【Steam】ENDER LILIES: Quietus of the Knightsのアーリーアクセス版を買ってみた

2021年2月5日2021年7月2日

ゲーミングPCを購入して、今までコンシューマでできなかったゲームがやれる、楽しい！

と言う事で、本日はSteamでアーリーアクセス版として公開された、(株)Binary Haze Interactiveが手掛ける『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』を紹介させていただきます。
アーリーアクセス(早期アクセス)とは、ようするには開発中で正式リリース前のゲームとなります。
Steamでゲームを買うようになって、初めて知りました！
安く購入できる反面、未完成で終了する場合もあるので、その辺りは理解が必要にはなりますね。

それはそれとして。

この『ENDER LILIES』は、ジャンル的には2DアクションRPGになります。
レベルも存在し、上昇することにより徐々に強くなってはいるようです。
前のMAPに戻ることがほとんどないので、実際強くなっているかが実感できないのが難点。

購入の切っ掛けは、デモを見て世界観と音楽に惹き込まれたからでした。
この作品は、『死の雨』によって生きとし生けるものが狂暴な生きる屍へと変貌した、滅亡した王国が舞台となるダークファンタジーです。
美しくも死が蔓延する世界を探索し、謎を解き明かしていく事になります。

アーリーアクセス版と言う事で、プレイできるのは全8ステージ(＋α)中3ステージまでです。
ステージと言っても、このゲームはメトロイドヴァニアを基準としているため、広大なマップを探索しつつ進めていく形となります。
当然ながら、探索中いくつも移動できない場所があったり、分岐点があったりしますが、各所に待ち構えるボスを倒すことにより、新たなスキルを獲得して行ける場所が増える……と言うオーソドックスなものですね。

難易度はそこそこ高め。
敵の攻撃力は高めで、何発か貰うだけであっさりとライフがゼロになります。
ライフがゼロになってもレストポイントに戻されるだけですが、敵側は中々いやらしい配置だったり誘導弾を用いたりと、一筋縄ではいきません。
ダークソウルテイストが感じられる難易度ですね。

主人公であるリリィは穢れを浄化できる能力を持つ以外はただの少女のため、直接戦闘に参加はできません。
本人ができるアクションは、回避と結界の回復(修復？)のみ。
その代わり、引き受けた穢れの魂を喚び出すことで、スキルとして使用して戦うことができます。
最初はメインスキルである黒衣の騎士のみですが、各地にいるボスを倒す事によって、次々と新たなスキルを取得することができます。
アーリーアクセス版では9種類のみですが、全26種類のスキルが存在するそうです。
楽しみですね。

また、スキルは各地で入手できる『残滓』を消費することにより、レベルを上昇させる事ができます。
レベルを上げる事により、効果範囲やダメージの向上が見込めます。
特に『西の商人』はアーリーアクセス版の中では破格の性能を持っているので、早めに弾数が増える4Lvまで上げておきたい所です。

スキルはA面、B面と存在し、これを切り替えつつ戦闘を行うことになります。
スキルはそれぞれ、３つのボタンに対応。
スキルの付け替え自体はレストポイントで自由に変更可能で、メインスキル以外は使用回数が存在します。
メインスキル以外のスキルは、１度使用するとクールタイムが発生して連続で使うことはできません。
クールタイムはスキルによって違いますが、スキル自体は同時使用が可能なので、戦略の幅はかなり広いと言えます。

残念なのは、現在のスキルがA面なのがB面なのかがパッと見で分かり辛い所。
色を変えるなどして、対応して欲しい所ですね。

ボスの戦闘は単調なものではなく、ライフの減り具合により、行動パターンが変化していきます。
歯ごたえは十分で、何度も戦って攻撃パターンを見切っていく形になります。
諦めずに何度も挑んでいれば、徐々に追い詰める事ができる適度な難易度とも言えますね。

MAPとしてはアーリーアクセス版で行ける場所は、大体こんな感じとなります。
未回収の何かがある場合は青く、すべての探索が終了した場所は黄色く表示される親切仕様。
ファストトラベルも可能で、各レストポイントまで移動する事が可能。
現時点で水中を移動できるようになりましたが、行けないところはジャンプ力が足りなかったり、空を飛べなないと無理ゲーだったりする感じなので、製品版が楽しみですね。