【タイガー】CAFE VARIE(カフェバリエ) ACT-A040を買ってみた【コーヒーメーカー】

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以前からコーヒーメーカーには興味はあったのですが、豆から挽くスタイルは、面倒臭くなって使わなくなるんだろうなー、とは思って手は出しませんでした。
しかし美味しいコーヒーを味わいたい、と言う欲求は常に頭にあり、カプセル型のコーヒーメーカーの存在を知って、これならいけるっ!
と思い、コーヒー党の友人に相談してみました。
そこで見つけ出してくれたのが、今回紹介するカフェバリエになります。


カフェバリエは『1杯抽出型』のコーヒーメーカーです。
意味はそのままで、1杯だけを飲むのに適したコーヒーマシンと言う訳ですね。
1杯分のコーヒーの粉が詰まったカプセルをセットし、そこから1杯分のみを抽出する方式です。
サークルKサンクスにKカップを使った業務用のコーヒーメーカーがありますが、仕組み自体は同じような物ですね。
勿論、味の方もそれに匹敵します。

なお、写真は既に一ヶ月以上使用している物で、新品ではありません。
そのため結構生活感溢れる状態になっていますが、気にしないで下さい(白目)。

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付属品を一切省いた本体です。
重量は諸々込みで約3.2kg。
本体重量自体は2.7kg程のようです。

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サイズは幅18.1cm、奥行き27.9cm、高さ34.2cm。
コーヒーメーカーは初めて扱いますが、割と大き目のようですよ?
ボディからは赤の一色のみですが、中々洒落たデザインだと思います。

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背面には給水タンクを取り付けるスペースがあります。
上から押し込んでハメるタイプなので、高い所や、棚に置くなどには向いていません。
消費電力は1000W。
水から一気に熱湯にまで加熱する、電気ケトル方式ですね(多分)。
消費電力が大きいのも当然です。

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此方が給水タンク。
直前まで水が入っていました(笑)。
満水時の容量は0.54Lになります。
目的ごとの、目盛りが刻まれています。
エコポッド、カフェポッドで大体2杯分。
レギュラーであれば、大体4杯分のコーヒーを抽出できる程度の分量ですね。

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上部の蓋を開けると、専用ホルダーを取り付けるための空間があります。
ここにそれぞれの規格に対応したホルダーをセットして、コーヒーを抽出します。

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受け皿となるトレイは4段階に高さを調節出来ます。
カップの大きさによって高さを変更できるので、飛び散りを最小限に抑える事が出来ます。
流石に500mlクラスのカップともなると、厳しいようですが。

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付属品の数々。

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ステンレス製のサーバー。
蓋が付いていますが、取り外す事無く直接サーバー内にドリップ出来ます。
また、加熱機能はありませんが、長く保温出来ます。
ただサーバーとしては小さ目(らしい)ので、その辺りをどう評価するかですねー。
ちなみに注ぎ口からの湯切れは良いです。

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エコポッドの専用ホルダー。

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カフェポッドの専用ホルダー。
エコポッドと違い、散水版が付属しています。
余計な部品がある分、手間が掛かるかも?

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レギュラー用のペーパーホルダーと、散水版。
計量スプーンも付いています。

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さて。
操作ボタンは5つあって、左側から『クリーニング』、『エコポッド』、『カフェポッド』、『レギュラー』、『停止ボタン』となっています。
カフェポッド、レギュラーは必要な量の水をタンクに入れてボタンを押すだけですが、エコポッドだけは3種類の濃さを選べるようになっています。
濃さは70ml、140ml、180mlとなっていて、基本は140mlで使用が想定されています。
70mlに関してはアイスコーヒー、180mlは紅茶や緑茶などに対応しているようです。
勿論、個人の趣向で濃さを変えるのもありでしょう。
では、それぞれの特徴を紹介。

『エコポッド』
1杯あたりのランニングコストが、約40円~のカプセル式のドリップコーヒー。
レギュラーコーヒーの粉が不織布に入っているので、抽出後、そのままゴミ箱へ捨てられるのが強み。
レギュラーコーヒー全7種、お茶が全3種の合計11種類の味が楽しめます。
公式でも10種類しか売ってませんけど。
欠点としては、1袋に10個のエコポッドが入っているため、開封後の保存に気を使う事。
密封されたカプセル式とは違い不織布タイプなので、当然周辺の環境に影響され、空気中の水分も吸ってしまいます。
開封後は、出来る限り早く消費しなければ味が落ちてしまいますね。

『カフェポッド』
カフェポッドとは、エスプレッソ抽出を劇的に簡単にしたシステムです。
エコポッドと同じくフィルターペーパーに包まれているので、抽出後、そのままゴミ箱へIN出来ます。
60mmサイズはレギュラーコーヒー用で、44mmがエスプレッソ用。
世界共通規格で、それぞれ専用のコーヒーマシンや機具が必要になります。
種類は多くありませんが、その代わり様々なメーカーから出ているので、同じ豆でも違った味わいが楽しめます。
こちらはエコポッドとは違い、個別密封方式。
保存に気を遣わなくても良いですが、その代わり抽出する度に袋と言うゴミが出てしまいます。

『レギュラー』
ペーパーフィルターを用いた、ごく一般的な抽出法。
『蒸らし』を加える事により、更なる味を引き出せます。
豆から挽いたコーヒー粉を使えるので、当たり前ですが上2つの物よりも美味しくなります。
その分、上二つの物と比べると手間が掛かるのが難点。
ランニングコストは最も安く、ヘビーユーザーであれば、やはりパウダー式が中心になりますね。

……とまぁ、このように、1台で3種類の抽出方式を楽しめる訳です。
この記事を書いている段階では、まだエコポッドしか飲んでませんけどね!

では実際にコーヒーを淹れてみましょう。
カフェポッドもパウダーも無いので、エコポッドオンリーで申し訳ないですが……。

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生活感溢れまくる背景になったけど、気にしないでね!

エコポッド用ホルダーを、所定の位置にセットします。
勿論、給水タンクの取り付けも忘れてはいけません。

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お好きなエコポッドを袋から一つ取り出し、パイルダーオン!
蓋にパッキンが取り付けてある事を確認し、蓋を閉めます。

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トレイの上にカップを乗せたら、エコポッドのスイッチをオン!
標準の140mlで抽出します。
濃度を変えたい場合は、電源を入れてから5秒以内なら変更可能なので、続けてボタンを押してください。
しばらくすると、中々に騒がしい音を立て始めますが、うるさいと言う程でもありません。
最近の掃除機よりも静かだと思います。
電源を入れてから1~2分で、抽出が完了します。

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抽出完了直後のエコポッドの様子。
ぐつぐつと煮えたぎった音がしています。
抽出直後だと熱いので、冷ましてから取り出して、ゴミ箱へINしましょう。
後はホルダーや、パッキンなどを取り外して洗うだけです。
簡単でいいですねー。

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なお、別途エコポッドの詰め合わせセットをAmazonで買ってみました。
まだ全部飲んでいませんが、赤い『リッチブレンド』と青い『ハワイコナブレンド』が私の好みには合いました。
まだスペシャルブレンドを残しているので、こちらの味も楽しみですネ。

そんなこんなで、カフェバリエの紹介でした。
やはりボタンを押すだけでコーヒーが淹れられると言うのは便利な物です。
まぁ、実際はタンクに給水する手間とかはある訳ですが、気軽に飲める……と言うのはやはり楽です。
インスタントの物とは味では比べ物にならないので、買って良かったなーと思っています。
取り敢えず、次はカフェポッドを試したい。
エコポッドの残りがスペシャルブレンドのみになったので、先ほどカフェポッドを注文してみた所です。
楽しみですねえ。