【サンワサプライ】キャスター付カメラバッグを買ってみた

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軽いコンデジやミラーレスはともかくとして、デジイチは重い物です。
加えてレンズやら三脚やらを持ち運ぼうと思うと、かなりの体力が必要ですね。
車に放り込んでおける人ならともかく、私のように電車がメインですと、肩に喰い込むわ重いわでよっぽど気合いが入っている時でないと持ち運べなかったりします。

そこで、カメラバッグを新調してみる事にしました。
条件的にはキャリーバッグであり、いざと言う時には背負える便利商品。
しかし実際の使い心地も分からないのに、いきなり高価なキャリーリュックには手を出せません。
どうするかなーと思って調べていた所、サンワサプライからキャリー付きのカメラバッグが発売していたので、購入しました。
サンワサプライ……という所に不安を覚えましたが、試し使いには丁度いいんじゃないかな!

ちなみに一応ドール関連の話もあるので、閲覧にはご注意下さい。


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外観は……まぁ、カメラバッグですね(笑)。
お値段は24,800円。
カメラバッグとしては極普通のお値段ですが、サンワダイレクト直販のみの販売となるので、割引は一切ありません。
まぁ、楽天で出店はしているので、楽天ポイントが使えるのは強みでしょうかねえ。
楽天カードで買えば、500ポイント近くは戻ってくるよ!(白目)

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大きさが分かり辛いので、50cmドールのリリアさんを横に置いてみました。
うん、もっと分かり辛いね!
ちなみに本体重量は2.6kg。
書くと重そうですが、実際は軽いです。
軽いと言う事は、逆に言えばクッションが弱い……と言う事なんですけどね。
ちょっと怖い。

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キャスターは2輪。
一番壊れやすい部分ですネ。
果たして、どの程度もってくれるのか。
直径は7.5cmとこのタイプとしては大きめなのかな?
多分、音は静かではありません。
むしろ、機材を入れるのだからクッション性が大事ですが……まー、ないわな……。

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キャリーバーは残念ながら1本。
2本であれば引いて歩いている時の安定感がぐっと増すのですが……。
高さの調整も出来ないので、正直使い勝手は良くないと思います。
まぁ、その辺りは価格とトレードオフでしょう。
また、上部には持ち手が付いています。
キャリーとして使っている場合、階段などを上る際に利用するのが良いですね。

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底面には、直接地面に接触しないように脚が付いています。
取手も付いているので、横にしたままでも簡単に持ち上げる事が出来ます。
これのお蔭で自立できるのよ。

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正面右側のサイドポケットは、三脚用です。
ここに限った事ではないのですが、ファスナーを操作する際にタブがないので、開け閉めが意外と大変。
タブと書くと勘違いされそうですが、ファスナーに直接取り付ける方ではなく、開け閉めする際に指で支える方の話です。
キャスターがコロコロ転がるので、結構開け辛いんだぜ。
他のメーカーのキャスター付きカメラバッグはどうなんでしょうねえ。

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実際に手元にあったFX640を挿してみました。
が……これは……(笑)。
かなり大きさを選ぶようですね……。
むしろ脚を全部入れようと考えない方が良いのかも知れませんネ。

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なので、1本だけ外に出してみました。
この状態であれば、三脚ポケットのファスナーも閉じる事が出来ました。
ただ、これ……。
キャリーバーが1本だけだと、完全なバランスブレイカーになるのではないですかねえ……。

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正面左側のサイドポケットには、CFやSD等のカードを挿し込むのに適した造りになっています。
むしろ、余裕のあるサイドポケットに色々と小物が入れられると良かったのですけどね。

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全面ポケットには色々入れられそうですが、総じて薄いので、入れられる物は限りがありそうです。

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背面上部にはファスナーがあって、その中には……。

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リュックに早変わりする、ベルトが収納されています。
やったね!
ベルトのパッドは割としっかりしている方です。
クッション性はやや弱い感じはしますけどね。

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肝心の背負い心地ですが、背中側のクッションが意外や意外にしっかりしていて、悪く無かったりします。
これは真面目に想定外。
普段はキャリーとしてつかい、いざとなったらリュックとして背負う……と言う目的で購入したので、こういう部分が使いやすいと良いですね。
ただ背負って出掛けた訳では無いので、実際長時間背負って大丈夫かは、現段階では分かりません。

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さて、バッグに付属している仕切りパッドの数々。
内約は以下の通り

パッド(小)×7
パッド(大)×2
転倒防止パッド×1
ボディ保護フラップ×1
レインカバー
キャスター用カバー

右下のはレインカバーとキャスター用カバーですね。

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レインカバーは全面~背面近くまでを覆う事が出来ます。
ただあくまでも撥水カバーであり、防水カバーではありません。
過度な濡れには対応できないので注意。

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リュックとして使う際には、キャスター用カバー大活躍。
ただ、すぐに外れてしまうのですが、それは。
固定部がもう一箇所必要なのではないですかねえ……。

問題なのは、これらを収めるために収納スペースが無いと言う事。
機材スペースに入れるのは正直勿体ないので、サイドポケットに突っこんでおくのが無難でしょうか。
クッション替わりにもなりますしねえ。

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肝心なのは中身ですよ、中身!
内部はこんな感じ。
オレンジ色が目に痛すぎますが、内寸は縦410mm、横270mm、奥行き170mmです。
実際はこれよりも大きく、若干余裕があるみたいです。

カメラバッグらしく、パッドを使って仕切りを作る訳ですが……。
マジックテープが張り付けられるのは外周のみで、他は中央に2本、底に2本のマジックテープが固定されているだけ。
自由度は結構に低いです。
必要であれば、マジックテープを追加する等の処置が必要になるかも知れません。

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背面と底には、薄手の発泡スチロールの板。
耐衝撃として、これはどうなんでしょうねえ。
別の素材に、入れ替えてしまった方が良いかも知れません。
キャスターの裏地が見えてしまっているので、ここに三角のパッドを貼り付けて防護する形になります。

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13インチまでのノートパソコンを入れられる程度のポケットもあります。
今ですと、タブレットが適してますかねえ。
他の用途でも良いと思います。

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6Dと手持ちのレンズを全部突っ込んでみました。
100mmマクロは立てて収納してありますが、実際は横向きでもギリギリ入るようです。
機材だけを入れるなら、割と余裕がありそうな感じですねー。
ただ、パッド(大)はほぼ固定として使うしかないので、自由度は低いですね。
底部であれば縦グリを付けたままでも6Dを収納で来たので、レイアウトの自由度が高ければ最高だったわけですが……。
上手くいかない物ですね。

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さて。
もう一つの目的として、ドールが入れられるかどうか……と言う問題があったりします。
ぶっちゃけかなり不安だったのですが、一応ギリギリDDが入る程度のスペースはありました。
この体勢で入れられれば何も問題はないわけですが、実際はレイアウトの自由度の低さによって、底面に寝かせる形でしか収納できなかったのが現状。
正直底部は避けたかったのですが、それ以外配置のしようがなかったのは想定外。
まー、仕方がないね。
後は実際使ってみないと分からないので、ここまでにしたく思います。