メルティ

はい、かなり久々のフィギュアレビューですが、新年１発目は、アルターより発売されたメルティです。
予約したのは、確か３月でしたか……。
発売予定は12年8月でしたが、13年秋→13年冬→13年12月未定……と次々と変更され、ようやく12月も終わりの頃に手元に届きました。
長かったですね。

相変わらずゲームの方はプレイしてないので、公式サイトをチェックしてみると……。
あ、引き篭もりのツンデレ少女ですね。
少女と言っても、ハーフエルフで310歳ですか……。
ドレだけ引き篭もってるのよ。
ま、ビジュアル的に可愛ければ何も問題ないですけどね！
さくっとレビューをしていきましょう。

帽子は着け外しが可能。
撮影には邪魔なので、取っ払っちゃいましょう。
ちなみに、今回は実験的にEOS 6D……フルサイズで撮影しています。
詳細は後日にでも。

顔の造形はしっかりしています。
見ただけでTonyと分かるのは流石な所。
ただ似ているか……と言われると、外見的な実年齢が5歳ぐらいは上がってる感じ(笑)。
それと視線は右側を向いていますが、正面、斜め上から見ると正面を見ているように見えるのは何故なのか。
フィギュアを生で見ている分には気にならないのですけどねえ。

帽子は被れる角度が決まっています。
磁石になっているのでピタッと固定してくれますが、磁力は強くは無いので、簡単に外れます。
逆に言えば防止の角度を変えて、それなりに表情を変える事が出来ますね。
細かいフリルの表現なんかは、割と良い意味でヤバイ感じ。

上から下からも鑑賞。
割と何処から見ても楽しめますが、スプーンの裏側が何もないので、やはり基本正面180℃の角度の鑑賞が限度のようです。
いえ、裏側だから特に細工は必要ないわけですが、どうせならスプーンっぽく湾曲させるとかして欲しかったな、と言う事です。

そのスプーンの上に乗っているのは、使い魔のソルベエです。
公式サイトを見る限りでは……お嬢様のワガママを一身に受ける健気な使い魔……と言う感じですね(笑)。
ぶっちゃけ、デビルチです。
何処にでもあるデザインですけどね、小悪魔と言うのは。
アタリ棒を持っていますが、これは自分で食べたのか、主人のを持っているだけなのか(笑)。

おへそまでスリットの入った、割と大胆な黒いドレス。
うん、でも、貧乳が着る物じゃないよね。
着る物じゃないんだけど……胸は無いのに胸が大きく見える不思議！
これが目の錯覚か。
と言ってみたいですが、体が大人の造形なので、等身が高くなっているせいかと思われます。
私は好きですが！

ファンタジーでは定番とも言えるロンググローブですね。
何か妙にエロい造形になっていますが(笑)。
白いラインも綺麗に塗られていて、気になるハミ出し等も無し。
良い仕事をしています。

気になるのは右手の位置取り。
原型からしてコレですが、この格好で、この手の角度だと、浮いているのは不自然ですね。
それとも、何か意図があるのかしら？

脚周り。
非常に肉付きが良くて宜しい。
それだけに、元絵からかけ離れていっています(笑)。
ロングブーツはガーター仕様。
ブーツ……？
これはブーツでいいのか？(笑)

髪の毛はロングウェーブ。
銀髪！
銀髪っていいよね。
ちょっと間違えると白髪になりますが……。
腰どころか、お尻までありますね。
造形的には野暮ったくなりがちですが、そこは流石にアルター。
上手い事纏めています。

アイスベース上ではじっくり見れませんでしたが、降してやれば、それはもうバッチリと鑑賞できます。
白です。
皺や質感などにこだわりが見えますが、僅かに覗く正面部もしっかり造形してある様子。
欲を言えば、ガーターベルトは横側に退避させて欲しかったなー。
ゴムで出来ているなら別ですが……。

適当に何枚か。
やや上から見下ろすのが、ベストショットですかね(笑)。

以上、アルターよりシャイニング・ハーツのメルティでした。
随分と発売延期しましたが、クオリティは流石の一言。
個人的に気になる部分はありますが、フィギュアとしての出来は満点でしょう。
素直にお勧めです。