【家電】Sharkのハンディクリーナー EVOPOWER W30を買ってみた
この度、お部屋に大型の掃除機を持ち込むのが面倒になったので、以前から考えていた小型の掃除機を導入してみました。
面倒と言うか、物が多すぎて持ち込むまでが大変と言うのもあるのですが、そもそも部屋の入り口が狭くてな……。
取り敢えず、掃除機の条件としては
- コンパクトな事
- ワイヤレスで使える事
- 吸引力がそこそこある事
の3つで検討してみました。
コンパクトな掃除機で問題になるのは、やはり吸引力。
強い吸引力として考えるとモーターの大型化は必須な訳で、そうなれば普段置く場所に困ります。
そして普段から邪魔になるのであれば、別にワイヤレスにこだわる必要もない訳で、そうなれば普通の掃除機でいいじゃん……と言う結論に!
……あれ?(。∀゚)
いや、違うんだ。
あくまで欲しいのは、サブ機としてなんだ。
パッと持ってきて、パッと使える掃除機が欲しいだけなんだ。
……と言った所で色々調べてみた結果、行きついたのがSharkのEVOPOWERでした。
開封の儀
では、早速開封していきましょう。
パカッと蓋を開けてみると、まずは説明書がお目見え。
Sharkはアメリカのメーカーみたいですが、パッケージは完全に日本向け……と言うか日本用かな?
向こうでもこんな感じなのですかね~?
マニュアルが入っている袋を退かしてやると、掃除機本体とご対面☆
バッチリ梱包されています。
今回選んだのはW30でしたが、製品ごとの違いが良く分からなくて何度もチェックをしたものです。
W30を選んだのは……単純にセール中で安かったから(笑)。
型落ちですからね、仕方がない。
でも、全て貯め込んだ楽天ポイントで片が付いたのでは僥倖。
本体を退かすと、下には備品の数々。
全て取り出してみました。
内容物は以下の通り。
- ハンディクリーナー本体
- 充電ドッグ+電源プラグ
- マルチノズル
- 布団用ノズル
- 隙間用ノズル
- マニュアル
- 製品登録書
8月5日まではキャンペーン中で、W30ではなくW25になりますが、更に2つのアクセサリーが付いてちょっと資金を追加するだけで購入できたりします。
無くても良いかな~と思い追加分のブラシは止めたのですが、よく考えてみると一番使うタイプのブラシでは……?
ちょっと後悔。
型番による違いは、また後述にて。
本体をチェック
では、本体をチェックしていきましょう。
改めて、EVOPOWER W30です。
色はいくつかありましたが、セール品はグレーとレッドのみでしたので、周囲との調和を考えてグレーを選択。
調和を考えると黒か白になりますよね~。
掃除機としてはかなりコンパクトで、太さは500mmのペットボトルと同程度。
こんなんでパワー出るんかいなとちょっと疑問に思いました。
しかしデザインは掃除機と思えないほどカッコよく、インテリアとして置いておいても良いぐらいです。
見た目も大事ですね~。
重量はバッテリー込みで619g。
コードレスの掃除機としては、かなり軽いと思われます。
重いと持ち出すのも億劫になっちゃいますしね。
裏側。
先の方にある透明な部分が、ゴミが入るダストカップになりますね。
容量は正直かなり小さいですが、大掛かりな掃除に使う物でもないし、これぐらいでも十分なのでしょうね。
表面の取っ手の近くにはボタンが2つ。
下側の丸いボタンは電源ボタンになりますね。
押すとLEDが光ります。
また、バッテリーが少なくなると点滅したりするみたいですが、実はW30は古い型のためバッテリー残量と言う意味では分かり辛い仕様です。
新型のW25、W35では段階ゲージ式に変更されているので、バッテリー残量は分かりやすい方が良い……と言う方はそちらを購入した方が良いかも知れません。
話は逸れましたが、上側の方はスライドスイッチで、こちらをスライドしてやるとダストカップが展開します。
そう、このように!
ボタンをスライドさせるだけで、カップがパカッと開いてくれます。
手を触れず、ゴミを処分できるとても良い仕様です。
でも、電源ボタンと間違えて押しちゃうこともあるので注意が必要だ!
スライド式なので、早々間違いはないとは思いますけれどもネ……注意されたし。
ダストカップは、根元のオレンジ色のボタンを押してやるとロックが外れるので、丸ごと取り外すことができます。
取り外してみました。
見れば見るほど小さい……。
こちらは、そのまま水で丸洗いできます。
洗剤を使う場合は、中性洗剤を使いましょうね。
ダストカップを取り外した後、写真中央の窪みに指を添えてぐっと押し出してやるとフィルターを取り出すことができます。
フィルターとフィルタースクリーンです。
こちらにゴミが溜まると吸引力が低下するので、一ヶ月に1回ぐらいは掃除してあげましょう。
なお、こちらも丸ごと水洗い可能です。
ものぐさには、素晴らしい仕様だね!
取っ手部分には、バッテリーが内蔵されています。
丸いくぼみを両側から強く摘まんであげると、取り外すことができます。
ちなみにW30は、このバッテリーが2つ付属しています。
その分お値段的には高価になっている訳ですね。
付属品をチェック
それでは、付属品の方も見ていきましょう。
こちらは充電ドッグになりますね。
本体の掃除機と比べると厳つい感じはしますが、置き場所に困らない程度にはコンパクトです。
高さがあるため戸棚の中に入れておく……と言うには向きませんが、出窓やらカウンターやら家具の隙間などに置いておく分には問題ないサイズだと思います。
中央の円柱状の物は、予備のバッテリーになっています。
こちらもセットしておけば自動的に充電されているため、本体のバッテリーの残量が少なくなったら交換するだけで連続使用が可能となります。
円柱の後ろ側には窪みがありますが、これはノズルを挿し込んでおけるものです。
……でも、確か付属品のノズルは3つあったような……?
ん~、ひとつだけなのは少し中途半端な感じはしますね。
電源プラグ。
そのまま日本のコンセントで使用できます。
スタンドに本体を立ててやると、見事な一体感。
写真では給電していないのでアレですが、給電中は電源ランプが点滅していたり点灯していたりします。
フル充電にかかる時間はおよそ2.5時間。
本体の連続稼働時間は12分です。
かなり短く感じますが、W30についてはバッテリーが2つあるので、付け替えれば24分使える訳です。
それだけ使えれば、車の中への持ち込みもできますね。
ノズルを窪みに収納してみたの図。
綺麗に纏まって良いとは思いますが、他2つぅ……。
一番よく使うノズルを挿しておくのが無難ですかねえ……?
こちらは、付属品のノズル各種です。
左上がマルチノズル。
右上が布団用ノズル。
下が隙間用ノズルとなりますね。
まずはマルチノズル。
恐らく、一番使用頻度が高いノズルだと思われます。
主にカーペットなどこすりつけて掃除する場所などに使えますね。
髪の毛やペットの毛などに効果的。
こちらは布団用ノズル。
マルチノズルとは違い、擦った際に布が食い込こむような形状になっています。
奥まで吸えると言うアレですかね。
マットレスやカーテンなどにも適正あり。
マルチノズル、布団用ノズル共に、毛足の短いブラシが付いていて、こすりつける事によって髪の毛等でも吸い出す事が出来ます。
そして、こちらが隙間用ノズル。
どの掃除機でもお馴染みですね。
折り返せばブラシも付いているので、こすりつけても掃除できます。
実際に使ってみた
と言う事で、実際に使用してみました。
まずはマルチノズルを付けて、カーペットを掃除してみる事にしました。
結果は、中々取れにくい髪の毛なども問題なく吸引できる事が判明。
簡単な掃除には使えそうですね。
机の上などのゴミはそもそもノズルを付ける必要もないので、さっと取り出してさっと使える理想的な環境が実現。
これはとても便利なり。
私の中でハンディクリーナーは、砂を数にも苦労するレベルの吸引力と言うイメージでしたが、それを完全に払拭してくれましたね。
肝心の吸引力としては、コロコロの愛称でお馴染みのカーペットクリーナーと同程度と考えても良いでしょう。
逆に言えば、カーペットクリーナーで粘着できないレベルのゴミは、この掃除機では無理と言う事です。
吸引力の目安はコロコロと同等。
分かりやすくて良いですね。
コロコロは何気に掃除した後、ゴミのついた粘着面が綺麗に剥がれずに苦労してましたから、使用頻度は相当に減りそうです。
ただ、排気音は凄いですね。
甲高い音で単純な音の大きさで言えばそれほどでもないですが、少なくとも夜中に使えるような代物ではないです。
また、排気は本体の横側から出るのですが、割と暴風なので向きに気を付けないとそれだけで埃が舞い上がりそうです。
ともかく、こまめに掃除をするのであれば、これひとつだけでも何とかなるんじゃないかな……?
と言う程度には使い勝手が良いですね。
ただ、充電ドッグにノズルがひとつしかセットできないのはいただけません。
ちなみにW20やW25の充電ドッグは、ノズルをセットする窪みが2つあるみたいです。
連続使用のこだわり等がない場合は、そちらの方が良いかも知れませんね。
型番による違い
さて、これも書いておかなければ。
購入のために色々調べていましたが、型番による違いがどうにも分かり辛かったのでこちらも書いてみる事にしました。
この記事を書いている段階での現行機は以下の通り。
- W25
- W35
- W35P
私が購入したW30も辛うじて公式のオンラインショップで扱われていますが、そのうちラインナップからは消える事となると思いますので、今後の事を考えて値段さえ気にしなければ上記の3つのいずれかを購入するのがお勧めです。
ちなみにW25(W35)とW20(W30)との違いは、バッテリーのインジケーターが段階式になっているかどうかだけ、です。
いわゆる、マイナーチェンジと言う奴ですね。
それ以外の違いは、恐らくありません。
さて、ではW25とW35の違いですが。
これは、バッテリーが1つか2つかの違いだけです。
その関係で充電ドッグの形状が違い、ノズルを挿し込んでおける数も1つか2つかに変わりますが、違いはその程度になります。
用途による好みで決めてしまっても良いでしょう。
上にも書いた通り、それ以外は寸法や付属品に違いはありません。
W20(W30)もまったく同じ仕様なので、購入する際の参考にどうぞ。
W35Pは、W35のセットに『フローリング用延長ノズル』が追加されたセットです。
正直、本体の吸引力を考えるとノズルの延長は悪手なような気がしないでもないですが、これは持っていないので言及すべきではないですね。
もちろん、後からアクセサリーとして別途購入する事はできますので、無理にセットで買う必要性はないです。
単品で購入するよりは、お得になるとは思いますけどね。
ちなみに公式ではすでに取り扱いはありませんが、市場には残っているのでW10の言及をば。
W10は初期モデルで、W20(W30)、W25(W35)との違いはバッテリーが内蔵型で交換ができない事、です。
それ以外は、付属品も性能も現行機と違いはないと思われます。
今あえて購入するものではないと思いますが、お値段はかなり安いのでお得かも知れません。
そしてトラブル
さて、商品としてはとても素晴らしいものでしたが……ここでトラブル。
どうやら、初期不良を引き当ててしまったようです。
くっ、セール品を買ってしまったからなのか……!
ちなみにトラブルとしては、電源がONにならないと言うもの。
開封直後、取り敢えずどんな感じかな~と電源ボタンを押してみても反応せず。
まぁ購入直後だし、単純にバッテリーが空っぽなんだろうなあ……としか思わなかったのですが。
小一時間ほど充電した後、排気音を確かめるために電源をON……してみた所、やはり反応なし。
この時点で「あれ? 変だな?」と思い始めました。
その後、フル充電した後は普通に稼働したので問題ないな~とその場は納得したのですが。
電源をOFFにした後、再度ONにした時に反応がない。
1分も使っていません。
ここで明らかにおかしいと確信。
それからは電源ボタンを押して反応したりしなかったりが続き、ついに文鎮状態になってしまったためサポートへと連絡をとりました。
電話対応の後、一式を回収して調査するとの事だったので、翌日に黒猫さんに一式を渡しました。
ちなみに一式回収との事で元のパッケージに綺麗に詰め直しておいたのですが、どうも回収用のパッケージをヤマトさんが持ってきたらしく、中身だけ回収された模様(笑)。
結果は、戻ってきたら書きます。
(8月7日追記)
と言う事で、戻って参りました!
結果としては本体の不具合、並びにバッテリー自体の充電できない不具合が1つあったそうで、本体部とバッテリーの交換となりました。
何か、ボロボロだな!
むしろ大ハズレを引いてしまったか……宝くじ買わなきゃ!
なお、戻ってきた後は快調に動いております。
これが本来あるべき姿だね!
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