Home > ドール > ドールをお迎えしようと考えている人向けの話 その1

ドールをお迎えしようと考えている人向けの話 その1

doll-776

私が最初にリリアさんをお迎えして、2年が経過しました。
何と言うか、あっと言う間ですねえ。
年を取ると時間の流れを早く感じる……と言う事もありますが、ドール関連のアイテムは本体を含めて平気で月~年単位での待ち時間が発生するので、無駄に忍耐力が高くなってるのかも知れません(笑)。
しかし、雪ミクさんを通常受注で予約された人は、手元に届くまでにまだ10ヶ月近く掛かるのですね……。
初めてのドールだと、ワクワク感もあって物凄く時間が長く感じられる時間だと思います、はい。
逆に一度お迎えをした後は、あれ? もう発売? と、なるのですけどね!
不思議!

それはそれとして、殆どの人がそうであるように、私も描き目から入れ目へと移行する経路を辿っています。
これは必然と言うか、そうなる定めと言うか。
しかし、今でも一番可愛くて愛着があるのはリリアさんです。
その辺りは完全に好みなので、周りの意見に惑わされず、我が道を往くのがいいんじゃないかな!
それぞれ、得意分野がありますしね。

閑話休題。

昨年、DD初音ミクが発売され、新規のドールオーナーが増えたのではないかと思います。
増えたような気がします。
増えたんじゃないかな?
実の所は良く分かりませんが、前回の名古屋アイドールの盛況っぷりを見ていると、増えているのではないかなーと思っています。
そして、来年には雪ミクさんが発売されます。
DDミクさんで新規ドール者を取り込んだと思いますが、逆にミクさんを見たから雪ミクに突撃された人も、それなりにいるのではないか予想されます。

そこで、初めてドールをお迎えしようと考えている人向けに、色々書いてみたいと思います。
私もそうでしたが、その頃は、知りたい事がたくさんありましたしね。
かなり独断と偏見が入っていますので、こういう意見もあるんだなあ……程度に見てやって下さい。
実際とは異なる部分もあると思いますが、紛れも無いドール業界の一面でもあります。

ただ私自身が1/4~1/3スケールのドールしか持っていないので、更に小さい子への言及は避けておきたいと思います。
ちらっと触れるぐらいはするかも知れません。
真面目に書くととてつもなく長くなるので、何回かに分けてお送りします。

1.ドールってお迎えするのに幾らぐらいかかるの?

doll-777

1/3ドール(50~60cm)に限定するのであれば、4万円~10万円程度が相場になります。
……何か、結構幅が大きいですネ。
何故かと言えば、メーカーによって値段は変わりますし、付属品の豪華さでも価格は変わってくるからです。

例えば、オビツ製作所のドールは4万円ちょっと。
ボークスの限定DDなら大体7万円前後。
SDであれば7万円以上。
アゾンのオリジナルドールは5万円以下でも買えます。
シームレス素体のシリコン製ドールなら10万円前後です。

……と、この様に、素体の素材やメーカーによって値段は様々です。

また、DDやSDには常時販売しているスタンダードモデルがあり、こちらは5万円以下と比較的お得です。
ただし衣装は付属していないので、別に一式を揃えて上げると、結局は限定モデルと大して変わらない価格となりますけどネ。
逆に限定DDの平均価格は7万円前後になりますが、付属品が豪華なDDセイバーは10万円近い値でした。
今のドールの値上がり具合と消費税アップを考えると、現在なら10万円は確実に超えてくるハズです。

セイバーさんはともかくとして、1/3スケール級のドールを入手する場合、諭吉さん8枚を用意できれば大体の物は手に入ると言う事ですね。
DDやSDにこだわらなければ、もっと安価でも手に入ります。
PARABOXの完成品ドールなら、諭吉さん3枚あれば買えちゃいますよ!

余談ですが、ボークスの開催するホームタウンドルパ京都12で、SDのオークションモデルが100万円で落札されました。
わけがわからないよ。

2.ドールメーカーってどんなのがあるの?

割とあります(笑)。
ひとつひとつのメーカーをまともに書くと、それだけで1記事を消化する勢いになるので、簡単に触れたいと思います。
ちなみに、中の人が所持しているドールはDDとアゾンドール(オビツ50、AZO2)のみなので、後は今まで得た知識で書いています。
間違ってる所も多分あるので、参考程度に。

ボークス
 みんな大好き、スーパードルフィー(SD)、ドルフィードリーム(DD)を扱うメーカー。
 ドールは全て自社販売であり、同社の店舗や通販、イベントでしか入手する手段は無い。
 基本的に限定ドールを扱うが、たまに受注生産もある。
 ただし受注の場合は、入手まで1年以上かかる事はザラ。
 衣装の販売もしているが、デザインはともかくとして色移りに関しては最悪レベル。
 パーツ類も販売しているが、一端売り切れると、再入荷まで数ヶ月以上かかる事はザラ。
 殿様商売でアフターサポートは非常に悪い。

オビツ製作所
 お馴染みのキューピーを販売している老舗メーカー。
 保持力最強のドール素体 (オビツ50) をメインに扱う。
 ドールは全て受注。
 様々なメーカーに素体を提供しているが、どちらかと言うとそちらの方がメインかも知れない。
 外皮からフレーム、パーツに至るまで個別販売をしていて、通常の通販サイトでも購入可能。
 入手のしやすさは、ボークスとは比べ物にならない。
 過去のいざこざで、ボークスとはガチで仲が悪い。

アゾンインターナショナル
 オビツ50を素体としたドールをメインに扱う。
 規模としては、恐らくボークスに次ぐ。
 描き目ドールが主力商品であり、キャラドールに関してはボークスよりも遥かに良く似ている。
 衣装の販売もしていて、色移りに関してはしっかりと対策されている物が多い。
 実店舗であるレーベルショップが各地にあり、通常の通販サイトでも購入が可能。

quarantotto (クアラントット)
 オビツ50をベースとしたドールをメインに扱う。
 オリジナル外皮を使用した、Angel Philiaと言うエロドールを販売
 会社がポンポン変わっているが、母体はアルカディア。
 過去にYAMATOが出していたvmf50は、名前が変わっただけで基本的には同じ物(多分)である。
 衣装も販売しているが、単価はかなり高め。
 外皮の販売も行っているが、在庫は常に品薄か売り切れ状態。
 独自の路線はある意味見事な物である。

Real Art Project
 オビツ50をベースとしたドールをメインに扱う。
 外皮はquarantottoのAngel Philiaの物を使用した、Pink Dropsと言うシリーズを販売している。
 と言うか、quarantottoとの関係が良く分からん(笑)。
 ドールよりは衣装、小物の方がメインかも知れない。
 基本的に商品は全てエロエロ。
 触手スタンドと言う、かなりキワモノな商品も扱う。
 単価は非常に高め。

WIZ
 オビツ50を素体としたドールを扱っている。
 リアル系のオリジナルヘッドを使用した、ビジュアルドールと言うシリーズを販売している。
 詳しくないので、書く事がないwwww(ごめんなさい)

PARABOX
 オビツ50をベースにしたドールを扱っている。
 オビツが扱っていないサイズの素体を提供していて、特にPARABOX40は何と正座ができる!
 価格はリーズナブルで、様々なサイズの衣装も販売している。
 基本、自社通販がメインだが実店舗もある。

東京ドール
 シリコンボディを用いた、オリジナルドールを販売している。
 エロエロなボディのため、通常のドールイベントでは登場しない。
 全身が柔らかボディのため、通常のドールでは難しいポーズも易々とこなせる。
 また、パーツの分割線がないため、肌を見せる衣装を着せる場合は、これ以上ないほどの美しさを誇る。
 基本的には受注生産だが、製品そのものはいつでも注文可能。
 納期に1~2ヶ月ほど掛かる。

海外ドール
 基本がキャスト製となる、海外のメーカー群が販売しているドール。
 規模は国内メーカーを遥かに上回り、種類も豊富。
 様々なドールが入手可能。
 反面、海外製のため敷居が高く、サポートも国内のようには受けられない。
 ある程度の割り切りは必要。 
 販売代理店は国内に幾つかあるが、それ以外のドールを所望する場合は、自身で各社のサイトから購入するしかない。

スマートドール
 カルチャージャパンが展開する、ソフビ製のドール。
 DDやオビツのパクリと言われている。
 60cm級のドールとしては比較的買いやすく、欲しければ確実に手に入るのが強み。
 実店舗も五反田にあり、店内での撮影、他社ドールの持ち込み可、試着も可など、窓口が広い(強い)。
 ただ展開的に、いつ消滅してもおかしくないブランドなので、今後の展開に期待される所。

取り敢えず、こんな所で。
小さい子も含めると、もっとたくさんありますねー。

 

3.ドールってどんな種類があるの?

ドールの素材は大きく分けて、次の3つに分類されます。

  • ソフトビニール製
  • キャスト(合成樹脂)製
  • シリコン製

簡単に各種類の特徴について書いてみましょう。
ちなみにSDはキャスト製、DDはソフビ製となります。

キャスト製のドールは色移りに強く、頑丈ですが、各関節をテンションゴムで接続しているため、関節の保持力は良くありません。
また時間を置くと素材そのものが黄色く変色してきます。
特に紫外線を浴びると、黄変が早まるようです。

ソフビ製のドールは、フレームに外皮を被せる事により、パーツ単位での交換を容易にしています。
そのため関節の保持力は強く、特にオビツ製の素体はスタンド無しでも極端なポーズを取らせる事が出来る程。
ただし色移りには非常に弱く、組織その物に浸透するため、除去する場合はパーツその物を削り取る必要があります。

シリコン製のドールは、パーツと言う物が存在せず、一体型となります。
そのため、水着などの肌を大きく露出する衣装と相性が良く、見た目も非常に美しくなります。
キャスト製、ソフビ製には出来ないような人間らしいポージングが可能で、注文によっては指の一本まで自由に動かせるようになります。
ただ、フレームはワイヤーで構成されているため、金属疲労による『骨折』が起こります。
一体型のため修理は不可能に近く、耐久性は非常に低いです。

ざっとこんな感じですかねー。

4.ドールってどのぐらいの大きさなの?

mono-3466

これも実物を見た事が無いと気になる点ですよね。

私の持っているドールはアゾンオリジナルドールとDD。
それぞれが50cmドール、60cmドールの仕様となっています。
しかし、実際の大きさは合っているのでしょうか。
……と言う事で、測ってみました。

mono-3467

結果は、オビツ50は約51cm、DDは約60cmとなりました。
両者共靴を履いているので若干誤差はあると思いますが、大体誤差の範囲に収まっていると思います。
大体、数値通りの大きさなのが分かりますねー。
余談ですが、海外ドール(主に中国)の場合は60cmと記載がある場合、ヘッド抜きでの大きさとなっています。
なので、日本のドールよりも全体的に大き目になるので注意して下さい。

mono-3468

しかし、50cmだの60cmだのと言われても、普通はピンときませんよね。
取り敢えず、誰もが目にした事がある物……と言う事で、500mlと2Lのペットボトルを用意してみました。
うん、でかいね!
2Lサイズを二つ縦に重ねると、DDと同じ程度の大きさになる……?

そして、ドールの実物を見た事が無い人がまず考えるのが、ドールを置くスペースがあるかどうか……と言う事ですよね。
60cm級と聞くと、かなりの広いスペースが必要になる……と考えがちですが、実は立たせておくだけなら1/7フィギュアが置ける程度のスペースがあれば良かったりします。

mono-3469

服がハミ出ていますが、ドール本体は1/7フィギュア(ルカ)のベースの大きさに収まっている感じですね。
使っているスタンドが安定感重視の大きさですが、もっとコンパクトな物もあります。
流石に座らせたり寝転がしたりすると、広いスペースが必要になるのは見ての通り。
しかし座らせる場合でも、家具等の先端部にちょこん……と座らせるようにすれば、それほど場所はとりません。
上から落ちて来たりしますけど。

問題になるのは、やはり高さですね。
普通の棚だと、棚板を1枚外さないと、座らせる事すら出来ないはずです。
この辺りは、何とかして高さを確保するしかありませんねえ。
しかしフィギュアと違って、ドールは体勢をある程度調節できますので、多少の接地面の悪さは何とでもなります。
ちなみに我が家は、タンスの上がドールスペースとなりました(笑)。

5.維持費ってかかるの?

doll-813

むしろドール本体を購入するよりも、こちらのほうが遥かにかかります。

最初にドールをお迎えするための予算を書きましたが、あれはあくまでもドール本体の身請け金です。
むしろ、そこからが本当の地獄(天国?)が始まります。
どの程度かかるのか?
……と問われても、人によるので、答えようがありません。
なので、大体の人が通るであろう過程を一例として書いてみます。

例えばDDを購入した場合。
ノーマルハンドだけでは表情に限界を感じ、ハンドパーツを全種類追加したとします。
その場合、16,000円(税別)が必要になります。
でかハンドは一見必要ないように思えますが、実はバランス的にはこちらの方がしっくりと来ますね。
これも追加しようと思えば、18,000円(税別)の追加投資が必要になります。

デフォルト衣装だけでは飽きてくるので、新しい衣装も欲しくなるでしょう。
勿論、季節に応じた服は抑えたいですよね。
夏物は上下で5,000円くらいですが、着る物が増える冬物は諭吉さん1枚ぐらいは飛びますよ。
ドレスですと、1着5,000円以上は必要になります。
当然ながら服の素材や完成度によって、価格はどんどん上がります。
お気に入りの物が見つかるといいですねー。

ずっと裸足でいるつもりですか?
靴は一足2000円から6000円程度です。
衣装に合わせて、色々と揃えておきたいですよね?

ウィッグやアイは気に入ってますか?
換えるだけで、雰囲気がガラリと変わります。
ウィッグは2,000円程度、アイは1,000円程度から上限無しで色々と揃っておりますよ。
特にアイの素材がガラスに変わると、価格は青天井です。
色や髪型によって似合う衣装も変わるので、そこも気を付けたいですねー。

おや、胸のパーツを交換ですか。
3,000円になります。
ボリューム感のあるふくよかな胸……いいですね。
しかし、今まで購入した衣装の大半は、その胸では着れませんよ?
その胸のサイズで着れる服は、こちらになります。

ネックレスやブレスレットなどで、飾り付けてあげたいですよね?
机や椅子が欲しくなってきましたか。
写真撮影用に小道具も入手したくなりましたか。
おや、姉妹やお友達が欲しくなったと?
そのドールは今まで買った衣装が着れませんよ?
ハンドパーツも新たに追加しなければいけませんね。

……と実にキリがないのです(笑)。

恐ろしい事に、この流れが半年以内に高確率で発生します(当社調べ)。
ドール沼って怖い!

6.お迎えした後に必要になる物ってあるの?

維持費の事は取り敢えず置いておくとして、ドールを購入後に必要になる物を書いておきましょうか。

まずは、ウィッグを梳くためのコーム。
櫛ですね。
ドール用の物も売っていますが、別に人間用の物でも構いません。
物自体は100円ショップで売っている物で十分。
ただ、プラスチック製は静電気が起こりやすいので、金属か木で出来た櫛が適しています。
また、持ち手側の先端が尖っていると、前髪を分けたり出来て便利です。
形状にも注意しておきましょう。
ウィッグを梳く際には、必ず毛先からやる事。

歯ブラシ。
ボークスでドール用の物を売っていますが……普通に人間用のでいいです(笑)。
こちらも髪を整えるのに使用します。
無くても良いですが、あれば細かく髪を整えてあげるのに使えます。
また髪に付着した埃を取る役割もあるので、1本ぐらいは用意しておくといいかも知れません。
しかしTwitterのタイムラインを見ていると、髪の乱れを余り気にしてない人の方が多い……?

ウィッグスプレー。
水でも構わないのですが、ウィッグスプレーを使用すると、長時間髪型を維持する事が出来ます。
色々種類がありますが、アゾンのオイルミストが量も多くてお勧め。
最初はこんなの使い切れるかよ!
と思いますけど、ドールの数が増えてくると消費量が素敵な事になります。

スタンド
ドールは一部を除いて自立できないので、ドールスタンドは必須となります。
正確には自立は出来ても、安定感が無さすぎで、普通は気付いたら倒れています。
ずっと座らせておくつもりであれば必要ありませんが、ドールを嗜む内に絶対に必要になってきます。
取り敢えずDDであれば自立できるので、テディベア用のスタンドが、丁度ドールの腰支えスタンドとして使える上に安価なのでお勧めです。
SDの場合は支えきれませんので、重さに耐えられる頑丈な物にしておきましょう。

一先ず、これだけあればドールライフを楽しむ事が出来ますネ。

長くなるので、ここらで一端切ります。
次の更新は……不明。
6月ぐらいから書き始めて、何度も書き直して、まだこれだけなのよね……。

その2を更新しました

コメント:0

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
http://mlkt.sakura.ne.jp/blog/2015/09/doll-etc.html/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
ドールをお迎えしようと考えている人向けの話 その1 from 月光お茶の間雑記

Home > ドール > ドールをお迎えしようと考えている人向けの話 その1

フィード

Return to page top

Back to Top ↑