ドールの撮影ブース拡張計画 その1

2018年2月4日

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現在、我が家のドール生活、及びドール撮影は全てベッド横の箪笥の上で行っています。
フィギュア撮影は下のテーブルを使って行っていたのですが、それはあくまで小サイズのフィギュアだから出来た事。
立たせるならともかくとして、座らせたり、寝そべらせたりしての撮影はとてもではないけど出来ません。
しかし箪笥の上も、所詮は通常の家庭で使う箪笥なので、左程広くもなく。
その関係で、ソファも箪笥からはみ出た状態で設置しているぐらいですからね。

そのため、以前から足場の拡張を計画していたわけです。
この度、ようやく案が纏まったので、後戻り出来ないように書き残したいと思います。

 

なお、こちらの記事は現在進行形です。
作業を続けた結果、失敗に終わる可能性もありますが……まぁ、それはそれで楽しいかな(笑)。


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さて、最初にも書きましたが、撮影は主に箪笥の上で行っています。
しかし、この箪笥、奥行きが43cmしかありません。
ソファを退かしても十分な広さとは言えず、例えばテーブルとチェアーを並べても、かなり窮屈になってしまいますね。
また、最近では撮影を横では無く、縦で使うようになりましたが、どちらにしても撮影角度は限定されてしまうため、出来れば左右万遍なく撮影できるようにしたい。
つまり、快適なドールライフを送るには、足場の拡張は必須項目な訳です。

 

コンセプトとしては『手早く簡単に』設置出来る事。
撮影用の照明もそうですが、パッと用意して、即片付けられないと意味がありません。
何せ、私がフィギュア撮影をする際に、設置時間で30分ぐらい使っていましたから……。
勿論、片付ける時間も同じぐらい。
これでは撮影前に萎えてしまいますよね。
可能な限り簡単に。
これ、重要です。

 

最初に考えたのは、箪笥の上に板を乗せて、それに接続する形で足場を広げていく……と言う物でした。
嵩張るのは間違いなくソファー。
板の下にローラーでも取り付けて、後ろの空間にソファーを移動。
それに板を追加する形で足場増設……と言う物です。

しかし、これに関してはソファーを乗せた板の保持をどうするのか、と言う大きな問題がありました。
またソファーを移動させている間は、当然出入り口が塞がれますので、部屋の出入りが難しくなります。
色々検討した結果、これはダメだ……と言う事で断念。

 

次に考えたのは、同じく箪笥の上に板を乗せて、それにパッチン錠で板を接続していく……と言う物。
これ自体は普通に出来そうですが、問題は、接続した板の保持方法。
下から伸縮可能なつっぱり棒で支えればいいんじゃね?
と思い、小型のつっぱり棒まで買ってはきましたが……やはり柔らかい布団の上でつっぱり棒は現実的で無さすぎるとボツ。
難しい物ですねえ。

しかし、つっぱり棒を使う……と言うのは悪くない感じです。
その上に板を乗せれば、立派な足場が完成しますからね。

 

そんな感じで半年ぐらい悶々としていたのですが、この間、箪笥の上の汚さがどうしても気になって、手芸店でフェイクファーを買ってきてそれで目隠しをしてみました。
この試みは成功で、ドールに汚れが付く事も無くなり、見た目も良い感じに。
更に下に金属板を仕込めるので、オビツ50なら余裕の素立ちが出来るおまけ付!
まさに、ぐっじょぶ!
これで箪笥の上に板を乗せる……と言う余計な行為をしなくても済むようになりました。

ただ、足場の狭さがこれで解消される訳ではありません。
しかし箪笥の目隠しをした事により、ベッドの転落防止用のベッドガードを利用し、足場を増設する……と言う基本的すぎる案が生まれました。
今まで、箪笥の上に取り敢えず板を置く事だけを考えていましたからねー。
視点が狭くなると、意外に思いつかない物です。
しかし、箪笥とベッドガードには5cm程度の高さの違いがあります。
足場を拡張する以上、高さは同じでなくては意味がありません。
極小の調整を果たしてどうすれば良いのか……。

 

そこで思い浮かんだのが、冷蔵庫の脚。
冷蔵庫の脚はネジ式で高さが調整できる仕様になっていますよね?
そう言う頑丈なつっぱり棒があれば、足場の土台に出来るのではないかと思い付いたわけです。

探して見ると、ネジ式で高さを調整できる、耐震用の木製のつっぱりポールと言う物を発見しました。
楽天ポイントも残っていた事ですし、早速注文してみました。
そして、届いたのがこちら!

 

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金象印の『家具調木製つっぱりポール SSサイズ』です。
木製ですよ、奥様!
ドールには金属よりも、木製!(本当かよ)

 

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見るからに頑丈そう!
高さは25cm~37cmまで微調整が可能。
後ろの箪笥と比べても、左程違和感が無い素材感は実に頼もしく見えます。

 

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そしてネジ式で高さの微調整が出来ます。
これだ!
これに間違いない!
支柱がすっぽ抜けるのは仕様なのか、そうじゃないのかは謎ですが、まー使う分には問題は無さそうなので良いでしょう。

心配だったのは、上下を固定させないとぐらぐら動く場合がある、と言う事。
ある程度の傾きに対応できるように、設置面がフリーになっている物も多いですからね。
しかしこれに関しては心配していたような事もなく、すっぽ抜けする以外はガッチリしていました。
良さそうでは無いですか。
で、これをどう使うか、と言う問題ですが……。

 

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このようにベッドの端っこにつっぱりポールを設置し、その上に天板を乗せる。
一応の頭の中の理想形です。
実際は上に乗せる板を2分割して、箪笥の幅と同じぐらいまで足場を増設するのが理想でしたが……奥行きが深すぎて使い辛い気がしてきました。
ここは良く考えないといけないですね……。