要になったら、CPU変更すればいいかあ……ぐらいの気持ちで(逸らし目)。
OS用のM.2 SSDは、安心と信頼のWestern Digitalへ変更。
ほぼOSとインストール先が変更できなアプリしか入れないので500GBで良かったんだけど、ストレージ容量の最低が1TBからだったので。
メモリは16GBから32GBへと変更。
16GBじゃ足りないのは分かりきっていますからね。
今この記事書いている時ですら、12~15GB辺りをウロウロしている訳ですし。
電源は1000Wのままでも良かったのですが、念のため1200Wへと変更。
余裕……があるかまでは分かりませんが、余裕は大事。
OSはいつも通りProを選択。
Win11は初めてですが、使用感はどうなのですかね……?
ちなみにインストールディスクは注文するPCによっては付属しないようです。
今回の場合は付属していません。
その場合は、リカバリー用のUSBメモリを自分で用意する必要があるようですね。
……USBメモリ、今度ひとつポチらないと……(白目)。
周辺機器はすでに揃っているので、追加はなし。
ストレージも前PCから移植するつもりなので、OS用のM.2 SSDのみ。
それでも、50万円台後半の価格になりました。
ただキャンペーン中につきドスパラのポイント還元があるので、実質54万円ぐらいになるでしょうか。
それでも、高いよねえええええっ?(叫び)
フロント部は完全に閉じているので、その左右はメッシュの吸気口になっています。
目が細かいので埃は侵入し辛そうですが、ちょっと掃除はしにくそう……?
一応フロントの上部に、5インチベイを内蔵するための場所がありますね。
現在、何かを内蔵することはほとんどなくなってきたとは思いますが……外付けでいいしね!
天板も、ほぼ総メッシュと言ってもいいでしょう。
こちらは排気口となります。
頑丈なので物を置く事はできますが、熱くなりますし、空気の通り道を塞がないようにした方がよさそうです。
底面は4つ足と、電源の吸気口となっています。
左側面のサイドパネルは、半分ほどが透明アクリルになっていて、中を見せるデザインとなっています。
ゲーミングPCって、基本こうですよネ。
我が家だと配置する場所の関係で、左側面が透明でも隠れてしまって見ることができないですけどね!
フロント上部のコンソールパネルは斜め45度になっていて、視認性・使い勝手はとても良し。
一番左の四角いボタンが電源になっています。
そこから順に、リセットボタン、アクセスランプ、USB 3.2 Gen1 Type-A ×4、オーディオIN(マイク)とOUT(ヘッドホン)となっています。
USBポートは不足しがちですから、数が多いのは良いですね。
マザーボードは、今回の注文に関しては『ASUS PRIME Z790ーP』が使用されていました。
一応、市販のものみたいですね。
入出力端子は、気になる所だけを抜粋すると以下の通り。
となります。
USB3.0のポートが少ないのがちょっと気になりますが、フロントと合わせるとUSB2.0が4ポート、USB3.2が7ポート、USB-C3.2が1ポートの計12ポート。
数としては十分でしょう。
まぁ……それでも足りないのは、PCの宿命みたいなものですかね(笑)。
GPUの端子はDP×3、HDMI×1。
一般的な構成ですね。
サイドパネルを開ける際には、基本工具いらず。
指だけでぐりぐりネジを回せます。
電源部。
確証がないのでスペック一覧の方には書きませんでしたが、電源はEnhance 1200W[80PLUS PLATINUM]だと思われます。
一般流通しているものではないようですが、ネット上で見つけた画像とメッシュから透けて見える配線が全く同じだったので、恐らくですが合っているのではないでしょうか。
確かめる勇気はありませんけどね!
サイドパネルを開けてみました。
これはでかい(でかい)。
まずは目につくのは、今回のPCの購入金額の半分を占めるRTX4090です。
メーカーは調べてみた所、Palit NVIDIA GeForce 4090 GameRock OmniBlack。
同じ4090でもいくつか種類があって戸惑いましたけど、どうやらOCできなくて光らない奴のようです。
Palitはドスパラが国内正規代理店なので、その関係で安く仕入れられるのかな?
ともかく、Palitの4090の中では一番安価なGPUのようです。
問題の電源コネクタ。
これがしっかりと奥まで挿さってないと、コネクタが融解するらしいですよ……?
私には怖すぎて触れないですけど、ものすごくガッチリと挿さっているようです。
最近の重すぎるGPUを支えるためのリジッドカードサポート。
金属製でとても頑丈です。
ガッチリ固定されているので、ビクともしません。
輸送時も安心ですね。
奥にはフロントの140mmファンが2つチラ見えしていますね。
CPU。
最近では必須となってきた、簡易水冷が装着されています。
メーカーはDEEPCOOLでGAMMAXX L240 V2。
240mmサイズのラジエーターです。
ファンのサイズは120mmが2基。
もちろん、光ります。
ただ、13900KFでもラジエーターのサイズは変わらないようなので、その辺りが少し心配なところですかね?
3.5インチHDDトレイが2つ。
3.5インチ、または2.5インチのHDDやSSDが設置できます。
固定してあるネジを外してから、トレイを取りだすだけ!
設置の際も、逆をのことをするだけなので、とてもお手軽。
トレイの方は可動式になっていて、工具やネジなしでHDDをしっかりと固定できます。
2.5インチのSSDを置く場合は、別途ネジが必要になるので注意しましょう。
トレイの写真は……HDDの配線を元に戻すのが大変なのでなし!(ぉぃ)
140mmのリアファン。
こちらもDEEPCOOL製のようです。
OSを収めるM.2のソケット部。
マザーボード備え付けのでかいヒートシンクが見えてますね。
PRIME Z790-Pには3つのM.2ソケットがあって、全てPCIe 4.0です。
2つめのソケットはGPUの下。
3つ目のソケットは4つ目のPCIeスロットの隣です。
M.2_3のみ、PCIe & SATAとなっています。
マニュアルを読む限りソケットによって速度が制限されたり、連動しているSATAポートが使えなくなる……と言うような事はなさそう?
GPUが3.5スロットを占有しているので、はっきり使えると言えるのは5スロット目のPCIe 4.0 ×16のみ。
4スロット目のPCIe 3.0 ×1は、使えるかはちょっと怪しい感じですね。
GPUに物理的に干渉しそう。
とはいえ、PCIe 4.0 ×16がひとつ空いているのであれば、拡張性はそれほど問題はないでしょう。
反対側も開けてみました。
配線は裏側に纏められています。
ちなみに、赤いケーブルは私がHDDを取り付けるために後付けしたものです(笑)。
裏面で特筆すべきことは、2.5インチのSSDを設置するためのトレイがある事ですかね。
トレイはネジ一本で固定され、2つまで設置可能。
ただしSSDを固定するためのネジは付属していないので、別途購入する必要があり。
ストレージとしては、M.2スロットが3つに加え、HDDか2.5インチのSSDを2台、2.5インチのSSDを2台の計7台まで増設可能のようです。
ただしPRIME Z790-PにはSATAポートは4つしかないので、PCIeの増設も考えて厳選する必要はありそうですね。
ちなみに3.5インチHDDトレイのSATAケーブルを通すための開口部は、かなり小さいです。
この辺りが、設置したHDDを取り出したくない理由でもあります……(笑)。
電源を投入してみました。
電源ボタンと、フロントパネルのエッジ部が光ります。
冷却ユニットとファンは光ります。
LEDは専用アプリで色を変えたり、消したりできます。
GPUは光りません。
その分、価格が抑えられているのでしょうね。
サイドパネルから光が洩れます。
我が家では完全に見えない位置になるので、意味のない機能ですね!
音は電源投入直後はファンが唸りかなりうるさいですが、起動しきると一気に静かになります。
エアコンなどと同じように、負荷がかかると最初だけ全力を出すのかな?
まずは、定番のFF XIVのベンチマークを実行してみました。
4kではなく、WQHDモニターしか我が家にはないのでベンチマークとしては微妙ですが……(苦笑)。
CPUが13700なのでスコア的にはちょっと微妙なところでしょうけど、当たり前のように余裕です。
スパイダーマンでは、最高設定+レイトレーシングで遊んでみました。
レイトレの品質も、最上位まで上げています。
レイトレをオンにするとさすがに激重で、90fps前後となりました。
それでもゲームをするのにまったく困らない数値が出ている辺り、WQHDとは言え、さすがは最新のGPUです。
ではRTX 40番台から追加された、フレーム生成技術であるDLSS 3を試してみましょう。
なんということでしょう。
DLSS3をオンにした結果、fpsは普通に200を超える数値が叩き出されました。
レイトレ付きでこのfpsだと……?(震え声)
DLSS 3はとても効果的なのが分かりますね。
ちなみに、この時のGPUの様子はこんな感じでした。
それなりに負荷をかけているにも関わらず、GPUの温度は冷え冷えですねえ。
これ、下手したら3070より温度低いのでは……?
こちらはVRChatで重いといわれているワールドのひとつ、『デフォルトキューブ』にHMDのINDEXを使って散歩しに行った時の様子。
ソロにも関わらずVRAM使用率がさすが過ぎますが、それでも重いと感じることはありませんでした。
しかし、24GBあるVRAMの4割以上を使用している時点で、VRAMが8GBしかない3070では向いてないと言われてる訳ですね。
GPU温度も大した変化はなく、非常に安定しています。
何よりPCを新調して驚いたのは、世界が綺麗だったこと。
3070の時は周囲がザラついていたり、空や風景がJPEGを何度も保存を繰り返したようなモアみたいな汚い色に見えていたりしていたのですが、4090で同じワールドに行ってみたら、何というか空気感からして違う。
夜空が、ちゃんと黒い夜空してるんですよ?
発色もしっかりしていましたし、世界ってこんなに綺麗だったんだなあ……とちょっと感動。
GPU自体のスペック不足と言うよりは、VRAM不足による弊害だった可能性。
こっそりワールドのアップデートで改善された……と言う事でなければ、VRAM不足がテクスチャの表示に影響を与えていた……?
すでに前PCは所持していないので、比較できないのが残念ですね。
ちなみに、こちらが常駐アプリ以外は特に何もしていない平常値です。
ファンもとても静か。
負荷をかけると、一気に唸りはじめますけど(笑)。
以上、ドスパラのゲーミングPC、GALLERIAの紹介でした。
ショッピングローンでの購入は割とやっちゃった感が強いですけど、後悔はしておりません。
特にVRChatが快適になったのは嬉しいところですね。
ドール用品に関しては、メッチャ久々な更新になりますね!
さて、今回ご紹介するのは、ドール素体の新ブランド『DOLLBOT』様が販売する、DBクラシックボディとなります。
MDDと同じ40cmサイズのボディですが、非常にグラマラスな体型で方向性は全然違います。
よって、基本的にはMDDとは互換性はほとんどありません。
とは言え、互換性がないだけで、ボディとして使えない訳ではないのがミソ。
問題点はありますが、MDD用のボディとして使う事は可能です。
見た方が早いので、さっそく紹介といきましょう。
こちらが、DBクラシックボディのプラチナ肌です。
MDDと同じサイズとは思えない、肉感のあるワガママボディに仕上がっています。
女性らしいフォルムで、もはや完全にヨウジョとは呼べないな?
こういうのを待っていた!
肌の色は、MDDのフレッシュ肌とセミホワイトの中間ぐらい。
赤みが結構強いので、フレッシュ寄りになるのかな?
ただ、実際にセミホワイトのヘッドを取り付けてみても、色味に大きな違和感がなかったのは重畳。
顔の色がやや白いかな? と感じる程度です。
お化粧している女性もそんな感じですから、無問題でしょう!(ぇー)
ともかく、写真に撮ってみると、言われないと色の違いには気付かないレベルですね。
フレッシュとセミホワイトと比較した時のような、露骨な色味の違いはありませんでした。
とは言え、さすがにMDDの外皮を組み合わせると色の違いがはっきりと分かってしまうので、混合ボディにしたい場合は注意が必要になりますね。
ちなみに色として、プラチナ肌とブラックダイヤモンド肌の2種類が存在しましたが、褐色のブラックダイヤモンド肌は発売後間もなく発売中止。
一体何があったのか……。
そのため、2022年11月現在ではプラチナ肌しか購入できません。
ご注意ください。
乳房の大きさ自体は、MDDのM胸相当でしょうか。
左右に離れた好みの分かれる形状をしています。
胸部パーツは乳房の境目で分割されているので、ブラをしていると関節部が目立ちません。
水着などではとても映えそうですね。
ただ、腰の太さがMDDとは違うため、連動する形で胸部のサイズもかなり割り増しとなっています。
比較される40cmドールのサイズを表にまとめてみました。
DBCボディ | MDD | MDDもちあし | MSD | |
バスト | 185mm | S胸155mm M胸170mm L胸180mm |
S胸155mm M胸170mm L胸180mm |
182mm |
ウエスト | 145mm | 135mm | 135mm |
146mm
|
ヒップ | 220mm | 185mm | 185mm | 190mm |
太もも | 135mm | 110mm | 130mm |
こうして比較してみると、DBCボディ自体はMSDに非常に近いバストとウェストのサイズだと分かりますね。
DBCボディへの乗り換えはMDDボディからがほとんどだと思いますが、胸囲的にはL胸よりも大きくなるようです。
そのため、MDDの服はS~M胸対応が大半を占めるため、MDDの胸サイズ専用の服を着せるのは難しそうな感じ?
逆に、MSD対応服であれば着せる事が出来そうな塩梅です。
ただヒップ周りが220mmと、DDの225mに非常に近いサイズになっているため、MSD用であってもズボンやパンツ、ローライズなスカートなどは着せられない可能性があります。
太ももについては、もちあしとそれほど変わらない太さのため、もちあし対応のソックスやズボンであれば履かせられそうですね。
バストサイズについては、公式でS胸が発売されたので、そちらも購入しておくと着れる衣装の幅がかなり広がるかと思われます。
首元の外皮の前後にはスリットが入っていて、首軸は外皮があってもぐりぐりと良く動いてくれます。
少なくとも、MDDf³のように下を向けない……と言うような事はありません。
あれはあれでおかしいですけれど。
ただ首軸はそのままでは細く、VOLKSのヘッドには合いません。
また本製品にはヘッドスリーブが標準で付属していますが、こちらは逆にDDHのヘッドの首穴よりも太いので、温めて強引に取り付けるか、ヘッドの穴加工が必要になります。
ただしMDDのボディと双方の付け替えをすることを考えると、ヘッドスリーブの使用はよく検討した方が良さそうですね。
なので!
DDHのヘッドを装着させたい場合は、マスキングテープやシリコンチューブなどで首軸の太さを調整しましょう。
多少座りは悪いですが、ヘッドを傷つけずに付け外しができるようになります。
衣装によっては引き続きMDDのボディを使いたい事もあると思いますので、この方法なら簡単に付け替えができますね!
ボディの外皮はとても柔らかく、内部のフレームに比べ中身はスカスカ状態になっています。
関節付近でも、指で挟むとぐにぐにと簡単に形が変わるぐらい柔らかいです。
そのお陰か、MDDとは比較にならないほど可動範囲が広く、デフォルト状態であさちゃんちのフルセットにも劣らない動きを見せてくれます。
上の写真のように、当然ながら足首も三軸なので、地面に対してしっかりと接地できます。
しかし、私は何を思ってこんなポーズにしたのか……?(困惑)
分割は胸からされているので、胸部は上の写真のような曲がり方をします。
腰から曲げる訳ではないので、残念ながら色々と見た目的な問題が。
ちなみに見た目が破綻しない程度でしか動かしてないので、実際はもっと前後にぐいぐいと動かせます。
動かせる理由は、胸部の内部フレームが二重関節になっているためです。
そのお陰で人間の可動範囲を超える勢いで曲げたりもできますが、前後共に上の写真のようにフレームが直接露出してしまいます。
特に背中側が酷い。
これが、DOLLBOT素体のとても残念なポイント。
これが嫌で、二重関節を接着剤などで固定してしまった人もいるぐらいです。
見た目を取るか、可動範囲を取るか悩みどころではありますよね。
腕は二の腕にくっつくレベルで、きっちりと曲げられます。
ただし、逆方向にもかなりの勢いで曲がるので、腕を取り外した後、どちらが右腕でどちらが左腕なのかか分からなくなりました(笑)。
一応完全に曲がる方向は決まってるみたいなので、分からなくなったら少し肘関節を引き抜いてみるのがいいかも。
凹みがあるほうが前です。
膝の二重関節の構造により、正座もできます。
……正座もできますが、見た目が非常に残念なことになります。
一応改造で、関節のひとつを接着剤などで固定してしまう事によって、見た目はマシになるようです。
しかし可動範囲は確実に狭くなるので、この辺りも好みによりますね。
付属のハンドは『開きハンド』。
何気に汎用性高いです。
ハンドは手軸にハンドアダプターを装着し、その上でハンドパーツを挿し込む形で固定されます。
非常に着脱しやすいのですが、このハンドアダプターが曲者で、ポロポロ外れやすいため割とストレス元になります。
簡単に外れてしまうと言う事は紛失をしやすいわけで、取り扱いには十分に注意する必要があります。
ハンドパーツ自体も非常に柔らかいので、取り付けに苦労する事はありません。
ただ公式から発売されているべハンドが、『丸ハンド』と『つかみハンド』の2種類しかないのが少々問題。
特に、物を持たせることのできるハンドがないのが致命的です。
早急に追加を希望します。
また、写真では分かり辛いですが、初期型のハンドパーツは素体に比べて黄色いです。
新型の方は所持していないのでどうなっているかは分かりませんが、一応お気をつけ下さい。
以上の仕組みにより、とにかく良く動くので、女性らしいフォルムでのくねくね感を簡単に出すことができます。
もちろん無改造でです。
MDDボディでは難しい、抱え込むようなポーズもご覧の通り。
ただ、良く動くと言う事は関節部の隙間がとても残念な事になってしまうので、人を選ぶのは確かですね。
特に背中の造形は擁護しようがありません。
みなさん、気になる所はやはりここでしょう。
MDDf³ボディとの互換性!
ぶっちゃけて言えば、基本的に互換性はないと言ってもいいでしょう。
基本的には……と言うのは、MDDf³の腕パーツのみですが、無加工でDBCボディに取り付け可能だからです。
MDDのハンドパーツを使いたい場合は付け替えたりすると良いでしょう。
また、DBCボディのフレームとMDDボディのフレームは、それぞれの外皮を取り換えても機能するようです。
関節の隙間がどうしても気になる場合は、両者を入れ替えてみるのも手かもしれません。
ちなみにこちらの手段を使えば、DBCボディの手軸でMDDのハンドパーツを装着する事ができたりします。
同様に、FashionTail様のハンドパーツも、付属のシリコンチューブを使えば装着可能。
残念ながら、ねぢどーる様のハンドパーツは軸穴の深さが足りないため、無加工では大きな隙間が生じてしまいます(装着できないわけではない)。
実用としては使えないため、ねぢどーる様のハンドパーツを装着したい場合は、DBCボディの手首パーツを追加購入し、先端を切り取る改造を施すといいでしょう。
自己責任になりますが!
そして、他社のドールも交えて改めて一覧を作ってみました。
参考サイトによってサイズが結構違うので、ホント参考程度でお願いします……(苦笑)。
公式で確認できるものは、公式の数値を表記してあります。
DBCボディ | MDD | MDDもちあし | MSD | PRABOX40 | オビツ50 | AZO2 | DD | |
バスト | 185mm | S胸155mm M胸170mm L胸180mm |
S胸155mm M胸170mm L胸180mm |
182mm |
S胸:165mm |
M胸:185cm | 240mm | M胸:225mm |
ウェスト | 145mm | 135mm | 135mm |
146mm
|
132mm | 128mm | 135mm | 145mm |
ヒップ | 220mm | 185mm | 185mm | 190mm | 200mm | 196mm | 240mm | 225mm |
太もも | 135mm | 110mm | 130mm | 128mm | 152mm | 150mm | ||
足 | 50mm | 50mm | 55mm | 60mm | 60mm | 60mm | 65mm |
衣装に関しては、ボディサイズの項に書いたように、腰から上だけならMSDに近い体型です。
ただしヒップ、太もものサイズが違うため、MDD、NSD、DD、オビツ50、AZO2、AngelPhiliaのいずれもボディ対応衣装も、帯に短し襷に長し……な感じです。
着れるものは着れるし、着れないものは着れません。
正直、MDDサイズでグラマラスなボディと言うのは極少数の需要だと思われるので、ディーラー様が対応服が出してくれるかどうかもちょっと怪しいです。
特に下着が壊滅に近いのは大問題。
ショーツは伸びる素材を使っていても、ブラはそうじゃないディーラー様が大半ですからね!
衣装を充実させるためには、かなりの工夫が必要になりそうですね。
ふとももに関してはもちあし対応品であれば問題なく着用できるようです。
足のサイズはMDDとほとんど同じですので、脛を介しない足パーツだけで完結できるシューズは着用可能。
ブーツ関係もいけますが、ロングブーツ辺りは怪しいので、もちあし対応品を探す方が無難でしょう。
こちらも首軸の項に書いていますが、実際にDDHのヘッドをDBCボディに取り付けると、ある問題が生じます。
胸パーツの首の前後にスリットが入っていますが、DDH側のヘッドの問題で、スリットが丸見えになります。
うつむき加減にすれば見えなくなりますが、首の角度にかなり気を遣う必要が生じるのですよね。
正直、気になる人はかなり気になると思います。
私も、このスリットは正直ダメだ……(苦笑)。
私は試してないので、聞きかじりです(笑)。
切ったり削ったりすれば、MDDのS胸~L胸をDBCボディに取り付ける事ができます。
色味の違いが出ますが……そこは我慢して下さい!
この加工の利点は、腰のサイズが合うのであれば、そのままMDDの衣装を着せる事ができる点です。
また、首のスリットの問題も解決するので、胸の形が気に入らない人も試してみる価値はありそう。
ちなみに、ラジカル式の桃胸もそのまま装着できます。
胸囲が違うので段差ができてしまいますが、やわらかおっぱいの寄せられる利点は強いので、ごまかしながら装着するのはありでしょう。
個体差かも知れませんが。
首軸がヘッドの重さに負けます。
角度を大きく変えると、そちらの方向にカクンと首軸が倒れてしまいます。
こちらはネジを更に締める事によって解決しましたが、フレームへの負担が心配です。
また、腰(と言うか胸?)の関節も弱いです。
前後にやはり重さに負けてカクンカクンします。
こちらはすでにネジがいっぱいいっぱい締めてあるので解決せず。
同様に、股関節、膝関節、足首の関節も支えられない訳ではありませんが、弱めの印象。
あさちゃんちフルセットでカスタマイズされたMDDの感覚でボディを扱うと、かなり戸惑うハメになります。
しつこいですが、単純に個体差かも知れませんのであしからず。
また、改善版の方は分かりませんが、旧型のフレームは結構フレームの骨折がしやすいようです。
交換用フレームは販売していますが、取り扱いには十分ご注意ください。
胸に分割線、股関節の可動範囲が広い……と言う事で、ブラやショーツが、関節の隙間に落ちます。
そう、完全に食い込みます。
ショーツについてはアゾンのAZO2でもそうだったので予想できていましたが、胸部の関節は頭を悩ます問題ですね。
本当に、直しても動かすたびに食い込みますよ!
DBCボディを扱うには、この問題は切っても切り離せないので、何とか付き合っていく必要がありますね。
最華様のヘッドをヘッドオンし、MSDの衣装を着せてみました!
正直着れるかは不安でしたが、SENで購入したチャイナドレスは、背中のファスナー部が壊れないか心配になったもののいけました。
SENのチャイナドレスがいけたなら、Petite Marieのチャイナドレスもいけるのでは……と思ったら、ドンピシャ。
こちらはMDD用ですが、ワンピースタイプであれば着れる可能性は高そうです。
TOA Claris様のピンタックワンピースもS胸であれば着せられました。
恐らくS胸であれば、MDDのM胸と同じ程度のサイズになると思われるので、用途によって付け替えするのが良さそうです。
TcDoLL様の下着は、MDD用でも問題なく着れました。
伸びる素材であれば、何とかなるようです。
ヤフオクでお馴染み、nyni55様のバニースーツも無理かと思ったのですが、エナメル素材でも生地が伸びたのでぎりぎりいけました。
すぐに胸がポロリといってしまうのが難点ですが。
サイズさえ気を付ければ、意外と着れる事が判明しました。
共通するのは、服の素材が伸縮性のあるものに限る、と言う事でしょうか。
あと、ですが。
こういった、MDDの胸の位置に合わせた胸当てのあるような衣装は、デフォルトの胸では着れません。
着れないと言うか、胸がハミ出ます。
おっぱいが左右に離れているため、このような弊害が……。
素直にS胸を採用するか、MDDの胸パーツを取り付けるかした方が良さそうです。
と言うか、寄せ胸タイプの胸パーツの発売を希望します。
あと、L胸タイプも同様にお願いいたします!
割と切実に……。
そんな訳で、最後にDBCボディのメリットとデメリットを書いてみます。
うん、まぁ……分かっていましたが、デメリットの方が多いです!
現状では、それを飲み込んだうえで入手するボディですね。
私は最華様は大人の女性なので喜んで飛び付きましたけど、人に強くお勧めできるかと言えば……う~ん?……と言ったところですかね。
でも、ボディを改良するにも種類を増やすにも、必要になのはとにかく売れる事。
みんな、ぜひ買いましょう!
]]>
炭酸ジュースは好きですか!
私はビールよりも炭酸ジュースが好きな部類なのですが、さすがに糖尿病などの生活習慣病が飛び出してくる年頃になってしまいました。
今の所大きな異常は出てませんが、甘い飲み物を日常的に飲んでるのはよろしくないかな? と思った次第。
また、基本的に飲み物は箱買いしている事もあって、ペットボトルのゴミの量が気になる気になる。
そんな中、友人が炭酸水メーカーを購入したと言う話を聞き、そう言えばそんなものがあったなあ……と思いつつも、その話を聞く中で猛烈に気になってきました。
咽喉への炭酸の刺激が欲しいから炭酸ジュースを飲んでいる事もあり、ゴミを減らせるなら、炭酸水を自作するのもいいんじゃないか……と思った訳です。
と言う事なので、さっそく注文しました。
購入したのはソーダストリームの公式サイト(と言っても楽天ですが)です。
家電量販店を含め、イオンや平和堂といった様々な場所で販売されていますが、限定商品等、色々な付属品が付いたものも扱われているので、最終的には公式サイトで購入した方がお得な感じですね。
では早速開封していきましょう。
開封口は上部から。
一番上に乗せてあるのは、恐らく保証書に貼るためのシールだとは思いますが、開封直後にヒラヒラと落ちてきました。
一体どこに入れてあったのでしょうか……。
ARTのスターターキットの中身を取り出してみました。
撮影スペースの幅が明らかに足りてませんけど、勘弁な!
内容物は、
になります。
マニュアルと保証書関係。
ソーダメーカー本体です。
レトロなデザインが良きですね。
本体色はブラックとホワイト。
ネスプレッソのコーヒーメーカーもホワイトで購入しているので、色を合わせてホワイトにしてみました。
置く場所がないので、こちらは自室管理になりますけど(笑)。
ソーダストリームのソーダメーカーは、手動でのプッシュ式が基本です。
電動式も少ないながらも存在しますが、レバー式を採用したのはARTが初だそうです。
手でぐっと押し込むよりも、レバー式の方が力がいらず楽かな……と思って、ちょっとお高いですがARTを選んでみました。
とても頑丈そうなレバー。
軽い力で押し下げられるので、プッシュ式のように指が痛くなりそうな感じはなさそうですね。
本体に突き刺さっているのが、専用のボトルです。
炭酸で強い圧力がかかるので、専用のボトルが使用されます。
外観はペットボトルですが、遥かに頑丈です。
容量は、付属の物は1リットル。
満水にすると1リットルになるだけで、実際に炭酸水として作れるのは840mlになるみたいですね。
ボトルは材質の関係で劣化するので、使用期限が設けられています。
使用頻度にもよりますが、推奨使用期限は大体2年程度だそうです。
ボトルには水を入れる目安の線が引かれています。
少なすぎると炭酸がうまく入らず、多すぎると炭酸を入れる際に溢れたりするようなので、量は守りましょう。
ちなみに、ソーダストリームは水専用のため、ジュースなどには直接炭酸は入れられません。
注意しましょう。
ボトルを本体に挿し込むための口ですが、ARTではスナップ・ロック式が採用されています。
正確に書くなら、廉価版クラスのソーダメーカー以外は、全てスナップ・ロック式になっています。
ボトルを奥まで差し込んで、後はボトルを本体に対し真っすぐになるまで軽く押し込むだけ。
外すときも逆に手前に引き上げるだけでボトルが外せるようになるので、大変に楽チンです。
ちなみにスナップ・ロック式以外の本体はどうなっているかと言うと、捻じ込み式です。
つまり、口にボトルを差し込んでから、動かなくなるまでくるくる回して固定する必要が生じます。
挿し込みに失敗する(うまく回せない)事も多いようで、わざわざ炭酸水メーカーを注文するような人は毎日使うでしょうから、面倒な作業はできるだけ避けたいですよね。
なお、ソーダーストリームを購入する際、水以外の飲み物でも炭酸を入れられるドリンクメイトと迷ったのですが、あちらもボトルに取り付けるインヒューザーは捻じ込み式のようでしたので、余計な工程なしのソーダストリームを購入する事にしました。
裏ブタを開けると、ガスシリンダーを収める空間になっています。
こちらもレバー式になっていて、ガスシリンダーを簡単に取り外しできるようになっています。
クイックコネクト式と言うらしいですヨ。
こちらが、炭酸が入っているガスシリンダーです。
60リットルとなっていて、基本的にはほぼ全てのソーダメーカーで使用されます。
ただし、ピンク色のガスシリンダーは新型のクイックコネクト式用で、旧型のソーダメーカーでは使用できません。
この記事を書いている段階(2022年10月)では、ART、TERRA、DUOの3機種のみが対応しています。
青色のガスシリンダーと間違わないようにして下さいね。
ちなみに横に置いてある白い物は、撮影時は良く分からなかったのですけど、よくよく考えてみれば付属ボトルのキャップでした(笑)。
そうですよね、ない訳がないですよね……(遠い目)。
ガスシリンダーの重さは1,169g。
個体によって誤差はあると思います。
内容量は410gだそうなので、ガスがなくなると759gになる計算ですかね?
ガスシリンダーには、ひとつひとつシリアル番号があてられています。
家庭で処分する事は法律で禁止されているため、しっかりと管理するためのようですね。
空になったガスシリンダーは、取り扱いショップ(家電量販店、イオン等)に持っていくか、公式通販を利用する事によって、別のガスシリンダーと交換して貰えます。
交換用のガスシリンダーは2.160円と、新規で購入するよりも1,500円ほどお得になっています。
使い続ける事によって、コスパが良くなる訳ですね。
先にも書いた通り、ガスシリンダーは家庭では処分できません。
交換せずに返却だけしたい場合は、ソーダストリーム社に着払いで送れば良いようです。
詳しくは公式サイトのQ&Aを参照下さい。
ガスシリンダーの本体への取り付けは、レバーを上げて、そこにガスシリンダーを置き、
そのままレバーを下せば、設置完了。
一度設置したら取り外せない……などと言う事はなく、使用途中でガスシリンダーを取り出しても何も問題はありません。
実に簡単ですね。
ただ、ガスシリンダーの交換は早い人で2週間に1度程度のペースなので、従来の捻じ込み式でも何ら困らないかも知れません。
利点があるとすれば、持ち運ぶときに簡単に外せる事。
後はガスの残量を確認する手段は、重さを計る以外にないので、取り外しが簡単だと捗る……ぐらいでしょうか。
500mlのボトルが1本おまけで付いてきました。
普通に購入すると2,000円近くするので、若干ですがお得になりますね。
動画の方が分かりやすかろうと、簡単に動画を撮ってみました。
とてもお手軽ですね。
さて、肝心の炭酸強度ですが。
しっかりと炭酸を注いでやれば、市販の炭酸水を超えるプリピリの炭酸水が飲めるようになりました。
公式サイト等に記載されているプッシュ回数は1リットル用のものなので、500mlのボトルを使用する場合は、もっと少ない回数で済むようです。
ARTの場合だと、レバーを1秒程度押し下げて炭酸を注入します。
中炭酸は3回程度、強炭酸は5回程度が目安のようです。
500mlのボトルに入る水の量だと、2回程度で強炭酸になるのかな……?
この辺りは実際に使いながら、感覚として覚えるしかないでしょうね。
炭酸水メーカーの一番の目玉であるコスパについては、公式サイトによると500mlのペットボトルあたり約18円……となっていますが、実際に満足のいく炭酸の強さにするのであれば、30円前後になると考えた方が良いと思われます。
更にフレーバーやシロップで味を付けるなら、スーパー等で購入する炭酸ジュースと、そう変わりない価格帯になると予想されます。
コスパ目的で購入するのは、正直止めた方が良いでしょう。
もちろんこれは専用のガスシリンダーを使用する場合で、業務用のガスボンベを使用する場合はもっと安く済みます(クイックコネクトで使用できるかは未確認)。
重いので持ち運びが非常に大変ですが(笑)、純正のガスシリンダーの12倍の容量は魅力的です。
炭酸水メーカーの一番の強みは、ペットボトルのゴミが物凄く減る。
これに尽きます。
上手く使えば、ペットボトルを購入するよりも安く、なおかつペットボトルのゴミも出ない素敵な環境を構築する事ができます。
ただ、使い切ったガスシリンダーの交換が若干面倒なのはデメリット。
取り扱いショップに直接持っていく場合は、そのたびに氏名や住所等を記入しないといけませんし、公式通販は2本同時交換でないと、1回ごとに送料がかかってしまいます。
ガスシリンダーは1本あたり1kgはある訳ですし、早い人は2週間程度で使い切るとの事なので、ガスがなくなるたびにショップに出向いて繰り返し行為をするのは……うん、面倒だね!。
そんなこんなで、ソーダストリーム『ART』の紹介でした。
ともかく、ソーダストリームを購入するのであれば、スナップロック式を購入しましょう!
捻じ込み式は、激しくお勧めできません。
安さに釣られないようにネ。
]]>
Quest2を使っている時には気にならなかったのですが、INDEXを使い始めてから気になった事があります。
それは、HMD内の画面が灰色のままで何も映らなくなる現象です。
HDMの電源を投入(SteamVRに接続)した直後は、ベースステーションが起動するまで上の画像と同じような灰色の画面が表示されます。
しかしこれの問題は、ベースステーションが起動してからもHDMを認識してくれない事なんですよね。
我が家の環境下ではINDEXのケーブルを接続しなおせば復帰してくれるのですが、この現象の困った所は、VRCをプレイ中でも適度に灰色に暗転して操作を受け付けなくなることです。
大変イライラしますね、はい。
同じような現象に頭を悩ませている人もいると思うので、その解決方法の一例と言う形で書き残していこうと思います。
PCではそれぞれの環境が違うので、この通りにやっても不具合が治まるとは限りませんが、参考にはなるかとー。
ちなみに私はPCには詳しくないので、質問されても答えられないゾ☆(ダメな奴)
さて。
最初は単純にINDEXの初期不良かな……思ったのですが、友人に相談してみた結果、同じような現象を抱えてる人が幾人もいる事が判明。
詳しく調べてみると、AMDの500チップセットシリーズのマザーボードでRyzen3000や5000シリーズを使用していると、USB周りが切断される不具合が発生するとの事。
どうやら今回は、その不具合に当たってしまったようですね。
確かに何も操作していないのにUSBの接続音が繰り返し鳴ったり、VRC内で撮影した時に画面が一瞬灰色になったりと、思い当たるフシがチラホラと……。
なんてこった……。
解決方法のひとつとして、BIOSでPCIeを4.0を無効にして、3.0を使用する事で解決する可能性はあるようです。
しかし確実な方法ではないので、現状ではBIOSのアップデートをする事によって不具合を修正してしまうのが一番のようですね。
BIOSのアップデート方法はメーカーによって違うので、各マザーボードのメーカーのサイトを参照にして下さい。
私のPCの場合は『ASrock B550 Phantom Gaming 4』を使用しているので、こちらのページをチェックしました。
AGESAのバージョンが1.2.0.2になっているものを探しだし、それをダウンロードします。
基本的には最新版で良いみたいですけど、β版も混じってると言う話なので、良く分からなかった私は無難に修正直後のバージョンをDLしました。
……ま、まぁ、BIOSは不具合がなければアップデート自体しないものですし、不具合が直ればそれでいいですよね!(適当)
実際のアップデートのやり方はこちらを参照に。
繰り返し書きますが、こちらはASrockのマザーボードの場合ですので、各メーカーのサイトを参照して下さいね。
買っていて良かったUSBメモリ!
かなりドキドキしましたが、BIOSのアップデート自体は何も問題なく完了。
その後、実際に変わった事を箇条書きにしていきますと……。
まだBIOSをアップデートして1日しか経っていないので、確実に治まったとは言えませんけど、どうやらアップデートの効果はありそうな感じですね?
たまたま発生しなかっただけの可能性はあるので、もう少し経過をみてみたいと思います。
]]>
スマートフォンの普及で、Bluetoothなどの無線で接続するデバイスが爆発的に増えました。
しかしBluetoothに限らず無線で接続するデバイスは、バッテリー駆動のため、常にバッテリーの残量が気になる所ですよね。
特に、ゲームしている時になどにバッテリー切れを起こすと最悪です。
Win10の設定から辿っていけばバッテリー残量の確認は可能ですが、使い勝手としてはよろしくない。
私はrainmeterのように、デスクトップに常駐させてチラ見でチェックできるようにしたいんだ!
とは言え、スマートフォンに比べ、どうにもPCではバッテリー残量の表示をしてくれるアプリなどが弱いようです。
有線接続が基本だからなのか、単に需要がないからなのかまでは分かりませんが、調べてもほとんど出てこないのですよね。
Bluetooth対応であればいくつか見つける事はできましたが、私はLogicoolの無線(2.4Ghz)接続も一括でチェックできるようにしたいのです。
そんなこんなで時間をかけて調べた結果、『Bluetooth battery monitor』と言う無線接続のデバイスのバッテリー残量を一括で表示してくれるアプリを見つける事ができました。
情報がほとんどなくてインストールしても大丈夫なものかと迷いましたが、かろうじて使っている人もいるようなので思い切って導入してみました。
人柱ともいう。
ちなみに、無料期間はありますが有料アプリです。
ご注意を。
タイトル通りです(笑)。
画像のように、今現在無線で接続しているデバイスのバッテリー残量を一括で表示してくれます。
なんて便利!
むしろ何でOSの標準機能でこれを付けないんだよ!
『Bluetooth』の名こそ付いていますが、画像を見ても分かる通り、Logicoolの2.4Ghzワイヤレス接続(unifying/LIGHTSPEED)にも対応しています。
それらのバッテリー残量が一括で表示される訳ですから、便利と言う外ありません。
ただし、先にも書きましたが、こちらは有料アプリです。
試用期間が7日間ありますが、それ以降はライセンスキーを購入しないと使用できなくなります。
メールで送られてくるから必死にウィルスチェックしたよ。
まずはお試しで導入してみて、気に入ったら購入する流れで良いでしょう。
ちなみに試用期間中に購入すると、割引きがあるようで、通常価格は7.99ドル。割引き後は4.99ドルになるようです。
しかしバッテリーの残量の一覧をチェックするためには、いちいち通知領域からBluetooth battery monitorのアイコンをクリックしてやる必要があります。
タクスバーから隠すの設定にしてあれば、更にワンクリック必要になりますね。
Windowsの設定からチェックするよりはマシとは言え、少しばかり面倒くさいですよね?
また、表示されるのは何も操作しない場合だけで、どこかでマウスのボタンをクリックすれば表示は消えてしまいます。
機能は申し分ないとはいえ、私の本来の目的は、デスクトップに常駐するガジェットとして使用です。
微妙に使い勝手が悪い。
しかしながら、それを解決してくれる便利な奴がありまして、『Bluetooth battery Gadget』と言うフリーのアプリを導入します。
『Bluetooth battery Gadget』はデスクトップ常駐型のアプリで、上の画像のように接続したデバイスのバッテリー残量を一括で常時表示してくれます。
まさに、こういうのを探していた!
しかしこのアプリ、『Bluetooth Low Energy』の『BatteryService』から情報を取得している関係で、アプリ単体では対応できるデバイスが少なくて使い勝手としてはかなり微妙。
しかし『Bluetooth battery monitor』と連携できるため、2つ合わせて導入すれば、『Bluetooth battery monitor』の情報をそっくりそのまま常駐表示ができると言う、まさにかゆい所に手が届く便利アプリに化けてくれます。
素晴らしいではありませんか。
シンプルな機能ゆえ書くことは多くないので、簡単に気になった事をまとめてみました。
大まかにこんな所でしょうか?
バッテリー残量の可視化は想像以上に便利であり、特に複数のバッテリー式の無線デバイスを使用している人には大変にお勧めできます。
問題は、使っている人が余りにも少なすぎて情報を得られない事。
使用は自己責任でね!
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