特撮博物館を観に名古屋市科学館へ行ってきた

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先日、職場の人から特撮博物館が名古屋で開催していると言う話を聞き、早速行って参りました。
地元の人間には良くある事ですが、名古屋市科学館って行った事がないのですよね。
プラネタリウムも一度見てみないといけないなーと思いつつ、地元なので逆に行きませんよね(笑)。

それはそれとして、同建物内の地下2階で開催中の特撮博物館ですが、一番最初の開催は2012年の東京でしたかね。
特撮その物は私自身はは詳しくありません。
特撮自体は見る事もあっても、その監督は誰か、だとか特撮に誰それが参加しているだとか、小物は誰それが作ってるだとか、そう言うのはさっぱりなんですよねー。
特撮で使われていたミニチュアが多数展示されている……と言うだけで興味が湧きませんか?
湧きますよね?

だったら行きましょう(笑)。


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日曜日は生憎の雨空。
出掛ける時にも雨がぱらつく、余り宜しくない天気でした。
もう少し早く出掛けたかったものの、歯の詰め物が取れた事もあり、先に歯医者で治療してからの出発となりました。
カメラはどうしようかと迷いましたが、雨も降っていますし、身軽な事を重視してRX100M3を選択。
しかし数日前にドール写真を撮影したままの設定だったので、殆どJpegで撮影してしまいました(笑)。
いえ、Jpegでも全然問題は無いのですが、ある程度RAWで修正する事を想定して撮影しているので、うん、その何だ。
ちょっと失敗した!

さて。
科学館に到着したのは、ほぼ正午。
歯の治療もあって食事も採らずに到着してしまいましたが、時間もない事からそのまま列に並びました(笑)。
話によると、全部回るのにたっぷり2~3時間掛かると言う話を、自前に聞いていたからです。

やはり日曜日だけあってか、それなりの人がいましたが、溢れる……と言う程でもなかったかな?
しかしやはり子連れが多く、スタッフの人も監視が大変そうでした。
肝心の入場料は、1,400円。
これでプラネタリウムを除く全館を閲覧する事が出来るようですが、私は用があったので、そのままお暇しました。
また行って、ゆっくり観てみたいなー。

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では、肝心の特撮博物館の展示物ですが。

まずは、古き良き特撮のミニチュアから閲覧できますね。
私でも知っている最も有名な轟天号のミニチュアを始め、ポスターやデザインがなどが閲覧できます。

そこを通り過ぎると、我らがゴジラの姿がお目見えします。
しかしここでは、ポスターとメカゴジラ2のスーツが見られるぐらい。
お楽しみはもっと後ですね。

その次は、お待たせしました感がとっても強い、ウルトラマン。
この辺りになると、足を止める人が多くなります(笑)。
流石の知名度ですよね。

その後は、特撮ヒーローのマスクを閲覧できます。

ここまで来ると、中間地点です。
『巨神兵東京に現る』のメモ、絵コンテ、巨神兵のひな型等の閲覧が出来ます。
特に巨神兵大人気。
勿論、短編映画も見る事が出来ます。
私はメイキング(15分)、本編(9分)の順に見ましたが、メイキングを先に見たせいか、深刻な内容の筈なのに顔は笑っていました(笑)。
うん、やっぱり笑っちゃうよなー。

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折り返して、電車やヘリ、潜水艦などのミニチュアや、小道具類を閲覧。
この辺りは狭い上に、前のブースで映画を見た人たちが一気に移動してくる関係もあるのか、非常に混み合います。
逆に映画を見ている間は殆ど人が来なかったので、じっくり見たい人は時間を見計らって閲覧するのが良いかと思われます。

ここで圧巻なのは、大サイズのゴジラ足や、我らがキングギドラのスーツでしょうか。
キングギドラの美しさは秀逸だと思います。
残念なのは、部屋がとても暗い事。
勿体ねえ……。
そして、勿論ゴジラのスーツもあります。
こちらは明るい場所にありますが、照明の影になって目の部分が見えなかったのが残念。

以降は、ミニチュア群の仕事を間近で見られるスペース。
平成ガメラのスーツもありましたね。

流れは以上のような感じです。
最後の部屋だけは写真撮影が可能となっています。

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目隠しするのが面倒なので、部屋の全体像だけ(笑)。
この辺りでRX100M3のバッテリーが限界に近かったので、あまり時間を掛けずに出ました。
しっかり充電しておけば良かったな……。

展示その物はここで終了。
最後にショップに行き着きます。
取り敢えず、figma巨神兵は買ってきたよ!

では、全体的な感想ですが。

精巧に造られたミニチュア群は素晴らしい物がありました。
特撮に興味が無くても、こう言う小物に興味がある人なら、冗談抜きで何時間でもいられます。
つまりフィギュアレビューしてるような人は、行って来い! と言う事です(笑)。
ただ、肝心の会場が雰囲気重視の照明配置なので、結構見辛い!
自分の影でミニチュアが隠れてしまう事も少なくなく、細部を確認するのに苦労する事もありました。
同様の理由で解説も顔を近付けないと読み辛く、混み合った会場では中々辛い物が……。

そのため、館内では観賞用に近距離双眼鏡やオペラグラス辺りを用意しておくと良いかと思います。
何度かこういった博物館に行き、双眼鏡の重要性を実感。
館内だとデジカメやスマートフォンは使えませんからねえ。

ちなみに展示場入り口で貸し出されている、音声ガイドは借りた方が良いです。
入場料とは別に520円掛かりますが、あるのと無いのとでは大違い。
他人に薀蓄を語れるレベルの人には必要ないでしょうが、私のように疎い人間にはむしろ必須。

ただ、この音声ガイド……その物に不満は無いのですが、展示の配置がやや不親切なのが不満。
音声に従って順に見ていく分には問題ないのです。
しかし、いきなりテーブルの反対側のミニチュアの解説に移ったりと、閲覧対象を見失う事が何回かありました。
この辺りは、流れに沿って観れるようにして欲しかったなあ……。

また、借りる際に音声ガイドの使い方を簡単にレクチャーされますが、音量と停止ボタンの2つの説明しか受けませんでした。
しかし端末のサイドに一時停止ボタンがあるので、文章を読むときなどに有効に使えるんじゃないかなーと思った訳です。
実はそれに気付いたのが後半に差し掛かった辺りだったりします(笑)。
正面の停止ボタンだと最初から再生し直さないといけなくなるので、この辺りの説明はしっかりして貰いたいと感じました。

かなり流し気味になってしまいましたが、特撮博物館の感想でした。
11月1日~1月12日まで公開していて、休館日は月曜。
祝日が重なる場合は、火曜が休館となるので、行かれる方はご注意を。