【撮影機材】peak design(ピークデザイン)のカメラ用ハンドストラップ、Clutch(クラッチ) CL-3を買ってみた
私はドール撮影などは、Canon EOS 6D2を使っています。
しかし一眼レフに限らず、フルサイズのカメラはミラーレスでも重く、大きくなりがちです。
ですので、ストラップがないと常に落としそうになるのは常ですが……。
それを防止するために装着するのが、カメラストラップな訳ですね。
現在は適当に買ってみた、『MATIN ハンドグリップ Adria 05』を使っている訳ですが、これが微妙に使い辛い。
ハンドグリップとしての機能は問題ないと思いますが、段々とストラップがズレて来たり、グリップの位置がしっくりとこなかったりと、小さい不満が重なる状態でした。
また、外出時には『BLaKPIXEL CustomSLR 速写グライドストラップ』を使ってたすき掛けの状態で行動していますが、ストラップの使い勝手はともかく、カメラが固定されている訳ではないので、常に手を添えて行動する必要があります。
でないと大惨事。
特に、ドールイベントではしゃがんだりもするため、ブラブラするのは非常に邪魔になります。
さて、何か良い物は……?
と物色していた所、非常に良さそうなストラップがありましたので、一式を購入してみました。
今回紹介するのは、その中のひとつ、『peak design Clutch CL-3』になります。
まずは開封
Clutchのパッケージになります。
例によって磁石が仕込まれているため、蓋はパカパカと開閉できます。
パッケージを開くと、ストラップとご対面。
中々よろしいデザインで、期待が膨らみますね。
スルスルーっと中身を取り出すと、中箱の裏側に英語表記の商品解説等がありますが、写真だけで大体理解できる親切仕様。
やはり、こうでなくてはね。
内容物は上の写真の通り。
- ストラップ本体 ×1
- アンカーリンクス ×2
- スタンダードプレート ×1
- 六角レンチ(4mm) ×1
- マイクロファイバーポーチ ×1
ポーチはまぁ……使わないですよね(笑)。
販売時期において、内容物やデザインが若干変わっているようなので、購入の際には注意をしておきましょう。
ストラップ本体をチェック
ではハンドストラップClutchをチェックしていきましょう。
カメラ用品らしく、黒を基調としたデザイン。
赤のアクセントが実に良い。
一目で頑丈そうに見えるのも良いですね。
その実、作りもしっかりしています。
重い物を支えるための道具ですから、頑強さは必須になりますよね。
グリップの裏側はクッションになっています。
こんなとこにも良いデザインが(笑)。
装着感は悪くはないです。
ストラップの長さを調整する、アジャスター部です。
バックルの一部がカラビナ状に開閉できるようになっていて、ストラップの取り付けが大変に楽になっています。
逆に取り外すのは難しくはありませんが大変ですので、使用中に外れたりする事もなさそうです。
ストラップの端はアンカーリンクスを取り付けられるプレートになっていて、こちらは樹脂製。
強度的には少々不安はありますが、しなったりする事もないので心配はないでしょう。
写真のように、こちらにはアンカーリンクスをはめ込みます。
しっかりとハマると『カチッ』と言う音がするので、しっかりと押し込みましょう。
プレートをチェック
カメラの三脚穴に取り付けるためのプレートです。
四隅に穴が空いていますが、こちらにアンカーリンクスを取り付けます。
こんな感じで装着する訳ですね。
ちなみにアンカーリンクスは2つ付属していますが、使うのは1個です。
もうひとつは予備と考えて良いでしょう。
ちなみにこのプレートは、アルカスイス互換であり、同じくアルカスイス互換の雲台にそのまま取り付ける事ができます。
非常に楽になるので、気付いたら周辺機器がアルカスイス互換で埋め尽くされていると言う事も珍しくはありません(笑)。
惜しむらくは、カメラへの取り付けが六角レンチありきになっている事。
移動中に緩んだりしたら困ります。
是非とも、指だけで取り付けられるようにして欲しかった……。
実際にカメラに取り付けてみた
完成品はこちらです。
愛用の6D2に取り付けてみました。
実際に手を通してみると、ガッチリとホールドしてくれて、安心感が凄いです。
とは言え、手を放しても落ちないレベルでホールドしようとすると、今度はシャッターやダイアル操作ができなくなるジレンマが出る訳ですが(笑)。
この辺りは調整を繰り返して、自分の良いようにしましょう。
ちなみに、アンカーリンクスはカメラを構えた状態で手前側……。
上の写真の位置に取り付けるのがベストです。
Clutchを有効活用しようと思うと、ここ以外にアンカーリンクスを取り付けるのはお勧めできません。
理由はまた、別の時に!
手をグリップに通した後、ストラップの余りの部分を下側に引っ張ってやるとぐっと締まります。
緩めたい時は、バックル部をくいっと上げてやると、簡単に緩んでくれます。
何これ、凄く楽。
基本的にこういうタイプのストラップは、ストラップをクイクイとバックルに押し込んで余りを作ってから引っ張って……を繰り返して調整するタイプが大半なので、これは実に素晴らしいと思います。
ストラップを調整したらそのままの状態で固定……と言う事こそできませんが、状況に応じてストラップの締め付けを簡単に調整できるのはとても良いと思います。
以上、ピークデザインのClutch CL-3でした。
記事にも出していますが、ロットによって内容物、デザインが変わっています。
購入する際は、しっかりと確認するようにしましょう。
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