【Canon】6D専用バッテリーグリップ BG-E13を買ってみた
物凄い今更ではありますが、6D用のバッテリーグリップを購入してみたので紹介します。
縁が無い人にはまったく縁が無く、縁が無いと言う事は、どう言うアクセサリーかと言う事も知らないと言う事で。
その名前から、単純にバッテリーをたくさん入れられるから長持ちになる的な製品……そう思っていた時期が私にもありました。
実際には『縦位置グリップ(縦グリ)』と言う名称の通り、縦位置での撮影をサポートしてくれるアクセサリーですね。
バッテリーはどちらかと言うとおまけ。
正直利点よりも欠点の方が多い訳ですが、6Dの場合はどうなのでしょうか。
まずは、開封してみましょう。
撮影ブースに入りきらない付属品の数々。
もう少し工夫しろよ、と言う話ではありますが、面倒なんだもん!(ぉぃ
それはそれとして、付属品は
- BG-E13本体
- バッテリーマガジン
- 専用ケース
- マニュアル
- 保証書
てか、何処にも梱包物の内容が載ってないので、これで全部なのかは分かりません(笑)。
取り敢えず、本体があれば問題は無い、と思う……。
付属のケース。
最初はバッテリーグリップ本体を入れる物かと思っていたのですが、どうやら大きさ的にバッテリーマガジンを収納するための入れ物のようです。
……本体は収納出来ないの……?
や、縦グリ使うような人がイチイチ取り外すとは思えませんが、その辺りはどうなのです?
それはそれとして、本体です。
本体重量290gと、かなり所か結構重い。
バッテリーを入れれば、もっと重くなります。
6Dの特徴は小さく軽い、ですから、利点を完全にスポイルしてしまいますね。
底面には三脚穴。
当然下部を塞いでしまう訳ですから、三脚穴ねじは必要になります。
その左側に見えるのは、ストラップホールですね。
ハンドストラップを使うように設計はされているようですが……今のCANONは三脚穴を使うネジ式のハンドストラップしか売られていません。
以前は有効に使えたようですが、今は余り意味のない機能になってしまっているようです。
背面には、6D本体と同じ位置に、AFスタートボタン、AEロック/FEロックボタン、AFフレーム選択ボタンがあります。
ただ6Dとは違って、ボタン周りが起伏しているため、残念ながら6D本体と操作感が結構違います。
慣れれば何てこと無いかも知れませんが、縦位置だと一度目視しないとボタンがドレだか分からなく……(笑)。
折角同じ位置にあるのに勿体ない。
ただ起伏しているお蔭で、親指が掛かってホールド感は増します。
親指AFに設定している人が、違和感を感じるぐらいですね。
つまり、私だー!
ちなみに反対側には、勿論シャッターボタンと、電子ダイヤルがあります。
写真撮るの、すっかり忘れていましたが(笑)。
中央のON/OFFのスイッチは、誤作動防止用ですね。
縦位置時に各種ボタンを使いたい場合にのみ、ONにします。
常時ONでも良いとは思いますが、誤作動の心配があるので、使わない時はOFFが無難かなー。
電池室の蓋を収納しておく場所が、バッテリーグリップには用意されています。
こちらは、ACアダプターキットを取り付けた際に、コードを出すための穴ですね。
勿論、6D本体にも同じ物があります。
付属のバッテリーマガジン。
てっきりこちらが単三電池用だと思っていましたが、専用バッテリーを使う方でした(笑)。
2つ装着できるので、バッテリーも2倍長持ち。
動画を撮る人には必要かもしれません。
バッテリーパックを取り付けると、こんな感じになります。
なおバッテリーはひとつずつ消費されている訳でなく、並列で使われるようです。
勿論、1つだけでも使用に問題はありません。
さて、そのバッテリーマガジンですが、取り出す際は、横から取り出す形になります。
まずはタグブを引き下げて……。
グリッと回してやると、ロックが外れます。
後は引き出してやるだけです。
ゾロゾロ引き出します。
こちらは単三電池用のバッテリーマガジンですね。
最近の縦グリは全部この仕様のようですが、60Dより前は違う仕様だったようですねー。
実際、どっちが良かったのでしょうか?
さて、では実際に取り付けをしてみます。
まずは下準備。
6Dの電池室のカバーを外します。
ワンタッチで簡単に外れます。
余りにもあっさり外れたので、びっくりしたぐらいです。
外された蓋。
このままでは失くしてしまうので……。
バッテリーグリップ側に取り付ける場所があるので、そちらにカチリ。
綺麗に収まりました。
この部分は、6Dの電池室にそのまま入るので、失くすことは絶対にありませんね。
後は、6Dに取り付けてやるだけです。
バッテリーグリップ装着完了!
でかい
あのコンパクト軽量な一眼レフの姿は一体何処へ……。
レンズを付けているとお辞儀をしてしまうので、置く時が厄介ですね。
後付けのためか、一体感はそれ程でもありません。
質感は流石に純正、と言った所なんですけどねー。
縦位置にすると、座りが悪い!
6D本体よりも厚みが出るためか、握り心地は結構違います。
私は手は小さい方では無いと思いますが、余りが出るぐらいです。
しかし違和感はありますが、グリップ自体はしっかり指が引っ掛かってくれるので問題は無し。
それはそれとして、必要なボタンは縦位置にも付いているので、撮影は非常に楽です。
無理に手首を返さなくても、普通に脇を締めて撮影出来ますからね。
雲泥の差です。
しかし上3つのボタンはともかくとして、マルチコントローラーがかなり離れてしまっているのが痛い。
50D、60D、70Dと全部同じ仕様ですが、どうやっても指が届かないので、グリップから指を放す必要があります。
大抵左手でレンズを支えてる形になるので問題ないと言えばそうなのでしょうが……。
操作しやすいのが欲しければ、上位機種を買えと言う事ですね(笑)。
そう言う訳で、バッテリーグリップとは縦位置を頻繁に利用するかしないかで、評価がかなり分かれる物だと思いました。
現在のフラグシップモデルである1DXは、この縦グリを標準装備した機種……と考えると分かり易いと思います。
他にも下位機種には無い機能がてんこ盛りですけど。
6Dの縦グリップの難点は、6D本体の『軽い』と言う特徴を完全に潰してしまう事。
後、一体型のマルチコントローラーの仕様の関係で、縦位置での使い勝手が完全に悪い事が挙げられます。
縦位置を頻繁に使用する人なら買いだと思いますが、それ以外の人はどうかなーと言った感想。
私もドールに手を出していなかったら、絶対に買わなかったな(笑)。
以上、6D専用縦グリップの紹介でした。
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