【EOS 6D】高感度を比較してみた

2017年12月18日

フルサイズを購入してまず試したくなるのが、センサーサイズが大きくなった事による、高感度ノイズの低減ですよね。
では中級機であるAPS-Cサイズの60Dと、最新のフルサイズの6Dではどの程度違う物なのでしょうか。
簡単にですが比較してみました。

mono1028.jpg mono1029.jpg

容量が気になっちゃったから、リンク先はついっぷるフォトよ!
ごめんね、ごめんね!
左側が60DのISO800、右側が6DにISO3200になります。
レンズはSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG。
絞りはF6.3で固定、WBはオート。
ノイズリダクションは標準。
ピントは瞳に合わせてあります。
設定は以上かな?
60Dの高感度は1600まで常用とは言われていますが、独断と偏見でギリギリディテールが崩れていなかったISO800を選んでみました。
今回はJpeg撮って出しの比較となります。
本来であればRAWでの比較が正しいわけですが、私は撮って出しをそのまま使う事が多いので、結構重要な項目です。
セオリーを無視して我の道を逝きます。
さて。
こうして見比べてみますと・・・どうでしょう?
大体同じぐらいの画質のような気がしますが・・・若干、6Dの方が上かな?
どちらにしてもAPS-Cとは比較にならない、素晴らしい結果です。
ISO3200でも常用レベルなんて、考えられませんでしたからねー。

では6Dの感度を更に上げて、ISO6400ではどうでしょうか。
先ほどと同じように比較してみます。 左側が60DのISO800、右側が6DのISO6400になります。

mono1028.jpg mono1029.jpg

流石に6400ともなると、ザラザラ感が目に付くようになり、ディテールも若干失われているようです。
60Dの800と6Dの6400が大体同じぐらいとtwitterで思いっきり発言しちゃいましたが、流石に及ばないようですね(笑)。
ただ、それでも十分に実用レベル。
躊躇い無くISO6400まで上げられる・・・と言うのは、やはり大きな利点だと思います。
では60Dの常用限界値であるISO1600ではどうでしょうか。
左側が60DのISO1600、右側が6DのISO6400です。

mono1032.jpg mono1029.jpg

え~、ぶっちゃけ違いが余り分かりません(笑)。
ノイズリダクションの効果の違いか、若干6Dの方が綺麗なような感じはします。

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おまけで、左から6D ISO12800、6D ISO25600、60D ISO6400です。
ISO25600にもなると流石に苦しいですが、それでも60Dの6400より綺麗って、どう言う事なの・・・。

以上、簡単ですがJpegでの比較でした。
ISO6400でも常用できる・・・と言うのは非常に嬉しい話ですよね。
どの辺りまで許容できるかは人それぞれでしょうけど、APS-Cとは比べ物にならない程、高感度には強い・・・と言うのは分かりました。
次は、RAW現像で試してみたいと思います。