【Apple】watchOS 4.3でiPhoneのライブラリ接続機能が復活したので使ってみた

 

私がApple Watchを購入した時にはwatchOSは最初から4になっていました。
Apple Watchを購入した動機の大半が、iPhoneで曲を操作する……と言う事だったので、事実を知った時にはかなりテンションが下がったのは記憶に残っています。
とは言え、私は基本的に「何が出るかな♪」的にシャッフル再生で曲を聴いているので、最低限の操作はできたのでダメージは大きくなかった訳ですが。
しかし反響が大きい……つまり批判が多かったのか、この度watchOS 4.3から、iPhoneへのアクセス機能が復活しました。
やったね!

 

そんな訳で、私はApple WatchでのiPhoneのライブラリ操作機能については直接体験した事はないので、ここで紹介してみたいと思います。
実際のApple Watchの使い勝手の記事については、こちらでどうぞ
Suicaについては別記事にて書いてあります

 

それでは実際にApple WatchからiPhoneのライブラリへとアクセスしてみましょう。

 

 

まずはApple Watchのデジタルクラウンを押し込んで、ホーム画面へと切り替えます。
App群のどこかにある、ミュージックアプリを起動しましょう。

 

 

watchOS 4ではApple Watch用のライブラリ、もしくはApple Musicへのアクセスのみが可能となっていましたが、watchOS 4.3に更新した事により、ミュージックに『iPhone上』と言う項目が増えました。

 

 

タップしてやると、即座にiPhoneのライブラリにアクセスされました。
素晴らしい。

話は逸れますが、このiPhoneのライブラリへのアクセス機能が削除されてから、代替アプリとして『NePlayer』が紹介されていました。

 

 

これは使えるかも……と思い試してみましたが、結果、残念ながらApple Watchからは使い物にならないものでした。
なぜかと言うと、これは私がある意味特殊な環境下にあるからだと思われます。

私のPCに貯めこんでいる曲は実に14,000曲以上。
全部で60GB以上にもなりますが、iPhone6からはストレージが128GBまで追加されたので、全曲取り入れる事ができるようになりました。
さすがにこれだけあると表示には時間がかかるだろうなあ……と思いつつ試してみたのですが。

 

 

実際に使ってみた結果、そんなレベルではなく、上の画像の通り7分経過してもプレイリストは真っ黒なまま(放っておけば、その内表示されます)。
そして表示されたとしても、操作画面を切り替える度に毎回このような時間がかかります。
これは話にならない判断し、以降はまったく使いませんでした。
仕方がないね?
曲数が少なければ、それなりに操作する事はできるとは思いますけど、ね。

 

そんな理由もあったので、純正とは言え正直心配だったのですが……。

 

 

1秒足らずでアルバムリストにアクセスが完了しました(小声)。
何なの、この差?
サードアプリがゴミのようだよ!

 

他にも試してみましたが……。

 

 

曲、プレイリスト、アーティストとそれぞれ同じように一瞬でアクセス完了。
そうなんだよ!
これがやりたかったんだよ!

 

 

試しに1曲選択してみると、iPhone側のミュージックアプリが起動してないのにも関わらず、ですぐに再生が始まりました。
操作への反応も実にスムーズで、各ボタンをタップした直後に即反応してくれます。
NePlayerにも再生中のアプリが独自にありますが、あちらとは違い音量調節もそのままできるのが魅力ですね。

ちなみに『再生中』のアプリはやはり別途存在し、ミュージックのアプリは他のアプリと同じく、初期設定のままだと2分以内で表示が解除されてしまいます。
再生曲等をチラ見して確認したい人は、『常に』を選択しておくか、『再生中』のアプリに切り替えておくと良いでしょう。

 

残念なのは、アルバムアートが表示されない事。
これが表示できれば完璧なのになあ……と思います。

また、アルバム/プレイリスト単位だと、その中から曲を選択して再生……と言う事はApple Watchからはできないようです。
ピンポイントで再生したい曲を探すには向いてなさそうですね。

しかしApple Watchのこの機能が復活したお陰で、ポケットからiPhoneを取り出す必要が全くと言って良いほどなくなりました。
イヤホン・ヘッドホンに操作機能、音量調節機能があるかどうかも考えなくて良くなります。
とても便利に使えるので、また機能を削除する……と言うような事は是非やめて頂きたいものです。