【映画】劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- を観てきた
久々の映画談話です。
すぐに観に行くつもりだったのですが、どうにも体調が悪くて気分が良い時に観に行ってきました。
結論から書くと、観に行って良かったです。
結構面白かったですよ(´ω`)。
さて、実は私はSAOのアニメ版を見た事がありませんでした。
と言うより、アニメ自体は殆ど見ないのですけどね(嫌いな訳ではない)。
ただ、原作自体はずっと読みたいと思っていたので、じっと電子書籍化するのを待ち望んでいました。
そして待望の電子書籍化!
……だったのですが、それに気づいたのが発刊の半年後と言うね?
それで今年に入ってから読み始めて、8巻まで読み終わった段階で劇場版の公開と言うじゃありませんか。
アニメ見てからの方が良いかな……?
と思わないでもなかったのですが、周囲(と言ってもTwtterのフォロワーさんたち)がガンガン観に行っているので、見に行かなきゃ!
と思い立って、体調が悪くない日を見計らって行ってきました。
そして引き込まれたね。
興奮したね。
半端ない動きにビビったね。
ストーリーそのものはありきたり……と言う感じで、勘のいい人ならかなり早い段階で何が起こっているか理解できるのではないですかねえ。
しかし映像は綺麗だわ、音楽は良いわ、動きはキレッキレだわで、かなりの良作品に仕上がっていると思います。
あ、今回は一応ネタバレなしで書きます。
ストーリー的には?
物語は『オーグマー』と言う、ARマシンが爆発的に普及した所から始まります。
SAOではVR……つまり仮想現実へ意識ごと入り込むのに対し、オーグマーは拡張現実……つまり覚醒状態で様々な情報の共有化をする事が出来ます。
オーグマーを装着しているだけで、目の前に様々な情報がリアルタイムにポップアップされる訳ですから、正直クソ便利ですよね。
間違いなく既存の技術を彼方へと追いやってしまう、素晴らしいアイテムだと思います。
極太の回線と超長持ちするバッテリーがないと実現できそうにありませんが(笑)。
その安全性、利便性から瞬く間に広がり、世界初のARアイドル・ユナの登場、そしてオーグマー専用のARMMORPG『オーディナル・スケール』の存在が普及を後押しをしているようです。
その人気に既存のVRMMORPGも押され気味で、ユーザーが大きく減少し、予定だったイベントも中止されると言うありさまでした。
しかし、我らが主人公のキリト君。
この新しい機器がどうもお気に召さない様子。
普段からもオーグマーを余り活用せず、オーディナル・スケールもプレイしている物の、そのランクは10,000台とVRMMORPAG時代からは考えられないほどの低落ぶりです(アスナはランク1,000台だった)。
仮想世界のVRと違いARは現実の拡張なので、ポリゴンで作られた肉体ではなく、自身の肉体を実際に動かさなければいけません。
当然SAOやALO内のように動きに補正が加えられたりはしないので、感覚の違いや身体の重さが影響し、イメージ通りの動きが出来ない事にイライラしていたようです。
仕方がないね。
そんなこんなで流行に乗り切れず日々を過ごしていましたが、ある日SAOのボスモンスターが出現する……と言う情報が流れてきました。
実際に現場に行ってみると、情報通り旧SAO10層のボス『カガチ・ザ・サムライロード』が出現。
攻撃パターンはそのままのようで、本来ならキリトの敵ではないはずですが……やはり体が付いていかない様子。
仕方がないね。
その変わりと言ってはなんですが、アスナが大活躍します。
そんな中、ランク2位の最強プレイヤーであるエイジも参戦し、戦闘は大いに盛り上がります。
結局エイジが大ダメージを与え、アスナがとどめを刺してこの日のゲームは終了しました。
しかしその際、「チェンジ」とつぶやいたエイジの一言に、アスナが反応を見せます。
日々ゲームが盛り上がる中、その裏でSAO生還者を巻き込んだ陰謀が動き始めようとしていました……。
……みたいな感じです(笑)。
ともかく前半はキリト君がまるでやる気がないため、主にアスナが活躍します。
女の子だからどうかと思ったのですが、VR時代と変わらない動きをしてましたねえ。
かつて戦った敵でもあるし、元KoBの副団長でもあったためか、動きも指示も的確です。
どんだけ身体能力高いんでしょうねえ……。
しかしとある事件からキリトも覚醒し、リタイアしたアスナの代わりとばかりに、まさに主人公らしい活躍っぷりを発揮します。
10分で同時出現した全てのボスモンスターをひとりで倒すとか、どんだけだよ、と(笑)。
最後の方にはARではなくVRにフルダイブする場面が出てくるのですが、未だにその必要性の仕組みが理解できません。
何故そうなるのか……と言う所がさっぱりであります!
ただ、最後のアスナとキリトの技の繋ぎはとても素晴らしかったと思います。
そんな感じでツッコミどころはあったりしますが、お話としては綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
しかしVRの世界、どんだけ陰謀渦巻いてるのですかねえ……。
ちなみにお話としては、原作8巻と9巻の間(正確にはマザーズ・ロザリオより後、アリシゼーション・ビギニングより前)のようですよ。
アリシゼーションはクソ長いようなので、読まないかも知れませんが……。
グラフィック
凄い綺麗です。
何と言うか、とても丁寧な仕上げ。
グラフィックなら新海誠作品の方が上でしょうが、そのキレッキレの動きは半端ない。
実は劇場版を見た後ですが、Amazonのプライム・ビデオでSAOのアニメを一気見しました。
何と言うか……月とスッポンの差があるね!
と言うよりは、アニメ版の最高クオリティの戦闘描写が(キリトVSヒースクリフ等)、劇場版では常時展開されている感じ……でしょうか。
スピード感は更に増していて、正直目が追い付かないほど目まぐるしくなっていました。
現実世界でアレだけ動けるとか、お前ら全員おかしいよ……。
戦闘シーンだけ抜き出しても、視覚的に非常に楽しめるので、単純に戦闘アニメとして観に行っても面白いと思います。
少なくとも原作5巻……可能なら7巻までは予習しておいた方が良いとは思いますけどね。
他の主要キャラの活躍は?
完全に、キリトとアスナが主演です(笑)。
キリト君とアスナのイチャラブが見たい人は、見に行くといいよ!
と言うぐらい、始終イチャラブしています。。。
このリア充め!
クライン、シリカ、リズベット、シノン等の主要キャラには割と均等に出番が振り分けられていました。
何か……贔屓のような物は感じますが(笑)。
ただリーファに関しては、合宿と言う設定上、最後の方まで殆ど出番がなかったのは非常に勿体ない。
リーファファンにはちょっと残念な事になっています。
ちなみに一番有能なのはユイ。
こればかりは変わらないんだね。
正直、一番のチートアイテム(?)だと思います。
結論
思った以上にに楽しめました。
映画見ている間も割と時間を気にするタイプなのですが、途中でちらっと時計を確認したら、すでに1時間以上が過ぎていました。
2時間近く放映時間のあるこの作品ですが、緩急の使い方が上手いので、その後も特に飽きる事無く見る事ができました。
ただ作品の作りは原作を知っているありきなので、見る前に予備知識は必要だとは思います。
駆け足でしたが、ファンなら確実に観に行って良い作品に仕上がっていたと思います。
おっぱいに始まり、おっぱいで終わる。
何と言うか、おっぱいでした(何)。
ちなみに週替わり特典があるようで、3月4日からは花き卸の小説が配布されているそうですよ。
私はポストカード貰いましたが、正直こっちの方がよかったかな……?
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