【カメラストラップ】Peak DesignのClutch CL-3を買ってみた

 

気候なのかコロナ自粛の雰囲気なのか、むしろその反動か、blog更新の気力が全く沸きません。
それどころかドール撮影も放置気味でしたが、多少やる気が戻ってきたので更新作業をしてみたいと思います。

 

さて。
購入したのは大分前ですが、Peak Designのハンドストラップ『clutch』を導入してみたので紹介させて頂きますね。

実は私、三脚はほとんど使用しません。
外に撮影に行く事も余りなく、自室での室内撮り(テーブルフォト)が大半です。
しかし……今現在の私の部屋だと、撮影する場所がベッドの上ぐらいしかないのですよね。
なので三脚を安定して立たせる事ができず、基本、手持ち撮影になります。

 

しかし一眼レフって……重いのですよね……(苦笑)。
照明やストロボも置く場所が限定されるため、こちらも手持ちになります。
なので、カメラは片手で扱う事になるのですが……腕がプルプルしてきて辛い……辛くない?
そんな訳で、他社のハンドストラップを導入してみたのですよね。

しかし、そのハンドストラップ……デザインは良いもののとても使い辛かったのです。
だからと言って他の物を調べてみても、評価がイマイチな物ばかり。
似たものしかないのかなあ……と思っていた矢先、目を付けたこのハンドストラップです。

 

 

そう言う訳で、内容品です。
同じ商品でも、バージョンによって内容物が違ったりするみたいなので、購入の際には注意が必要のようですよ?

内容物は、

  • ストラップ本体
  • スタンダードプレート
  • アンカー×2
  • ポーチ
  • 六角レンチ

以上になります。

 

 

そして、こちらがストラップの本体。
見るからにとても頑丈そうで、大変に宜しいです。
とは言え、ストラップに大事なのはフィット感。
これが悪いと台無しですからね。

 

 

クッション部はそこそこの大きさですが、肌触りは良いです。

 

 

先端に半ば刺さったストラップ紐がある丸い物体がアンカーです。
取り外しが可能で、同社の同規格の商品と共有パーツとなっています。
つまり他のストラップ系の製品で、そのまま使い回しができる訳ですね。
簡単に取り外しができて、別のストラップに簡単に付け替えができる。
実際使ってみたら、大変便利なシステムだと思いました、はい。

 

 

カメラの三脚に穴に取り付ける、スタンダードプレート。
アルカスイス互換なので、対応の雲台へそのまま取り付けができます。

 

 

ただし、カメラの三脚穴に取り付ける際には六角レンチが必要になります。
基本、余り外すことはないとは思いますがご注意をば。

 

 

このように、アンカーをプレートに結び付けて使います。
ストラップの紐が太くて頼もしい限りですね。
ちなみにストラップ紐は奥(レンズ側)ではなく、手前(モニター側)に取り付けるのが宜しいかと思われます。

 

 

ハンドストラップ本体のカメラへの取り付けは非常に簡単で、固定ベルトを金具から取り外して、カメラのストラップ穴に通した後に再び金具に挿し込むだけ。
挿入部がバネ式になっているため、取り付けしやすく、外れにくい構造です。

既に使用済みのため、多少汚れてますけれど気にしないで下さい(笑)。

 

 

と言う事で、愛機の6D2に実際に取り付けてみました。
レンズが安物で申し訳ない感じですが、普段使いのレンズがコレですので……。
黒い本体にフィットしたデザインが大変に宜しいと思います。

ちなみにバッテリー部にストラップの紐が掛かっていますが、一応そのままバッテリーは取り出せます。
ただ多少引っ掛かるので、アンカーとストラップを分離させてから取り出した方が良いかも知れません。

 

 

さて、肝心のストラップの調整方法ですが。

ハンドストラップに手の平を通してカメラのグリップを握った後に、上の写真の紐を下側にぐっと引っ張るだけ。
それでぐいぐいと締まっていきます。
以前に使っていたものは、アジャスター部で紐を緩めたり引っ張ったり微調整を繰り返して丁度良い締め具合を探す感じだったので、紐を引っ張るだけで締められるのはとても素晴らしいと思います。

 

 

更に、金具を上側にクイッっと上げてやるだけで、締め付けが緩みます。
着脱簡単、素晴らしい!

 

 

実際に手を通してみるとこんな感じになります。
手に力を入れなくても、しっかりホールドできるのはとても良いですね。

ただしこのハンドストラップがフィットするのは一眼レフのような大きな筐体に合うように設計されているようで、ミラーレスに関してはフルサイズであっても微妙なフィット感……と言う評価になっているようです。
さすがに万能と言う訳ではないみたいですね。

 

取り敢えず、こういったハンドストラップを使えば、多少てや指の力を抜いてもカメラが落下する事無く安定します。
手ブレに関しては片手のみで持つ時点で余り意味はない感じですが、それでも無いよりは安定して撮影できる感じです。
ともかく、アンカーを使ったシステムは用途によって気軽にストラップを交換できるので、非常に良いと思います。
ハンドストラップを探している方には、お勧めできる一品です。