【VR】Quest2のズリ下がり対策に、カウンターウェイトを付けてみた
皆さん、元気よくVRしてますか!
私は……年末年始で仕事が忙しくなり、しかも疲労で眠くなるのでクリスマス前ぐらいからこの記事を書くまでの間、一度も仮想現実してません(苦笑)。
さて。
それはともかく、Quest2はVRヘッドセットとしては中々優秀な部類だとは思うのですが、いかんせん重量バランスがよろしくありません。
顔の前にに500gの重みが集中するので、当たり前と言えば身も蓋もありませんが。
VRゴーグルは少しでも定位置からズレると、途端に視界がボヤけたりと位置関係にはシビアですから、プレイ中にずり落ちないようにバンドをきつく締めなければいけません。
そのおかげで頭を万力で締め付けられるような痛みを常時味わえるので、長時間のプレイどころか1h程度で痛みで限界が来てしまいます。
これはバンドで頭を強く圧迫しているのが問題なので、頭の後ろにカウンターウェイトを取り付けて前後のバランスをとってやれば、バンドを締め付ける必要もなくなり、装着感は随分と改善される……ハズです。
公式のEliteストラップの購入も一瞬考えたのですが、あちこちで破損の報告を聞いていると、どうも手を出し辛くありますよね。
なので、今回は安価に対策品を用意してみる事にしました。
そんなこんなで、ダイソーでカウンターウェイトの礎となる錘を買ってきてみました。
さすがダイソー、税込み220円!
こちらは、手や足首に装着する『筋トレ・ダイエットグッズ』ですね。
素材としては柔らかいですし、頭の後ろに取り付けるには最適かと思われます。
重量は、Quest2とほぼ同等の500g。
バランサーとしての重さは完ぺきではないでしょうか。
そのままQuest2のバンドに巻き付けても良いですが、折角ダイソーのウェイトの方にもベルトがあるのですから、そちらにQuest2のバンドを通してみる事にしました。
バンドを本体から取り外す際にバキッと割れそうで怖いですが、外し方さえ分かっていれば簡単に外れるQuest2のバンド。
Eliteストラップに交換する時にも外さないといけないので、折角なので着脱をマスターしておきましょう。
コツとしては、形状を見てわかる通り、本体側に被さるようにハマっているだけです。
親指をエッジ部にあてて、紙をめくるような感覚で外側へズラしてやると、割とあっさり外れてくれます。
ウェイトをバンドに通しても、そのままだとブラブラなので、固定用に同ダイソーで購入したゴムバンドを用意してみました。
最初はビニール紐でと考えていましたが、伸縮性のあるゴムバンドの方が用途として向いていそうです。
ガシガシとバンドに巻き付け、カウンターウェイトとして完成!
実際に装着してみると、バンドを特に調整しなくてもずり下がるような感覚はなくなりました。
重いけど。
額が押される感覚はありますが、強い圧迫感と痛みはなくなりました。
重いけど。
330円でこの効果!
重いけど。
……とまぁ、重量が更に500g増えてしまったのが難点と言えば難点でしょうか。
とは言っても、前後にバランスが取れたために重さが分散されるのか、言っているほど重さは感じませんでした。
これは良きかな。
……本来であればヨカッタネ、とここで終了なのですが、Quest2の本体の問題がひとつありまして。
現在、Quest2にOculus Link利用時にマイクが使えなくなると言う不具合が発生していて、現在も修正されておりません。
数度のアップデートで順次修正するとの公式発表はありましたが、その1度目がまず来てないな?
一応、Oculus LinkのON/OFFを繰り返していればその内認識するとの事ですが、確実でない上、我が家では1度も認識してくれません(´・ω・`)。
つまり、PC接続でQuest2のマイクを安定して使いたい場合は、無線接続の『Virtual Desktop』に頼るしかないという現状。
しかし『Virtual Desktop』使用時は、内蔵バッテリーをモリモリと消費してしまうと言う欠点があります。
普通に使っていたら、バッテリーが2時間もたないよ!
その事をふまえ、折角買ってきたウェイトですが、残念ながらそのままお蔵入りです。
では、代わりに何を用意するかと言うと、
モバイルバッテリーです。
こちら、Ankerの『PowerCore Essential 20000』になります。
大容量20000mAhを誇る、私には完全にオーバースペックのモバイルバッテリーですが、今回は容量ではなく重量で選びました。
それなりの重さが必要なのだよ……!
こちらのモバイルバッテリー、ダイソーのウェイトほどではありませんが、340gあります。
持ち運び用として考えるとちょっと重いですが、カウンターウェイトとして利用するには十分な重量だと思われます。
それをウェイト代わりにQuest2のバンドに括り付けてやります。
ちょっと良い入れ物が見つからなかったので、仮として付属のポーチに入れてあります。
モバイルバッテリーをカウンターウェイトとして使う利点は、充電しながらヘッドセットを使えると言う事。
接続するための充電ケーブルも、ヘッドセットの周囲のみで完結するので、Quest2自体は相変わらず無線で利用できる事。
充電しながら使用できるため、Quest2の使用時間が飛躍的に伸びる事。
以上が挙げられます。
まだ試してはいませんが、話によると9時間ぐらいは楽にもつようになるとの事です。
難点としては、モバイルバッテリーその物の充電に時間がかかる事でしょうか……。
既に手持ちのモバイルバッテリーでも十分利用できるとは思いますが、重さが足りない場合はポーチなどを買ってきて、足りない重さは別途何かを用意するのが安上がりだとは思います。
私は付け外しが面倒なので、新しく購入しましたが(笑)。
以上となります。
色々と工夫するのも楽しいですね。
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