AFマイクロアジャスメントを試してみた

2013年3月12日

50Dと7Dにはあって、60DだけハブられていたAFマイクロアジャスメントが6Dにも実装されました。
この機能は、カメラ側でレンズの微妙なピントを調整できる機能です。
中級機以上には普通に付いているみたいですね。
私は40D→60D→6Dと購入してきたので、初体験だったりしますけど(笑)。
AFを使っていると、ちょっと前ピンだったり後ピンだったりする事があります。
そう言った微妙なズレを補正する事ができる機能なわけですね。

EF24-105mm F4L IS USMを使っていて、どうもシャキっとした写真にならず、このレンズは元々この程度なのかな・・・と思っていたのですが、せっかくの機能なので試してみました。
て事で、被写体はタマ姉です。
何故タマ姉かと言うと・・・このフィギュアは目の付近に髪がかかってないため、撮影しやすかった・・・と言うだけです(笑)。
AFポイントは中央のみで、右目に合わせてます。
本来であれば三脚を使うべきでしょうけど、手持ちでやりました。
ピントもその度にやり直し、5~6回は撮影しています。
ワイド端では余り違いが分からなかったので、変化が判断しやすいテレ端にてお送りいたします。

mono1016.jpg

結果は上の通り。
原寸大なので注意してね!
割と近距離で右目にピントを合わせていますが、数ショット撮影しても上のような感じになります。
Shit!
まー、これは近距離だから分かりやすいのですが、遠い被写体になるとピントが合ってないのか、それともその程度の描写なのかが分かり辛いのが困りますね。
さて、早速AFアジャスメントで調整してみました。

mono1017.jpg

なんということでしょう。
上とは比べ物にならないぐらいドンピシャになっていますね。
これは気持ちが良い。
何ショットか試してみましたが、ドレも同じような感じで撮れてくれます。
流石にこれだけはアレなので、ネット上に転がっているピントチェックシートでチェックをしてみましたが、調整後には中央付近にピントがきているようでした。

mono1018.jpg

以上、調整後の設定。
ズームレンズであれば、ワイド端、テレ端をそれぞれ調整できるようです。
間は双方の調整具合から自動的に調整されるようなので、若干不安。
また、あくまでも近距離での調整なので、実際に遠くを撮影した場合にどうなるかは分かりません。

以上、AFマイクロアジャスメントでした。
真新しい機能ではありませんが、微妙にピントがズレている時には重宝しそうな感じですね。
しかし、この時ほどEye-fiが便利だと思った事はありません、はい。