【デバイス】Apple恒例の新作、Apple Watch series6 Nikeを買ってみた

 

Apple Watch Series3を購入して3年。
たまに急に再起動し出したりするので、そろそろ寿命かと思い、買い替えを決意しました。
話によると、 watchOS7からそう言う挙動が出る……Series3をアプデートすると、ランダムに再起動したりバッテリーの減りが早くなったりする……と言う事でしたが、どちらにしてもバッテリーがヘタってきた事もあったので、新しく発売されたSeries6への機種変更です。

Apple Watchには大きな進化はない……と思っていましたが、流石に3年前の物と比べると色々と進化してきていますね。
それが購入欲を刺激するものかと言うと首を捻る所ですが、Series3を使い続けてきたからこそ分かる、快適性は中々の物です。

 

それでは、まずはいつも通り開封していきましょう。

 

いつもの開封の儀

 

Apple Watch Series6のパッケージです。
仕事中でも目立つので、華美でないスペースグレイを選ぶのはお約束。
……思い切って、派手なのにしようかなと思わなくもなかったのですが、やはり仕事柄考えるとね!

それはともかく、Series3のパッケージと比べると、かなり薄くなっています。

ちなみに購入したのは、Series3と同じくナイキモデルです。
本当は別のバンドの物に……と考えてはいたのですが、ケースを装着する関係上、44mmでは私の腕には大きいかなあ……と思ったので40mmをチョイス。
しかし購入前に良く調べてみると、40mmではSeries3の42mmタイプのバンドとは互換性がないとか。
40mm=38mm、44mm=42mmですからね、仕方がない。
そう言った理由から、前回と同じくナイキモデルを選択した訳です。

なお、Series3の頃はNikeに+が付いていましたが(Nike+)、Series4からNikeだけになったそうです。
良く分からぬ。

 

 

Series3では普通に上蓋を外すフタミ式の箱でしたが、包み込むようなパッケージに変わったようです。
これを見た後だと、Series3の箱の無駄な大きさが分かります。

 

 

一番上のパッケージを開封すると、中には箱が2つ。

 

 

Apple Watch本体が入った箱と、バンドが入った箱が別々にになっています。
……よく見ると、バンドの方の箱が表裏反対ですね(笑)。

 

 

本体が入った方には、Apple Watchの本体と、充電ケーブルが入っていました。
Series3の頃は確かバンドが装着された状態だったと記憶していますが、随分と変わりましたね。

 

 

白い奴の中身は、いつも通りのシンプルなマニュアル。

 

 

バンドの方も開けていきます。

 

 

開封するまですっかり忘れていましたが、ナイキモデルには長短2種類の長さのバンドが付属しています。

 

 

スポーツバンドだけあって、汗や汚れに強い素材です。
穴がたくさん開いているので、通気性も良く、蒸れにくくなっています。
しかし、実はこの穴に皮脂が溜まりやすく、尚且つこの穴の通りに日焼けしたりする欠点を背負っています。
注意しような!

ちなみにバンドの汚れは超音波洗浄機を使えば、ある程度綺麗にできるので、持ってなかったらお勧めです。

 

 

さて、Series6の本体です。
見た目からは、何も変わってないように見えます。
アルミモデルのため、表面に使われているのはただの強化ガラスです。
ステンレスモデル以上はサファイアガラスとなっています。
傷が付きやすいので、気になる人はステンレス以上のモデルを購入しような!

 

 

センサーが集中する裏面は、随分とツヤツヤになりました。
センサー部だけでなく、本体部もツヤツヤになっているのは汗対策のコーティングか何かでしょうかね~?

 

 

右側面にはデジタルクラウンとサイドボタン。
間の穴はマイクですね。

 

 

左側面はスピーカーになっています。

 

 

本体裏面の上下のボタンは、バンドの接続ボタンになりますね。
押しづらいのが難点。

 

 

Series3とSeries6を並べてみました。
Series3は42mm、Series6は40mmとなっています。
フォルムは若干丸みを帯びた感じになっているでしょうか。
Series3はラージサイズ、Series6はスモールサイズと比較するには不適切なのですが、たった2mmの違いで随分と大きさが違うのは分かると思います。
本来は大小で4mm違いますから、実際に腕に装着して試してみるのは重要だと思います。

42mmのSeries3より小さいとはいえ、Series3が312 x 390 Pixelに対し、Series6は324 x 394 Pixelとサイズが小さくなったのに表示領域は拡張されています。
同じサイズ同士で比較するなら、表示領域は30%以上拡張されているそうです。
Series3からの機種変更であれば、かなり大きな違いになりますね。
逆にこの形が完成したSeries4と比較すると、殆ど目に見えた違いがないのかと思われます。
安心する反面、真新しさが見えないのは残念な所です。

 

 

裏面はセンサーが増えたからか、文様がより複雑に。
高級感もかなり増しています。

 

 

バンドを装着してみました。
いつも通りのApple Watchですね(笑)。
ちなみに写真では長い方のバンドを取り付けていますが、私には短い方でないと余ります。
痩せでごめんね……。

 

本体の紹介はここまで。
続いてペアリングについて……書こうと思いましたが、その辺りは省略してSeries3からSeries6へ機種変更して大きく変わった事をいくつか書き記してみたいと思います。

 

Series5から実装の常時表示について

 

一気に画質が落ちますが、iPhoneの写真なのでご勘弁を。
Apple Watchのペアリングを済ませた状態です。
Series3と比べると、随分と画面が綺麗になった感じはします。
また、表示領域も広がっているので、40mmサイズながらもかなり見やすくなったと思います。

 

 

Series5からの常時表示機能は、中々に好感触です。
やはり、時計として使うならこうでなければ。

液晶も旧シリーズと比べると明るくなっているので、太陽の下でも時間が見えないと言う事もなく、腕を返さなくても時間が確認できるのは嬉しい所。
点灯時とスリープ時(?)で文字盤の表示が変わるので、今どんな状態か分かりやすいのもグッドです。

ただ、この文字盤は点灯状態になると背景と時間針の色が同じため、パッと見で時間が判断し辛いと言う難点が。
ぶっちゃけ文字盤は変えられるので問題はないと言えばそうなのですが、デバイスとしての使い勝手はこれがいいんだなあ……(遠い目)。
とは言え、手首をひっくり返してからスリープから点灯状態に移行するまでには1秒程度の間があるので、チラ見して使う分には問題はなさそう。
どちらにせよ、夜でも時間が一瞬で分かるのは強い。

ちなみに実際使うにあたってケースは導入済みなのでゴツくなっております、はい(笑)。

 

 

また、常時表示されるSeries5からだとは思いますが、通知やアプリを立ち上げ中のスリープ時には、大きく時間が表示されるようになりました。
設定によって変わるかまではちょっと分かりません。
こうしてみると、私って毛深いよね!

 

バッテリーのもちについて

 

肝心のバッテリーの持ちですが、常時表示のままで普通に自宅から帰宅までの一日を過ごしたところ、バッテリーの減りはこんな感じになっていました。
Series3の頃は同じぐらいからスタートして、70%程度までしか消耗してなかった記憶があるので、さすがにバッテリーのもちは悪くなっています。
就寝時間まで4~5時間程度とは言え、頻繁にアプリを使っていない状態でコレですから、正直もう少し余裕が欲しい所ですね。
使い方によれば、常時表示はオフにしておいた方が良いかも知れません。

 

スペック向上による挙動について

 

Series3からのスペック向上の恩恵ですが、すでにSeries3は親に渡してしまったので、比較ができませぬ。
なので指標として、よく使うアプリのひとつ『Chirp for Twitter』で試してみました。
『Chirp for Twitter』はApple WatchでのTLの閲覧に特化したアプリで、Twitter公式アプリがApple Watchで使えなくなった中、何かと重宝するアプリになっています。
買い切りの課金でRTやいいね、DM等などが解放される痒い所に手が届く仕様。
音声のみですが、ツイート投稿も可能です。

 

さて。
しかしながら、Series3で使っていた頃は、実際にTLを開くまで10秒程度の読み込みが必要でした。
使えない事は無いですが、チラチラ程度に閲覧しようと思うと待ち時間が長すぎます。
となると、次第に使わなくなりますよね。

ではSeries6に機種変更をしてどうなったかと言うと、1~2秒でメニュー間の移動、2~3秒でTLやリスト内容を読み込むことができるようになりました。
ここまで来たら、さすがに実用レベル。

 

 

Series3ではまともに読み込む事すらできなかったNePLAYERでも、さすがに私の環境下(アルバム1000枚ぐらい)だとある程度の時間が必要ですが、おおよそ10秒ほどでアルバム一覧が展開できました(それでも重いけど)。
Series3で使ってみた時は、数十秒経っても延々と読み込み状態が続きましたからね……スペック向上の恩恵はかなり大きいです。
とは言え、挙動はかなり重いので、NePLAYERは余り使い物にはならない感じはします。
と言うよりも、公式のミュージックアプリが軽すぎる。
軽くさえなれば、NePLAYERはイコライザの設定もできますし、優秀だとは思うのですけれどもねえ……。

 

と言う事で、使い道にもよりますが、安いからと言ってSeries3に手を出すと使いたいアプリによっては役に立たなくなります。
なので、やはりと言うか新しい物の方が何かと良いと言う普通の結論に至ってしまう訳ですが(笑)。

 

まとめ

取り敢えず、血中酸素濃度等の新機能は置いておいて、機種変における改善点等を書き出してみました。
私は仕事柄、すぐにはiPhoneを取り出せない&取り出す時間が勿体ない関係で、腕時計は必須アイテムになっています。
そんな中でも、息抜きをしたい時にデバイスとして使えるApple Watchは非常に重宝しているのですよねえ。
なので、スペックの向上は大歓迎です。

 

処理速度等、まだまだ不満はありますが、『暗闇でも時間が一瞬で確認できる』、『SNSがすぐに閲覧できる』、『iPhoneのミュージックコントローラーとして優秀』、『電子マネー決済ができる』。
この辺りでピンッと来る機能があれば、Apple Watchは便利に使えるでしょう。
後はようやく承認が下りたと言う、心電図機能が使えるようになれば、更にスマートウォッチとしての価値が高まる訳ですが。
……早く、実装されませんかね?