NEX-C3D 実写
新しいカメラを買ったからには、実写レビューもせねばなるまい!
と言う事で、玩具レビューの観点からチェックをしてみたいと思います。
外での使用は……カメラの性能は、部屋の中でこそ分かるのだよ!
……多分(笑)。
と言う事で、実際にC3で撮影をしてみました。
撮影環境は、何と言うかこんな感じ。
機材が置いてある部屋にベランダの荷物やらが押し込まれているため、ブログ撮影用に買った簡易スタジオにて撮影しています。
照明は1つだけライトバンクを使い、後はその辺りのクリップライトを使っています(笑)。
モデルは、簡易レビューも兼ねて、先日届いた春日野穹で行きましょう。
さて、コンデジを使う場合を除き、ブツ撮りはAFを使わずにMFを使います。
狙った所にビシッとピントを合わせるためですが、C3はデジイチなため普通にMFを使う事ができます。
もちろんコンデジ特有のやり辛いMFではなく、ピントリングを回して微調整できるものです。
MFでピント合わせ中は、自動的に画面が7.5倍、または15倍に拡大されて微調整しやしくなります。
しかし、これが使用者の意思で好きな時に出せるわけではないので、少々使い辛かったり。
機能をOFFにはできますが、ボタン一つで拡大できる方がいいですよね。
また拡大すると言う事は手ブレもその分大きくなるわけで、15倍になんて拡大した日にはまともにピント合わせ出来そうにありません。
そこで、と言うのも変ですが、NEX-5/NEX-3には『ピーキングMF』と言う面白い機能が装備されています。
説明するよりも写真を見て貰った方が早いですね。
ピーキング機能とは、コントラストが高い場所……ようするにはピントが合っている場所にリアルタイムで色付けをしてくれる機能です。
もちろん全体に色が付くわけではなく、エッジのみに着色されると言う心憎い心配り。
何と言うフィギュア撮影向き。
もちろん手持ちでも拡大せずにピント合わせができますから、全体を見渡しながら撮影に集中ができます。
便利!
そしてバリアングル液晶が、やっぱり非常に便利。
EOS40Dを使っている場合は、腰を落として下から見上げるようにして確認していますので非常に疲れますが、これなら通常の姿勢のままでピント合わせができるので楽ですね。
縦撮影にも対応していれば、最高だったかなー。
さて、では実際に撮影をしてみます。
今回はRAWファイルから現像はせず、撮って出しのJpeg画像です。
クリエイティブスタイルはスタンダードで、コントラスト等は特に弄らずデフォルトのまま。
ただ画像縮小後、Photo Shopでアンシャープマスクだけは何時も通りかけています。
まず気になるのは高感度の画質。
ISOは200スタートで、後は1段ごとの調整。
あ~、つまりは400、800、1600……と2倍になっていく、と言う事ですね。
ではブログ等で使うにはかなり大きめの、1280pixlでチェックしてみましょう。
55mm、1/30、F5.6、ISO200
55mm、1/60、F5.6、ISO400
55mm、1/125、F5.6、ISO800
55mm、1/250、F5.6、ISO1600
55mm、1/500、F5.6、ISO3200
55mm、1/1000、F5.6、ISO6400
55mm、1/2000、F5.6、ISO12800
1600辺りから、少しノイズが気になってきます。
でも余裕で常用範囲。
ぶっちゃけ、ネットに掲載の用途なら3200でも普通にいけますね。
さすがに6400にもなると普通にノイズが目立つようになりますが、ブログ掲載用の小さい写真ならありかも知れません。
これで微調整が出来れば言う事無しなんですが、そこはデジイチ使えって話ですよね(笑)。
ちなみにこちらの写真は、ピーキング機能を使って手持ち撮影したものです。
右目にピントがいっちゃってますね、左目に合わせたつもりでしたが。
ピントの山を当てるには慣れないと難しそうですが、ぶっつけ本番でもこの程度には正確に撮れるようですね。
慣れれば拡大表示するよりも、手早く撮影ができそうです。
ちょっと厳しい環境でも撮影してみました。
モデルはアクビたん。
間接照明光だけの手持ち撮影となります。
49mm、F5、1/15、ISO1600
さすがに暗部だとノイズがやや目立ちます。
でも十分実用範囲だと思います。
さすがにキットレンズだと厳しいので、寄れる明るいレンズが欲しい所ですね。
ではC3を弄っていて気になった所を幾つか。
シャッターボタンの遊びがちょっと効き過ぎている感じがします。
EOS40やS95のつもりでシャッターを押し込んでも、まだ半押し状態な事がしばしば。
これはメーカーによって違うのでしょうけど、ビックカメラで実機を弄っていた時にはNEXだけが気になりました。
次に、これは仕方が無い事ですけど、電源ボタンが可動式のために、再生ボタンを押しただけでは画像をチェックできない事。
ボタン式のコンデジでは再生ボタンを長押しすれば、自動的に電源が入って直接写真閲覧モードに入る事ができましたが、NEXの場合、『まず電源を入れて再生ボタンを押す』と言う2動作が必ず必要になります。
これは宜しくない。
何かに当たっただけで電源が入ってしまう事故は防げる物の、NEXは起動に少々時間が掛かるため、若干煩わしい感じがします。
最も、こちらも全てのミラーレスで言える事かも知れませんけどね。
さて、では穹の画像をお楽しみ下さい。
ぐるりと一回り。
しなりとした実に可愛らしいポージング。
動きがあるようで無い所も、引き篭もりっぽい感じがして何とも言えません。
うん、取り敢えず可愛い。
散々顔のアップは出していますが、もう一枚(笑)。
アルターらしく、髪の毛は恐ろしくシャープです。
指にさくさく刺さります。
注意しましょう。
胸は……うん、ありません。
微かな膨らみと言いますか……病弱と言う設定ですから、豊満なのもおかしいので問題はないですけどね。
何より、可愛い。
しなやかな脚!
とても美味しそうなラインです。
膝裏の窪みもそそりますね、ええ。
スカート周りをぐるーり。
大きく膨れ上がった、ひらひらスカートがいいですね。
ミニスカートが素敵ですが、こう言うのも悪くない。
うん。
取り敢えず、見せないから(笑)。
アルターにしては珍しく、付け替え用パーツが付いてきます。
むしろ頭部ごと交換して、おさげを下ろした状態にできます。
交換時に指に刺さりまくるので要注意。
髪をおろすと、これまた可愛いですなあ。
素晴らしい。
以上、NEX-C3の画質&動作チェック、春日野穹の紹介でした。
……こっちは容量多くないんだから、巨大画像無双は止めよう(笑)。
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