【デバイス】スマートロック セサミのオプション、セサミタッチProを買ってみた

 

前回の続きです。

 

諸事情でスマートロックを購入しましたが、セサミ5に合わせて同時購入して貰いたいものが、こちらのセサミタッチになります。
セサミタッチ 、セサミタッチProの2種類が展開されていますが、大半の人は通常のセサミタッチで必要十分だと思われますが、今回私が購入したのはセサミタッチProの方です。
スマートフォン中心の生活を行っているため、鍵を開ける手段はいくつか用意しておきたかったからです。
なお、家族がうっかりiPhoneもApple Watchも持たずに外に出て閉め出されましたが、パスワード式だったために難を逃れたという、ネタのような話が現実に起こりました(笑)。
みんなも気を付けるんだよ! 

では軽く紹介していきましょう。

 

 

開封してみる

 

では、早速開封していきます。
パッケージも中身はシンプルに、セサミタッチPro本体、両面テープの予備、マニュアル類のみとなっています。

 

本体をチェック

 

本体は黒一色。
外に設置するものなので、IP65の防水・防塵の設計。
0~9の番号と、解錠と施錠のボタン。
キーパッドの下にはFeliCaとMIFAREリーダーを搭載。
下の黒い丸は指紋センサーですね。
つまり、FeliCaとMIFARE搭載したカード(交通系ICカードなど)、指紋、パスワードと言う複数の解錠手段を用意できるわけです。
変わり種では、エネキーとかもいけるらしいですよ?

ちなみにセサミタッチとセサミタッチProの違いですが、パスコードを登録できる事と、バッテリーを4本まで入れられる事ですね。

 

 

裏面には両面テープと、透明な蓋からバッテリーがチラ見えしています。
セサミ5のバッテリーと同じものですね。

 

では、まずは裏蓋を外していきます。

 

 

セサミ5に付属していたプラスドライバーでネジを回すことができますが、このネジはただ回すだけでは外れてくれません。
ピンセットなどで限界まで緩めたネジを挟み、カバーごと引っ張り上げることによって裏蓋を外す仕様です。
ちなみに、ネジは裏蓋から外すことはできないのでご注意ください。

 

 

バッテリーはリチウム電池のCR123Aです。
絶縁テープが挟まっているので、忘れずに抜き取るようにしましょう。

上の方でも記述しましたが、セサミタッチProは最大4本までバッテリーを搭載できます。
公式によると、2本で約550日、4本で約1,100日のバッテリーもちになるとか。
交換頻度は少ない方が良いので、ありがたい感じですよね。

 

本来であれば、そのまま裏蓋を戻して扉に貼り付けるわけですが……現在購入するものにはバッテリースライドカバーが別途付属してきます。

 

 

こちらですね。
過去にセサミタッチProを購入していた人には、配送で送ってくれると言うサービスっぷり。
すごい。

 

 

従来のセサミタッチProですと、バッテリーの交換が必要になるたびに扉から剝がし、両面テープを綺麗に剝がした上で新しい両面テープを貼ってから扉に取り付ける……と言った、少々面倒な作業をする必要がありました。
しかし、バッテリースライドカバーに交換してやれば、バッテリーの交換がとても楽になります。

 

 

両面テープは貼っていませんが、実際に裏蓋を交換するとこんな感じ。
後は本体を上側にスライドするだけで、簡単に付け外しができるようになります。

 

 

扉に取り付けてみました。

スライドカバーに変更してあるので、本体をつまんで上にスライドするだけで簡単に扉から本体を取り外すことができます。
ただ逆に言えば簡単に取り外せてしまうのが原因で、イタズラなどで持っていかれる可能性もあります。
防犯対策は何か考えた方が良さそうです。

 

 

写真のような明るさではありませんが、バックライトが点灯するので、暗い中でも操作に難儀することはありません。
ただ、操作するまでは目印になるようなものが何もないため、扉の周囲に明かりがない場合、どこにセンサーがあるのかさっぱり分かりません。
玄関にセンサーライトを設置するなど、対策をすると捗るかも知れませんね。

 

セサミタッチProの強み

まず前提として、セサミタッチProがあればスマートフォンすら必要なくなります。
スマートロックのセサミ本体と、セサミタッチの双方が揃っていれば問題ないからです。
解錠手段は多岐に渡り、

  • FeliCaやMIFAREを搭載したカードでの解錠
  • タッチ決済搭載スマートフォンでの解錠
  • ICカード搭載のスマートウォッチでの解錠
  • NFCタグでの解錠
  • 指紋での解錠
  • パスコードでの解錠

と、複数の手段を用意できます。

 

ICカードは爆速解錠

 

Apple Watchに搭載したSuicaで解錠を試してみました。
カードを認識した瞬間に解錠されるほどに爆速です
アプリでBluetoothの接続を待つよりも、遥かに早いですね。
また、ロックも施錠ボタンを押したら即反応してくれます。
押す癖をつけておけば、オートロックに頼る必要もなさそうです。

基本の解錠はNFCが良さそうですね。
Apple Watchならカードを取り出す手間もいらないので、最高の解錠手段になるのではないでしょうか。

 

指紋認証の反応は少し遅い

 

続けて指紋認証です。
ICカードに比べると時間はかかりますが、しっかりと解錠してくれますね。

精度に関してですが、スマートフォン並みの精度を期待すると痛い目を見そうな感じです。
ただ、アプリには100個まで指紋を登録できるので、同じ指を角度を変えながら複数登録すればそれだけ精度が上がります。
用途に応じて、いくつか指の指紋を登録しておくのが良いでしょう。

ただ指紋認証は、雨などで手がふやけたりすると反応してくれません。
メインの解錠方法にするのは少々危険ですね。

 

パスコードは最終手段で

無印のセサミタッチとの違いが、パスコード入力ができる点です。
基本的な流れとしては、登録したパスコードを入力してから、解錠ボタンを押す。
これだけです。

一番の強みは、ロック解除の最終手段になる事ですね。
つまり、スマートフォンのバッテリーが完全に切れるか故障、その上で指もふやけて指紋でも解錠できない場合でも有効と言う点です。
複数の人が出入りする場所などでは、パスコードさえ知っていれば誰でも出入り可能にもなります。
基本的には無印のセサミタッチで問題はありませんが、手段は複数用意しておくといざと言うとき安心ですね。

 

 

 

 

 

Proである必要はありませんが、バッテリーの取り換え頻度が少なくなるのは大きな利点です。
セサミのスマートドックを導入する際は、

 

セサミ本体と一緒に買おう

と言う事で、スマートロックとしてのセサミ5の強みを爆上げしてくれるオプションツール。
正直、同時購入しない理由がありません。
Proである必要はありませんが、バッテリーの取り換え頻度が少なくなるのは大きな利点です。
CANDY HOUSE JAPANのスマートロックを導入する際は、是非同時購入をしましょう!