中棚作製
ショーケースの背面ミラー化に引き続き、フィギュアを乗せるための中棚を製作します。
此方はオーダーメイドで製作したアクリルケースですが、当初の予定とは使い方が異なっています。
フィギュアを入れて蓋をすればいいや~、的な考え方で注文したわけですが、上に物を乗せる関係上、蓋を開ける方式だと実に面倒臭い。
そこで奥行きは減ってしまいますが立てて置いて、正面から出し入れをするようにしてみたわけです。
しかし、元々上から出し入れする事を想定して注文したわけなので、上部のスペースが勿体無い。
勿体無いですよね?
そこで、前々から考えていた中棚を作ってみる事にしました。
では、加工を始めていきます。
直径16mm、長さ500mmのアクリルパイプです。
お値段535円。
これを支柱に使うので、適度な長さにカットします。
210mm程度にカットして、1本のパイプが2本になりました。
今回パイプにしたのは、中身が詰まったものだと、カットに異様に苦労するからです(笑)。
耐久性を考えると、断然通常のアクリル棒の方がいいのですけどね。
と言う事で、500mmのパイプ2本をカットして、210mmのパイプ4本を作製。
如何にも弱弱しい姿ですね。
直径20mmぐらいのにしておくべきだったか……などと後悔しても遅いので、このままいきます(笑)。
カットした断面はギザギザで安定感に欠ける上、微妙に長さが違うので、断面を整える意味でもやすりをかけていきます。
殆ど大根おろし感覚です。
削る音がかなり不快なのが難点です……。
支柱の製作が完了したので、今度は台となるアクリル板を用意。
今回の物は、270mm×320mm、厚さ3mmの通常のアクリル板です。
お値段1029円。
既存の物を購入するのと、どちらがお徳かは良く分かりません……(笑)。
此方は特に加工する必要は無いので、保護シートをベリベリと剥がします。
さて、いよいよ支柱を台に固定します。
接着剤は……本来はアクリル専用の接着剤である、アクリルサンデー等を使用するのがいいのでしょうが、このためだけに購入するのは勿体無い……と言う事で、アレの出番です。
アロンアルファ、君に決めた!
ちなみに、私の場合は台の見えている場所さえ透明であればいいので気にしてませんが、本来はアクリルの接着にアロンアルファはNGです。
使えない、と言うわけではなく、接着面が白く雲って、せっかく透明のアクリルの美しさを損ねてしまいます。
よい子は決して真似してはダメよ!
早速接着。
流石アロンアルファだけあって、乾くのが早い。
写真を見ての通り、接着面が白くなっていますね?
しつこいようですが、真似してはいけません(笑)。
と言う事で、めでたく完成!
製作費用は約2100円。
果たしてこれは、安く済んでいるのか悩む所ですね……。
それにしても、やはり支柱が弱弱しい(笑)。
台の方も5mmにしておくべきだったか。
むしろアクリル棒を曲げて、その上に置く方が簡単だったのではないか……?
色々な考えが浮かびましたが、一先ず完成です。
万歳。
さっそく設置。
この詰め込み感が見事すぎます。
取り敢えず無事に機能しているようですが、当然3mm程度のアクリル板ではたわんできたりするので、中央にもう1本支柱を立てるのが正解かもしれません。
応急処置として、支柱の下に滑り止めを敷いて対策をしてみました。
まー……何と言うか、その内壊れそうですが、当面は大丈夫でしょう……多分(笑)。
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