新しい機材の試し撮り

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先日届いたローナで、新しい機材たちを試してみました。
今回新規で投入したのは
CANON EOS 60D
Eye-fi Pro X2 8GB
Kirk L-ブラケット BL-60D
Kirk クイックリリースクランプ QRC-2
RS-60E3
レザック
iPad2
の計7種。
照明以外では、総入れ替えとなるのかな?


この中で際立っていたのが、60Dのバリアングル液晶と、KIRKシリーズ。
以前はフィギュアの位置を変えてから、カメラの真後ろまで回ってピント合わせ……な感じでしたが、液晶の向きを変えられるようになったので、移動歩数が減りました。
アングルによっては、まったく動く事無く撮影できたので、時間の短縮にも繋がりましたね。
問題は、私がダラダラ撮影するので長引くだけで(笑)。
外部液晶を使えばもっと便利なのでしょうが、iPadですら撮影中に置く場所に困っているのに、外部液晶なんかあった日には!
L-ブラケットとクランプの組み合わせは、これは使ってみないと分かりませんね。
本当に素早く縦位置と横位置を入れ替えられるので、スムーズに撮影ができました。
私は計画を立てて撮影するわけではなく、ほぼ思い付きでやっています。
そのため、以前はアレを撮ろう、これを忘れていた、と頻繁に#410の角度を弄っていたわけですが、その後の角度、高さを調整し直すのに時間を掛けていたものでした。
しかし、この2点を使うと、ノブを緩めて位置を変更して再びノブを締めるだけ。
アングルも殆ど変わりませんし、今までの苦労は何だったのか。
もっと早く決断すれば良かった……と思わなくないですが、値段なりの価値があるかと言うと、首を傾げてしまいますね。
やっぱり、高いと思います、はい。
iPad2は、Eye-fiからのデータを受信する専用機として使いました。
RAWファイルもそのまま閲覧できるので、大きい画面でピント合わせや構図を確認できるのが良いですね。
また、撮影したアングルを一覧で素早くチェックできるのも良いです。
これでiPadからPCへの転送が、受信と同じぐらいの速度なら完璧だったのですが……我が家では無理っぽいです。
背景紙は、グラデーションペーパーからレザックに切り替えてみました。
柄物は2度目となりますが、こちらは色も多彩で柄付きで良いですね。
色被りは激しそうですが、これで表現方法も増えると言うものです。
さて。
良い事もあれば、使ってみて不便に思った事もあります。
まずは本体である60D。
40Dに比べると、マルチコントローラーが一体化してしまったせいか、咄嗟の操作が出来ません。
スティック状なら手探りで操作できましたが、60Dでは中々難しそうです。
基本的にブツ撮りは正面の光のみになるので、手元は見えないんですよね。
また、購入時に分かっていた事ですが、L-ブラケットと液晶が干渉してしまうので、必然的に液晶のチルトの位置が限定されます。
具体的には、カメラ本体に対して液晶が斜めになってしまうのです。
三脚を使うブツ撮りには困りませんが、手持ちで撮影するとなると、問題が出てくるかも知れません。
次にKIRKシリーズ。
ブラケット、クランプ共に特に問題はありませんが、クランプのノブを手前にすると、60Dの液晶のチルトに干渉します(笑)。
そのため実際の取り付けは、ノブを手前……液晶側ではなく、レンズ側にノブが来るように設置した方が良いようですね。
手元が見えなくなるので操作に若干不安が残りますが、他に方法は無さそうです。
iPadに関しては、取り込みまでは実にスムーズで、バックアップにもなるので良かったです。
外に持ち歩く際にもiPadの容量を開けておけば、大容量のフラッシュメモリになりますしね。
予想外だったのは、PCにデータを移すためにケーブルで繋いだら、読み込みに結構時間が掛かった事。
転送時間が掛かるのは分かっていた事ですが、画像データ(RAW)が表示されるまでに、思ったよりも掛かったのは以外でした。
フリーのソフトで、何かいいのはあのでしょうかねえ。
今回はこんな所で。