ミラーレス

先日、名古屋に出掛けた際、ミラーレス一眼をじっくりと物色してきました。
私はAPS-Cサイズのデジイチ、EOS 40Dを所持していますが、さすがに気合いを入れた時ぐらいにしか持ち出しません。
ではコンデジのPower Shot S95はどうかと言うと、お手軽カメラと言う感じで使っています。
ポケットに入れて、すぐに取り出して撮影ができる使い道ですね。
画質や操作性に関しては、コンデジなりに満足しています。
ただ、やはり普段使いがデジイチだと、用途によっては不満が出る事も多いわけで……。
よって、普段使い用にミラーレスを購入しようかと思っています。


まずは……損失隠しに揺れるOLYMPUSは、早々に除外。
カメラ自体の完成度は高いみたいですが、これから先の事を考えると、仕方がありませんね。
困った事をしてくれたものです。
最初に触ってみたのが、PENTAXのPENTAX Q。
確かに非常にちっちゃいですね。
造りその物は良さそうです。
ただ資料を見る限り、センサーサイズの関係で写りは殆どコンデジ。
レンズが交換できるとは言え、これは痛い。
レンズ構造に無理がない分、ハイエンドコンデジより上の画質は期待できますが、似たり寄ったりからは抜け出せないでしょうね。
これ使うなら、コンパクトなS95でいいです(笑)。
次に見たのはPanasonicのコーナー。
GF2、GF3、G3辺りを見てきました。
最初は最も画質が良いと思われるG3。
……でかい。
いえ、デジイチに比べれば小さく軽いですが、その大きさは持て余しそうです。
バリアングルを搭載して、高感度にも強いようです。
しかし……この大きさはネックですね。
レンズも含めると、普通に一眼レフを使った方が良い様な気がします(笑)。
今回の要望からは外れるので除外。
GF2、GF3はコンパクトでいいですね。
タッチパネルで撮影できる機能は、直感的に操作できるので非常に良い。
touchも同じ方式ですが、大きさと重さの分、しっかりホールドできてブレが少ないのが嬉しい所。
レンズの種類が多いのもいいですね。
ただ、最新型のGX1も含め、バリアングルを採用しているのがGシリーズだけなのが気になります。
あれこそ、ミラーレスには必要な機能だと思うのですが。
次にNikon。
J1とV1の両方を弄ってきました。
センサーサイズが小さい割には、ずっしりとした重さが感じられるボディ。
写真で見たときは首を捻るデザインでしたが、実物の質感は悪くはありません。
むしろ、あり?
液晶はバリアングルのため、この点はクリア。
AFの感度も上々です。
ただメニュー画面が、やたらと使い辛い印象を受けました。
画質その物はセンサーサイズの割に頑張っているようですが、私が主に使用する室内用途には弱いようで……他のメーカーと比べると、ここだ! と言う良い所をあげるのが難しいのも問題。
何にしても中途半端な印象を受けてしまいます。
本当に、何を考えて作ったカメラなのかが分かりません。
最後にSony。
こちらは兄が持っているため、使い勝手等はある程度分かっています。
が、しっかり触った事は無いので、ぐりぐりと弄り倒してきました(笑)。
5N、C3、5と3種類あるわけですが、実質的な使い勝手はどれも同じようです。
5Nだけがタッチパネルに対応し、高感度が頭一つ抜けている感じですかね~。
その分、値段も頭一つ抜けているようですが。
デジイチ普及機と同等のセンサーサイズの割に、ボディは小さいですね。
APS-Cを活用するために、レンズはどうしても大きくなってしまいます。
が、実際にボディに装着してみると、μ4/3のPanasonic機と大して変わりが無い大きさのようでした。
ただ、レンズ群の種類が貧弱な上、レンズ自体の評判が宜しくありません。
幾らセンサーサイズが大きくても、レンズがダメだと良い画質は得られません。
この辺りは、どうなんでしょうね。
と言った所で家に帰った後も色々検討しましたが、メインのデジイチがあると言う事で、サブ機として使えれば十分だと判断しました。
よって、NEX-C3を購入する事に決定。
決め手はバリアングル機能。
GF3と迷ったのですが、勝敗を分けたのはこの機能でした。
S95を使っていた時から、欲しいと思っていた機能なんですよね……。
色は兄と同じだとさすがに面白くないので、ブラックにしてみました。
ホワイトモデルは人気がないのか、何処でも安いですね~。
やれやれです。