【家電】炭酸水を自作できる、ソーダストリーム『ART』を買ってみた
炭酸ジュースは好きですか!
私はビールよりも炭酸ジュースが好きな部類なのですが、さすがに糖尿病などの生活習慣病が飛び出してくる年頃になってしまいました。
今の所大きな異常は出てませんが、甘い飲み物を日常的に飲んでるのはよろしくないかな? と思った次第。
また、基本的に飲み物は箱買いしている事もあって、ペットボトルのゴミの量が気になる気になる。
そんな中、友人が炭酸水メーカーを購入したと言う話を聞き、そう言えばそんなものがあったなあ……と思いつつも、その話を聞く中で猛烈に気になってきました。
咽喉への炭酸の刺激が欲しいから炭酸ジュースを飲んでいる事もあり、ゴミを減らせるなら、炭酸水を自作するのもいいんじゃないか……と思った訳です。
恒例の開封の儀
と言う事なので、さっそく注文しました。
購入したのはソーダストリームの公式サイト(と言っても楽天ですが)です。
家電量販店を含め、イオンや平和堂といった様々な場所で販売されていますが、限定商品等、色々な付属品が付いたものも扱われているので、最終的には公式サイトで購入した方がお得な感じですね。
では早速開封していきましょう。
開封口は上部から。
一番上に乗せてあるのは、恐らく保証書に貼るためのシールだとは思いますが、開封直後にヒラヒラと落ちてきました。
一体どこに入れてあったのでしょうか……。
ARTのスターターキットの中身を取り出してみました。
撮影スペースの幅が明らかに足りてませんけど、勘弁な!
内容物は、
- ソーダメーカー ART x 1
- ガスシリンダー 60リットル用 x 1
- DWSボトル(キャップ付) 1L x 1
- ユーザーガイド x 1
- ソーダメーカー保証書 x 1
になります。
マニュアルと保証書関係。
ソーダメーカー本体をチェック
ソーダメーカー本体です。
レトロなデザインが良きですね。
本体色はブラックとホワイト。
ネスプレッソのコーヒーメーカーもホワイトで購入しているので、色を合わせてホワイトにしてみました。
置く場所がないので、こちらは自室管理になりますけど(笑)。
ソーダストリームのソーダメーカーは、手動でのプッシュ式が基本です。
電動式も少ないながらも存在しますが、レバー式を採用したのはARTが初だそうです。
手でぐっと押し込むよりも、レバー式の方が力がいらず楽かな……と思って、ちょっとお高いですがARTを選んでみました。
とても頑丈そうなレバー。
軽い力で押し下げられるので、プッシュ式のように指が痛くなりそうな感じはなさそうですね。
本体に突き刺さっているのが、専用のボトルです。
炭酸で強い圧力がかかるので、専用のボトルが使用されます。
外観はペットボトルですが、遥かに頑丈です。
容量は、付属の物は1リットル。
満水にすると1リットルになるだけで、実際に炭酸水として作れるのは840mlになるみたいですね。
ボトルは材質の関係で劣化するので、使用期限が設けられています。
使用頻度にもよりますが、推奨使用期限は大体2年程度だそうです。
ボトルには水を入れる目安の線が引かれています。
少なすぎると炭酸がうまく入らず、多すぎると炭酸を入れる際に溢れたりするようなので、量は守りましょう。
ちなみに、ソーダストリームは水専用のため、ジュースなどには直接炭酸は入れられません。
注意しましょう。
ボトルを本体に挿し込むための口ですが、ARTではスナップ・ロック式が採用されています。
正確に書くなら、廉価版クラスのソーダメーカー以外は、全てスナップ・ロック式になっています。
ボトルを奥まで差し込んで、後はボトルを本体に対し真っすぐになるまで軽く押し込むだけ。
外すときも逆に手前に引き上げるだけでボトルが外せるようになるので、大変に楽チンです。
ちなみにスナップ・ロック式以外の本体はどうなっているかと言うと、捻じ込み式です。
つまり、口にボトルを差し込んでから、動かなくなるまでくるくる回して固定する必要が生じます。
挿し込みに失敗する(うまく回せない)事も多いようで、わざわざ炭酸水メーカーを注文するような人は毎日使うでしょうから、面倒な作業はできるだけ避けたいですよね。
なお、ソーダーストリームを購入する際、水以外の飲み物でも炭酸を入れられるドリンクメイトと迷ったのですが、あちらもボトルに取り付けるインヒューザーは捻じ込み式のようでしたので、余計な工程なしのソーダストリームを購入する事にしました。
裏ブタを開けると、ガスシリンダーを収める空間になっています。
こちらもレバー式になっていて、ガスシリンダーを簡単に取り外しできるようになっています。
クイックコネクト式と言うらしいですヨ。
ガスシリンダーをセットする
こちらが、炭酸が入っているガスシリンダーです。
60リットルとなっていて、基本的にはほぼ全てのソーダメーカーで使用されます。
ただし、ピンク色のガスシリンダーは新型のクイックコネクト式用で、旧型のソーダメーカーでは使用できません。
この記事を書いている段階(2022年10月)では、ART、TERRA、DUOの3機種のみが対応しています。
青色のガスシリンダーと間違わないようにして下さいね。
ちなみに横に置いてある白い物は、撮影時は良く分からなかったのですけど、よくよく考えてみれば付属ボトルのキャップでした(笑)。
そうですよね、ない訳がないですよね……(遠い目)。
ガスシリンダーの重さは1,169g。
個体によって誤差はあると思います。
内容量は410gだそうなので、ガスがなくなると759gになる計算ですかね?
ガスシリンダーには、ひとつひとつシリアル番号があてられています。
家庭で処分する事は法律で禁止されているため、しっかりと管理するためのようですね。
空になったガスシリンダーは、取り扱いショップ(家電量販店、イオン等)に持っていくか、公式通販を利用する事によって、別のガスシリンダーと交換して貰えます。
交換用のガスシリンダーは2.160円と、新規で購入するよりも1,500円ほどお得になっています。
使い続ける事によって、コスパが良くなる訳ですね。
先にも書いた通り、ガスシリンダーは家庭では処分できません。
交換せずに返却だけしたい場合は、ソーダストリーム社に着払いで送れば良いようです。
詳しくは公式サイトのQ&Aを参照下さい。
ガスシリンダーの本体への取り付けは、レバーを上げて、そこにガスシリンダーを置き、
そのままレバーを下せば、設置完了。
一度設置したら取り外せない……などと言う事はなく、使用途中でガスシリンダーを取り出しても何も問題はありません。
実に簡単ですね。
ただ、ガスシリンダーの交換は早い人で2週間に1度程度のペースなので、従来の捻じ込み式でも何ら困らないかも知れません。
利点があるとすれば、持ち運ぶときに簡単に外せる事。
後はガスの残量を確認する手段は、重さを計る以外にないので、取り外しが簡単だと捗る……ぐらいでしょうか。
公式サイトで購入すると
500mlのボトルが1本おまけで付いてきました。
普通に購入すると2,000円近くするので、若干ですがお得になりますね。
実際に使ってみた
動画の方が分かりやすかろうと、簡単に動画を撮ってみました。
とてもお手軽ですね。
さて、肝心の炭酸強度ですが。
しっかりと炭酸を注いでやれば、市販の炭酸水を超えるプリピリの炭酸水が飲めるようになりました。
公式サイト等に記載されているプッシュ回数は1リットル用のものなので、500mlのボトルを使用する場合は、もっと少ない回数で済むようです。
ARTの場合だと、レバーを1秒程度押し下げて炭酸を注入します。
中炭酸は3回程度、強炭酸は5回程度が目安のようです。
500mlのボトルに入る水の量だと、2回程度で強炭酸になるのかな……?
この辺りは実際に使いながら、感覚として覚えるしかないでしょうね。
炭酸水メーカーの一番の目玉であるコスパについては、公式サイトによると500mlのペットボトルあたり約18円……となっていますが、実際に満足のいく炭酸の強さにするのであれば、30円前後になると考えた方が良いと思われます。
更にフレーバーやシロップで味を付けるなら、スーパー等で購入する炭酸ジュースと、そう変わりない価格帯になると予想されます。
コスパ目的で購入するのは、正直止めた方が良いでしょう。
もちろんこれは専用のガスシリンダーを使用する場合で、業務用のガスボンベを使用する場合はもっと安く済みます(クイックコネクトで使用できるかは未確認)。
重いので持ち運びが非常に大変ですが(笑)、純正のガスシリンダーの12倍の容量は魅力的です。
炭酸水メーカーの一番の強みは、ペットボトルのゴミが物凄く減る。
これに尽きます。
上手く使えば、ペットボトルを購入するよりも安く、なおかつペットボトルのゴミも出ない素敵な環境を構築する事ができます。
ただ、使い切ったガスシリンダーの交換が若干面倒なのはデメリット。
取り扱いショップに直接持っていく場合は、そのたびに氏名や住所等を記入しないといけませんし、公式通販は2本同時交換でないと、1回ごとに送料がかかってしまいます。
ガスシリンダーは1本あたり1kgはある訳ですし、早い人は2週間程度で使い切るとの事なので、ガスがなくなるたびにショップに出向いて繰り返し行為をするのは……うん、面倒だね!。
そんなこんなで、ソーダストリーム『ART』の紹介でした。
ともかく、ソーダストリームを購入するのであれば、スナップロック式を購入しましょう!
捻じ込み式は、激しくお勧めできません。
安さに釣られないようにネ。
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