【便利グッズ】くもり止めクロス『LIQUID_hack Anti Fog』を買ってみた

 

完全なマスク社会になってしまったこの頃。
私も毎日、当然のように身に着けています。
ただ、それに関して困ったことが出てきてしまいました。
それは、マスクをしていると眼鏡が曇る問題です。

 

いやですね、屋内だと多少曇る程度は良いのですよ。
しかし仕事中……特に、運転中に眼鏡が曇る。
これはいただけません。
冷たい外気に触れて、マスクから噴き出る温かい息で、眼鏡が真っ白に曇る。
運転中に、これは命にかかわります。

そんな折、眼鏡の曇りを抑えられる眼鏡拭きが紹介されていたので、さっそく購入して使ってみました。
その効果は如何に……?

 

今回紹介するのは、日本ポステックが販売している曇り止めクロス『LIQUID_hack Anti Fog』です。
ワンコインで眼鏡の曇りが抑えられる優れもの。

 

 

見た目はごく普通のマイクロファイバー製の布です。
スマートフォンのフィルムを買うと付属している、あの布ですね。
薬品が染み込んでいるためか、しっとりと濡れています。
この布で、眼鏡のレンズの表裏を数回ほど拭き拭きします。
息を吹きかけてまだ曇るようでしたら、繰り返し拭きます。
特に難しいことはなく、それだけで曇り止めは効果を発揮してくれるようです。

効果は公式によると、およそ8時間ほど。
……となっていますが、実際はもう少し短い時間で効果が切れているような感じでした。
まぁ、効果が弱くなってきたかな? と思ったら、また拭けばいいわけですけど。

ちなみに使い捨てではなく、クロスが乾くまでは何度でも使えるようで、乾燥を防ぐためにパッケージにはチャックが付いています。
乾燥を防ぐために、使用後はしっかりとチャックは閉じておきましょう。
購入したばかりなので何とも言えませんが、恐らくは2週間程度は使えるのではないかと思います。

 

さて、実際に使用してみての感想ですが……。
期待していたほどの効果はなかった……と言うのが正直な感想でした。
もちろん、曇り止めとしての効果は十分に発揮されています。
未使用時に比べ、眼鏡が見えなくなるほど曇る……と言う現象はほぼほぼなくなりました。

顕著だったのは、やはりお風呂場。
私、お風呂にiPadを持ち込んでのんびりと浸かるのですが、それはともかく、シャワーを使うと眼鏡が真っ白になってしまうのです。
シャワーを使った後に眼鏡を掛けると、真っ白で何も見えんのじゃよ!
所が、今回曇り止めクロスを使用してからシャワーを使ってみた所、なんと、透明のままでした。
やるじゃん。

 

しかし湯気の許容量の限界なのか、曇り止め自体の限界なのか、マスクを着けている状態だと薄曇り程度にはなってしまいます。
気温差の少ない屋内だと、曇り止めは十分に力を発揮してくれるようなのですが、気温差の激しい冬の外気の元だと、曇り止めの効果を超えてしまうようなのです。

また、許容量を超えてたためか、眼鏡の表面がすりガラス状……と言うよりは油膜が張ったような感じになってしまうのが気になりました。
どちらも数秒息を止めていれば視界は良好に戻るのですが、いちいち呼吸を止めてはいられないので、この状態には困惑。
念入りに拭いてみても結果は変わらなかったので、前者のような気がします。

 

とは言っても、車や歩行者、標識が見えなくなるほど酷くはならないので、未使用時に比べれば雲泥の差。
停車状態で眼鏡が曇った状態でも、いったん動き出すとすぐに曇りは消えてくれました(単車での話ですヨ)。
取り敢えず、マスクを着けたままでも運転はできる程度の視界は確保してくれるようなので、そういう意味では問題ないのかも知れません。

もう一つの目的である、文字を読む……と言う行為も、それほど影響なくできそうでした。
眼鏡が多少白くなって文字が読みづらくはありますが、真っ白になった曇りを取るためにマスクをずらして鼻を出す必要がなくなったのは大きいです。
事実、丸1日マスクを外さずに済んでいますからね。

 

そんなこんなで、曇り止めクロスの紹介でした。
私にとって微妙だっただけで、曇り止めとしての効果は発揮されています。
これを十分と見るか不足と見るかは、その人次第でしょう。
コロナウィルスのおかげでマスク社会となり、これもしばらくは続きそうです。
そんな中でも、少しでも快適に生活するためにも、こういうグッズを利用するのは十分にありだと思います。