【au】月間データ容量20GBで月額2,728円の新プラン『Povo』に切り替えてみた

2021年3月30日

 

三大キャリアの格安大容量プランが開始されましたね。
私が契約しているauも、2021年3月23日に月額2,728円の『povo』をスタート。
切っ掛けとなったdocomoの『ahamo』は人気がありすぎたためか、現在受付を停止中。
当たり前じゃねーか想定しておけよ……と思わないでもないですが、それでも『povo』と『LINEMO』は置いていかれている感があります。
まぁ、通話品質と安定性、5分間通話無料付きの価格を含めるとdocomoが群を抜いている訳ですから、当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

何はともあれ、月額料金が安くなるのは嬉しい所。
ちなみに私の月額料金は、スマートバリューや2年契約の割り引きを差し引いて約4,600円でした。
家族でauなのは私だけなので、povoに切り替えるだけで1,900円程度安くなる計算になります。
契約していたプランは新ピタットプランで、月の使用量が大体3GB前後でしたが、これが20GBまで一気に膨れ上がりました。
正直持て余す容量ですが、ピタットプランでは4GBを超えると値段が変わってしまうので、残り容量を気にしなくて良くなったのは強みですね。

 

povoへ移行時のデメリット

メリットは各所でよく見るので、デメリットから書いてみましょうか。

 

まず一番なのは、キャリアメールが利用できなくなる事でしょう。
サーバーに保存されているメールも閲覧できなくなるので、大切なメールは保存や他のメールアドレスに転送しておく事をお勧めします。
またキャリアメールをメインメールアドレスとして利用している場合、様々なアプリやサービスで利用しているIDやメールアドレスをすべて事前に変更する必要があります。
これを機に、gmailなどのサービスに移行する事をお勧めします。

 

次にauショップやauお客さまセンターなどは利用できなくなります
一度もショップに行ったことがない……と言うレベルの人間が利用するためのプランですね。
私もauショップには一度も行ったことがありません(笑)。
なので、何かあったら電話で問い合わせたり、ショップに駆け込んだりする人には向いていません。

 

更に各種割引きは一切引かれなくなります。
契約期間はリセットされ、長期契約優遇のサービスもなくなります。
特に『auスマートバリュー』や『家族割』等が対象外となり、人数としてもカウントされなくなるので要注意
ただ、2021年夏までは早期加入特典として、割引きはされないものの人数としてはカウントされるので、家族で使っている場合は早めに変更するようにしましょう。

 

また、各種サービス系……『留守番電話サービス』、『三者通話』、『迷惑電話撃退』、『割込通話』、『ボイスメール』などが非対称に。
『auスマートサポート』、『使い方サポート』、『遠隔操作サポート』、『位置検索サポート』、『店頭設定サポート』、『料金安心サービス』などのサポート系も利用できなくなります。
一方で『着信転送サービス』はそのまま利用できるようです。
留守番電話サービスが利用できないと困る人もいるとは思いますが、その場合は『スマート留守電』などの外部の留守番電話サービスを利用すればある程度問題は解決するかと思われます。

 

最後にpovoは全ての手続きがオンライン専用です。
上にも書いた通り、auショップやauお客様センターは利用できません。
いずれにしても、デメリットをよく理解してから契約変更するようにして下さいね。

 

メリットの方は

では変更するメリットの方はと言うと、

  • 20GBの大容量で、月額2,728円で利用可能
  • MVNOのような領域貸与ではなく、auの本回線で利用できる(通信が安定する)

ぐらいですかね。
とにかく料金が安くて本回線が使えると言う事がメリットになります。

 

実際に契約変更してみた

auからpovoへの契約変更になりますが、同じキャリアなので手続きは恐ろしく簡単。
ただ格安プランなので、auショップでは手続きはできず、オンライン専用の手続きになるので注意が必要です。
自分で調べられない人は、手を出さずに素直に今までのプランを使う事をお勧めします。
間違っても、ショップに行って迷惑はかけないようにして下さいね?

今回はPCで契約の変更をしたので、PCでのやり方を紹介しますね。

 

まずはauの公式サイトにアクセスします。
そこからpovoのページにアクセスするわけですが、『au povo』で検索して直接ページにアクセスした方が早いかもしれません。

 

 

povoのページにアクセスしたら、下部の『ご利用の手続きはこちら』をクリック。

 

 

一番右の『ayから変更のお客様』をクリック。
……の前に、自身の手持ちのスマートフォンがpovoで使用できるかは、事前に確認しておいて下さいね。

 

 

ご利用の手続きのページにアクセスされるので、スクロールをして『お申込み』をクリック。
この時、ログインしていない場合はログイン画面に移行しますので、au IDとパスワードを入力して先に進めて下さい。

 

 

申込画面に切り替わるので、中央の『通話のトッピング』で望みのトッピングを選択して、一番下の『同意して次に進む』をクリック。
ちなみに私は通話はほとんどしないので、トッピングなしを選択しました。

 

 

少々同じようなページが続くので、少し省略。
規約などが表示されるので、内容をよく読んでチェックを入れてから『次へ』をクリックしていって下さい。

 

 

規約の確認が終わると、最終確認の画面に移行しました。
申込の内容が正しいかどうかをチェック後、『プラン変更を申し込む』をクリック。

 

 

これで申込は完了です。

さて、反映されるまでの時間ですが、申し込みが完了した後iPhoneをチェックしてみたら、その時点でpovoの契約に切り替わっていました。
一瞬だな、おい!
povoに切り替えるとキャリアメールはすでに使用できなくなっています。
また、My auのアプリも利用できなくなっているので、新たに『povoトッピングアプリ』(リンク先はApp store)をDLして下さい。

 

速度はやや低下か

さて、各社の格安プランですが、各社の本回線を使っているのが売りになりますが、実際の通信速度はどうなのでしょうか。

私は現在iPhone11 proを利用していますが、何度か回線速度のチェックを行ってみた所……。
正直、何とも言えないと言う感想ですね。

 

 

元々私の住んでいる地域では20Mbps前後の速度しか出ないのですが、povoに切り替えてからはアップロード速度が非常に伸び悩んでいます。
1Mbps出ない事がしばしば。
肝心のダウンロード速度の方は振れ幅が大きく、7Mbps~34Mbps程度と何だが速度が安定してません。
計測するたびに、大きく違います。
最も私の住んでいる地域では、元のプランでも20Mbps前後しか出ませんでしたので、変わっていないと言えばそうなのかも知れません。

Twitterをチェックする限りでは出る所では100Mbpsを超えるようなので、現段階では結論付けるには試行回数不足になりますかね。
いずれにしても、今はpovoを利用している人数はかなり少ないはずなので、半年ぐらい経ってから速度がどうなっているかが問題です。
人が増えてきて、速度がガタ落ちと言う事になったら意味がありませんからね。
とは言え、10Mbpsも出ていれば速度としては十分なので、これを安定して提供できるかどうか……ですね。

 

以上、簡単でしたがpovo移行のお話でした。

 

追記(2021年3月30日)

本日も計測してみました。
昨日のは一体何だったのか、と言う別の結果に!

 

 

出勤の時間帯。
この時点で昨日の倍は出てますぜ!

 

 

お昼休み時。
混む時間帯のはずですが、やはり昨日の倍以上出ています。

 

 

そして退勤の時間帯。
本日最高記録!

 

……と、愛知県の田舎ではありますが、回線速度的には全然問題ない結果になりました。
これが維持できるのであれば、MVNOと比べても安い物でしょう。

ただ、時折速度が詰まったようになり、10Mbps前後を計測する事がしばしばありました。
その後すぐに計測しなおすと50Mbps台が出たりと、ちょっと安定感に欠けるかな……といったところがあります。
とは言え、やはり10Mbps出ていれば回線速度的には十分なので、重い時間帯でもこれ以上を維持してもらいたい所ですね。