『Soundmatters』 foxL V2 プラチナエディション

2013年3月18日

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Bluetooth対応のモバイルスピーカーです。
最初は『JAWBONE JAMBOX』を購入するつもりでしたが、それと同等かそれ以上のスピーカーが幾つかある事を知り、その中でも無骨なデザインが気に入った『foxL V2』を選択してみました。
音だけならBOSEの『SoundLink Wireless Mobile speaker』がトップクラスのようでしたが、価格……は長い間使うつもりなので良いとしても、筐体の大きさと重さが気になって選択から外しました。
やっぱり色々な場所に置けるようじゃないと、使い物になりませんしね。


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早速、開封。 中身だけの紹介なので、保護フィルム等はそのままです。
本体と、オリジナルと日本語のマニュアル、オーディオケーブル……ですね。
左上のは良く分からなかったのでで一緒に並べてしまいましたが、よく考えてみれば、緩衝材ですねよね、これ(笑)。

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こちらは、専用マット、専用カバー、USBケーブル、ACアダプター、ストラップ。
袋に入ったままで何が何やら分かりませんが、後で説明します(笑)。

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それでは本体の写真から。 大きさ自体は、男性なら手の中にスッポリ納まるぐらいのサイズ。
幅143mm × 奥行き35mm × 高さ55mm。 全面は金属が使われているようで、見た目の割にずっしりとした重さを感じます。
重量は269g。 裏面は恐らくABS製。 正面中央、やや下はマイクとなっています。
スマートフォンであれば、そのまま通話も可能のようです。

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裏面の中央部分はスタンドとなっていて、そのまま置けない事もないですが、使った方が当たり前ですが安定します。
残念ながらこれは金属ではなく、多分ABS製。 若干、引き出すのに手間取ります。

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スピーカー左右には、接続端子が纏められています。
正面から向かって右側には外部サブウーファー接続端子、充電インジケーター、mini-USB端子。
左側には3.5mmオーディオ端子、ACアダプタ端子。
ストラップ穴は両端にあるので、好きな方に取り付ける事が出来ます。

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正面にはメーカーのロゴマーク。

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裏面両端の写真。 電源ボタンは自動ではなく、残念ながら手動切り替えです。
点けっ放しにしたい場合は、ACアダプター固定が推奨ですね。
右側は音量ボリュームですね。
記憶される事は無く、電源を入れ直す度に標準音量へと戻ります。
ちょっと不便。
ただiPadでのみの確認ですが、端末側で音量の調整ができるので、それほど深刻な問題ではありません。
しかし端末側だけでは最大音量にはできないようなので、やっぱり不便かな?

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付属品の『AudioQuest REVERGREEN オーディオケーブル』です。
こう言った商品に付属するケーブルとしては、びっくりするぐらい高品質。
市場価格では3000~4000円ぐらいでしょうか。
普通は貧弱な紅白ケーブルなんですけどねえ。

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ACアダプター本体。 このままでは使えません。
ユニバーサル規格で、アメリカ、ヨーロッパ、中国、香港、オーストラリアにも対応しています。

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他のコンセントの写真は割愛しますが、このパーツを……

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ドッキングさせる事によって、ACアダプターとして機能します。

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専用カバーが付属しているので、持ち運びにも安心ですね。
私はベッドサイドに吊り下げておいて、使わない時は収納してあります。

さてさて、では肝心のスピーカーとしての使用感です。
音質に関してはApp Bank StoreでJAMBOXを試聴していたので、同等以上と言われているこのスピーカーに関しては大体予想の範囲内。
Bluetooth接続で音質が低下している割には、結構良い音で鳴ってくれています。
ONKYOのGX70……には流石に届きませんが、5000円クラスのスピーカー並には鳴ってくれていると思います。
恐らく、有線で接続すれば10000円以上のスピーカーと対等以上に戦える予感。
低音、中音、高音と満遍なく出ている感じです。
低音のアタック感も、この手のスピーカーにしては強い方。
低音強めの調整のようですが、輪郭がボヤけているのでロック等には向きません。
分かりやすく言うと迫力がない(笑)。
その辺りが気になる人はBOSEのSoundLinkに行くと幸せかも。
中音は良く出ていると思いますが、高音の伸びにはやや不満。
弦楽器の音は良く出ていますが、ボーカルとなるとどうも頭打ちに。
バーンインで少しは改善されるんでしょうかね。
最大音量にでもしない限り音割れはしませんが、接続時にホワイトノイズが乗ります。
近くに置くスピーカーなので、若干気になるかもしれませんが、音が出ていれば特に気にする事も無いかと。
大音量で鳴らすと振動で本体が動く報告もあります。
そのため、専用マット……と言う名の滑り止めが付属しているので、音量をMAX近くにする場合は、それを合わせて使うといいようですね。

肝心の内蔵電池のもちですが、公式では最大20時間とあります。
今は標準音量よりも多少大きいぐらいの音量で使っていますが、購入から3日が経ち、音楽、ニコニコ動画等で使用していますが、まだ切れる気配がありません。
確実に10時間以上は使っているので、確かにそれぐらいはもつようですね。
携帯機でそれだけもってくれるのは、嬉しいですよねえ。

しかしBluetoothで、尚且つ掌サイズのスピーカーとして考えれば、驚異的な音質です。
リラクゼーション目的では難しい所もありますが、ながら作業のBGMとしてなら十分に実用レベルですね。
何より、何処にでも持ち運べる……と言うのが良いですね。 動画でも音の遅れと言うのは感じられませんが、接続する端末やコンテンツによるかも知れません。
そこは追々試してみたいと思います。
ちなみにBluetooth接続なので、

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もちろんVita等の対応機で普通に使えますよ(笑)。
ただゲーム機に使うには向かないかも知れません。
ワンテンポ音がズレますし、端末側で音量調整も出来ません。
Vitaの仕様がダメなだけな気がしますが……。