【Apple】iPhone8のワイヤレス充電について
今回は、iPhone8から搭載された、ワイヤレス充電について書いてみたいと思います。
ワイヤレス充電とは
色々面倒な説明を省いてしまうと、iPhone本体にケーブルを接続することなく、充電する機能の事です。
Android機ではお馴染みだった機能ですね。
ただ……やはりその充電の遅さ、そして充電中は携帯端末を使うのが難しい……と言うネックがあり、日本では消えつつある技術です。
常時スマホ、お風呂でスマホ、布団の中でスマホ……ですからね。
使いながら充電できるようでないと、流行らないのでしょう。
しかし、人によっては非常に便利な機能で、私も重宝しています。
煩わしいケーブルから解放されるのは、思った以上に素晴らしい。
色々な物を、置くだけ充電したーい!
そしてiPhone8が届いたけれど……
届きましたけど、すでに持っているワイヤレス充電器ではちょっと問題があるな?
今まで使っていたQi用充電器
それが、こちらのChargePad QE-TM101です。
Panasonic製で、現在は廃番となってしまっていますが、この充電器の特徴は何と言っても移動式コイルだと言う事です。
大体の充電器は、コイルの狭いストライクゾーンから少しでもズレると充電がされません。
折角ケーブルレスでの充電で楽をしようとしているのに、位置合わせをしなければいけないのは本末転倒。
その点、このQE-TM101は、Pad上のどこに置いても給電コイルに向かって自ら移動してくれます。
とても便利ですよね。
動画ではないので申し訳ないですが、こんな感じで、普段は左上に待機している送電コイルが給電コイルを感知すると、ガーッと音を立てて給電できるポイントまで勝手に移動してくれる訳です。(写真ブレててゴメンネ)。
正直、とても便利なのですが、使ってみて幾つか難点が浮かび上がってきました。
まずは、音がうるさい事。
コイルの移動音が、それなりに大きな音です。
昼間なら気にならない程度ですが、夜の静まった空間だとかなり耳障りです。
次に、少しでもバッテリーが減ると給電コイルを迎えに行ってしまう事。
つまり、
- ガーーーッ(移動音)ピポッ(端末の充電開始音)
- 満充電になるとガーーッ(コイルが初期位置に戻る音)
- 端末のバッテリーが少しでも減るとガーーーッ(移動音)ピポッ(端末の充電開始音)
- 満充電になるとガーーッ(コイルが初期位置に戻る音)
……を繰り返しやがります。
うるさいよ!(笑)
モバイルバッテリーを充電している時はそんな事はなかったのですが、何とかならないのですか!
そして、手帳型のレザーケースを付けたまま充電ができなかった事。
一応コイルは反応し、一瞬は充電状態になるのですが、すぐに解除され、そしてまた充電状態になる……を繰り返します。
そしてコイルがウロウロと彷徨い始め……とてもうるさいです(笑)。
しかし、やはり自らコイルが給電しに来てくれる便利さはとてもいいなあ……と思います。
結局、この充電Padには後継機が出る事もなく、そのまま消えてしまったようですが、iPhone8をきっかけに改良版が復権……しませんかね?
新たにワイヤレス充電器を購入
前置きが長くなりましたが、上記のような理由があり、またケースを付けたまま充電したい事もあって、現在流通している新しい規格の充電器ならどうか……試したくなりました。
そこで購入したのが、先日購入したAnker PowerPort Qi 10です。
まずは、iPhone8を裸のまま置いてみました。
QE-TM101とは違い、iPhone中央を充電Padの中央に合わせないといけませんが、何の問題もなく給電できました。
100%になった後も、特に給電を繰り返すことなく、ケーブルで充電しているのと同じような状態を維持してくれます。
一体、何が違うのか……
懸念だったレザーケース越しの充電も問題なし。
公式的には3mm以下であれば充電できるようなので、余程分厚いケースや完全金属製とかでない限りは問題はなさそうです。
ただ、やはりケースを装着しているとロスが出るようなので、最大限に発揮したければ充電時にはケースを外すことが推奨されています。
しかし、それも本末転倒ですよねえ……?
ちなみに、充電中は熱をもちます。
この熱が80℃を超えると、充電を中断するそうなので、夏場は注意した方が良いと思われます。
充電速度はどうなの?
ぶっちゃけ、かなり遅いです(笑)。
満充電には優に6時間以上は掛かるでしょうか。
急ぎであれば、素直にLightningケーブルを使った方が良いでしょう。
ネット上を散策していると、たまにiPhone8やiPhoneXはワイヤレス充電専用になった……と勘違いしている人が見受けられます。
違うからね?
あくまでも充電方法の選択肢が増えただけだからね?(笑)
ちなみにワイヤレス充電にも高速充電機能がありまして、普段は5Wでの充電となりますが、7.5Wでの充電ができるようになります。
ただ、今現在のソフトウェアでは対応していないので、アップデート待ちとなります。
一応、年内にアップデートするとの話ですが……どうですかね?
充電時間を考えると、10W程度は欲しい所ですが、更なるアップデートはあるのか?
その場合、iPhoneは熱に耐えられるのか?
正直、問題はいくつもありそうです、はい。
結局、ワイヤレス充電って役に立つの?
そもそもワイヤレス充電は、家に帰ってきても常時iPhoneをいじくる……という人は対象にしていない気がします。
家に帰ってきて、ケーブルを挿すことなく置くだけで充電開始。
後は、屋内でMacやiPadで過ごす……と言う流れだと思われます。
出かける時は、iPhoneをさっと手にして外出する訳ですね。
私は外ではiPhone、家の中ではiPadと使い分けているので、置くだけ充電とても便利です(^q^)。
ただ多くの人はそういう使い分けはしてないと思いますので、廃れる原因にもなったのではないでしょうか。
と言う訳で、ワイヤレス充電を使うも、使わないのも自由です。
ライフスタイルに合わせていきましょ~。
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