Bose SoundLink Air digital music system

2019年6月8日

え~と、前回の雑記を読み直してみて、余りに適当なので、音の感想も兼ねてしっかり書き直したいと思います(笑)。

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今回手に入れたのは、ワイヤレススピーカー。
Bose初のAirPlay対応機になります。
Bluetoothのポータブルスピーカー『foxL V2』をすでに所持していますが、残念ながらBluetoothではどれだけ頑張っても、素人にも分かるぐらいに音が劣化してしまうんですよね。
一応メインでそれなりのオーディオシステムを構成しているので、音楽を聴く時にはどうしても気になってしまいます。
しかしオーディオは正面から聴かないと、残念な音になってしまうのですよね。
でもベッドの上や夜中でもそれなりの高音質で楽しみたい。
以上の流れで、AirPlay対応スピーカーには以前から目を付けていた訳です。

しかしベッド脇に置けるコンパクトな物で、尚且つ軽く、高音質のスピーカー・・・となると、選択肢は極端に狭まります。
対応ミニコンポであれば音質も保障済みですが、場所を取る上に重量もそれなりです。
AirPlay用スピーカーの『Libratone Live』辺りはデザインが良く、音質にも定評があるようでした。
しかし重量は6.5kg。 ベッドサイド・・・置き場所がアクリルケースの上になるので、とても無理です。
こうなったら、PCスピーカーとAirMac Expressの組み合わせでもいいかなあ・・・と思っていた所に、このスピーカーが発表されたわけです。
興味を持って調べてみたわけですが、発売されたばかりだからか、もしくは需要が少なすぎるのか、一向にレビューが出てきません。
焦れていた所で、ビックカメラで実物を発見して試聴。 有線で繋げての試聴でしたが音質はまぁ悪くは無いかな・・・といった感じだったので、購入と相成ったわけです。

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前置きが長くなりましたが、パッケージの中身です。
マニュアル類は省いてあります。
手前の袋に入っているものは、電源プラグアダプタとUSBケーブルです。
ACアダプタはユニバーサル仕様なので、プラグを交換して使う事が出来ます。
しかし日本式の電源プラグは別に同梱されているため、袋を開ける必要がありません(笑)。

USBケーブルの方は、初期設定のみに使用します。
本体に接続する側はマイクロUSBなので、既に手元にあるなら、こちらも開封する必要はありません。
リモコンには最初から電池が入っていました。
しかしリモコンで使える機能の殆どは、iPhone/iPadで操作できるため、基本的に殆ど使いません。
出してすぐに封印。

完全な誤算だったのは、びっくりするぐらいの大きさのACアダプタです。
コンセントを2つどころか3つぐらい占領するぐらいの大きさがあるので、この辺りの延長コードが必要になってきます。
流石アメリカンサイズですね。
日本の住宅事情に合ってません。

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とても分かり辛い比較をしてみました(笑)。
ACアダプタって、普通これよりも2回りぐらい小さいですよね・・・。

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スピーカー本体。
ACアダプタの大きさの割に、本体はかなりコンパクトです。
非常にスッキリしたデザインなので、部屋にも溶け込みやすいかと思います。

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大きさの比較。
iPhone5を並べてみました。
据え置き想定の割には小さい筐体ですよね。

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スピーカー本体の端子は非常に少なく、AUX端子、電源端子、USB端子の3系統だけ。
実にシンプルです。
AUX端子があるので、AirPlay以外・・・ウォークマン等でも使用可能です。
USB端子は以前にも書いた通り初期設定のみに使用するので、事実上殆ど使いません。
中央部分は、別売りのバッテリーを入れる事ができるようです。

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基本的には据え置きで使用するものですが、別途バッテリーを購入すれば、ACアダプタを取り外す事無く家中何処へでも持ち運べます。
と言うか、あの電源の大きさを考えると、スピーカーを移動させたりする人は素直にバッテリーを購入するのが吉。
最大音量で3時間ほどもつそうなので、標準音量なら6時間程度は使えるのではないでしょうか。
本体側面には、タッチセンサー式の音量ボタンがあります。

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音量はリモコンでも調節できますが、ぶっちゃけAirPlayを流す端末側で操作が可能なので使いません。
音量インジケーターがないので、どのぐらいまで音量が上がるのか分からない所が微妙ですね。
それも端末側で見ればいいと言われればそれまでですけど。

接続に関しては、本体とPCをマイクロUSBケーブルで繋ぎ、マニュアルに載っているURLから専用ソフトウェアをダウンロード。
後はソフトの指示に従い、無線LANのパスワードを入力するだけです。
実に簡単。
何も迷う事はありません。
設定が済んだら、iTunes、もしくはiPhone/iPadで出力先をSoundLinkにしてやれば、見事そちらから音が出てくれます。

さて、肝心なのは音質です。
ビックカメラの店頭で聴いた時の印象とは違い、クリアでキレのある音です。
輪郭がハッキリしているので、非常に聞き取りやすいですね。
その分、聴き疲れしやすい印象を受けました。

低音に関しては、サイズを考えれば必要十分に出ていると思います。
この辺りは、流石Boseといった所でしょう。
もちろん、ポータブル機とは比較にはならない量です。
店頭のBluetooth接続のSoundLinkは、低音がブーミー気味で締りが無いのが気になっていましたが、あれは音源のせいだったのでしょうかねえ?
SoundLink Airでは低音も締まっているので、私的には嬉しい所。

高音、中音は強めの低音に埋もれてしまっている・・・かと思いきや、こちらもしっかり主張してくれています。
これは予想外。
ヴォーカルも前に出ていますし、高音の音の伸びもまずまず。
若干音が軽い感じがしますが、パッシブスピーカーと一緒にしてはいけませんね(笑)。

音量に関しても出過ぎるぐらい出ています。
iPadの音量ゲージが40%程度でも、小部屋ではうるさすぎるぐらいです。
もちろん本体の音量を上げていけば際限なく上がっていきます。
流石にポータブル機とは違いますね。
逆に小音量でも、音痩せが殆ど感じられません。
大きな音を出せない夜間に聴く人には向いているのではないでしょうか。

以上、こんな所です。
本格的なオーディオは音はいいのですが、色々スイッチをオンにしたり、視聴場所から動けなかったり、気楽には楽しめません。
その点、こちらはiPhoneやiPadを弄りながら、好きな場所で音楽を高音質で楽しめるのがいいですね。
しかしこうやって購入してしまったわけですが、Libratone Zippも気になります・・・。