【VR】株式会社diVRseのVRヘッドマウントディスプレイ専用レンズ『VRsatile』を買ってみた

2022年4月22日

 

みんな元気にVRしてますか~?

 

私は……私はずっとエルデンリングで遊んでいます(笑)。
あちらに時間を使って全くVRで遊んでいませんが、眼鏡を新調するついでに注文していた株式会社diVRseの度付きHMD専用レンズの『VRsatile(ヴァーサタイル)』が届いたので紹介していきますね。

 

HMDで装着するレンズについて

まずはヴァーサタイルに限らず、HMDに装着するレンズについての説明をば。

 

HMDは色々なメーカーから発売されていますが、基本的に裸眼で使用するのが前提で、眼鏡族に配慮されている構造でない事が多いです。
安価で人気のQuest2は元より、現行最優のINDEXに至っては一般的な眼鏡で使用するのは困難な始末。
世知辛いですね。

そのため、コンパクトな眼鏡を新たに作ったり、古い眼鏡を分解してHMDに取り付けたりと涙ぐましい努力をされている方々もみえますが、最近はHMDに装着する専用のレンズを提供するメーカーがいくつか出てきました。
今回紹介するヴァーサタイルも、そんなメーカーが提供するレンズのひとつです。

さて、人の目の状態は個人個人で差があり、だからこそ眼科や眼鏡屋などでしっかりと検査してから製作しますね。
その辺りはこれらのレンズも変わらず、眼科、もしくは眼鏡屋で処方箋を手に入れてからの注文となります。
面倒くさいですねー。
当然ながら目の状態によって値段も大きく変わるので、安易に人にお勧めはできる訳ではありません。

 

参考までに私の場合は、

レンズ1.74追加加工(CYL乱視度数-2.0以上/プリズム加工), ESレンズ+オプション1)

……と言う形での注文となりました。
はい、私は結構特殊な目をしているので、高くついています(苦笑)。

ESレンズは視野角の広いINDEXで使用するので迷わず追加。
オプションは友人と相談したうえで、曇り防止にしました。
実際、INDEXはかなり熱をもつので、曇り防止は必須だと思われます。

これでお値段32,300円也。
……ホント高く付いたね!(白目)

ちなみに処方箋を作ったのは眼鏡屋さん。
新しい眼鏡を作るついでにですが、実際にスマホでヴァーサタイルの情報を見せながらお願いしました。
その際は普通の目の方ならそのままで大丈夫だとは思いますが、遠用レンズの処方箋でお願いしましょう。

 

そんなこんなで注文してからおおよそ一ヶ月。
手元に届いたわけです。

 

現物をチェック

 

こちらが全ての付属品となります。

 

 

まずはヴァーサタイル本体。
視野を確保するためか、汎用性を謡っているためか、思ったよりもサイズが大きめでした。
重さは殆ど感じないので、これを装着してHMDの重心が崩れると言う事はなさそう。
各部に色々と突起やらがありますが、様々なHMDに合わせるための工夫のようです。

 

購入時点(2022年3月)の対応機は以下の通り。

 

●Oculus Quest2
●Valve Index
●Oculus Quest
●Oculus Rift S
●HTC VIVE Pro
●HTC VIVE
●HTC VIVE Cosmos
●HTC VIVE Cosmos elite
●HTC VIVE Pro Eye
●HTC VIVE Pro2
●Oculus Rift CV1
●Oculus GO
●HP Reverb 最新版
●エレコム VRG-M01
●Pico VR

 

よほどの偏屈者でない限りは、所持しているHMDには適合しそうですね。

 

 

当たり前ですが、しっかりと度付きレンズになっています。
先にも書きましたが、視野が広がるESレンズと、曇り防止加工が施されております。
見た目ではさっぱり分かりませんけどね!

 

 

付属のポーチ。
基本的にレンズは着けっ放しになるとは思いますが、持ち運びする際には重宝しそうです。

 

 

こちらはクリーニングクロス……なのか?(なぜか疑問形)
やや硬めで、一般的なレンズ拭きとはちょっと違う感じ?
これで拭いて大丈夫なのかと言うそこはかとない不安が出てくる感じですね。
取り敢えず薄型なので、ポーチの中に入れておくのが最適かと。

 

 

こちらのパーツは、Vive機などに装着する時に使用するパーツのようです。
私はINDEXとQuest2しか所持していないので、使う事はなさそうですが、取り敢えずポーチの中に突っ込んでおくのが正解かと。

 

 

付属のゴムシート。
この滑り止めをフレームの特定の位置に貼り付けて固定させるようです。
当然ながら、HMDによって貼り付ける位置は変わる模様。
しかしながら付属しているのは4枚のみなので、複数のHMDで使いまわす場合は注意が必要なようですね。
幸いにもゴムシートは別売りしているため、例えばQuest2とINDEXで使いまわしたい……!
と言う我が家の状況のような場合には、追加で注文しておくのが無難のようです。

 

 

こちらは防曇レンズ専用のクリーニングクロスで、オプションで曇り防止加工を選択した時のみ付属してくるようです。
柔らかく、とてもレンズには良さそうなので、主にこちらを使う事になりそうです。

 

装着してみる

 

と言う事で、さっくりQuest2に装着してみました。
位置合わせは中々難しい感……?

 

 

下から見るとこんな感じになりますね。

ゴムシートがしっかりと支えてくれるためか、頭を動かしてもレンズが動いたり外れたりすることはなさそうですね。
ダンスレベルの動きだとさすがに分かりませんが、普段遣いには問題なさそうです。
ちなみに眼鏡族の皆さんは、メガネスペーサーを外すのを忘れちゃダメだぞ!

 

実際の使い心地

当然ながら、装着する際には非常に快適です。

単純な話なのですが、HMDに眼鏡をしたまま装着する場合、眼鏡をゴーグルに差し込むように装着する必要があり、外す場合には顔から遠ざけるように脱ぐ必要が生じます。
その際に眼鏡がゴーグルに引っ掛かったまま持っていかれたり、その際にカツン……とレンズ部に眼鏡が接触したりと割と心臓に悪いのですよね。
それがヴァーサタイルを使用すれば、そのまま顔からズラすだけで良くなるのでとても快適になりました。
またそう言ったゴーグルの幅の狭いHMDでは、鼻の辺りを強く圧迫されたりするので痛みが生じていましたが、それもなくなりました。
視界もクリアで、眼鏡族にはぜひ試していただきたいアクセサリーですね。

値段が値段なので安易にお勧めはできませんが、長期間遊べるコンテンツに出会った場合などには検討しても良いと思います。

 

注文のやり方

さて、今回はAmazonで注文しました。
Amazonの他にも公式サイトBoothでも注文可能です。
注文までの詳細は商品ページにしっかり書いてあるので割愛させていただきますが、今から書くのは注文後に処方箋やオプションの情報を出品者に伝える方法です。

 

 

注文完了後、まずは注文履歴を開き、該当商品の『注文内容を表示』を選択。

 

 

販売の『株式会社diVRseアマゾンジャパン店』を選択。

 

 

『質問をする』を選択。

 

 

メッセージアシスタントのチャットが開くので、『注文済みの商品』を選択。
ちなみにこちらはAIですので、怖がらずに選択して下さいね。

 

 

注文した商品を選択。

 

 

処方箋とオプションの情報を送るためなので、『その他』を選択。

 

 

『その他』を選択。

 

 

これで出品者にメッセージを送れる状態になるので、処方箋の内容とオプションの情報(オプションを注文している場合)を書き込んで送信すれば完了です。
私の場合は2日後に確認完了のメッセージが返信されてきました。

 

ちなみに送受信したメッセージは、

 

 

アカウントサービスを選択後、

 

 

メッセージセンターから確認できます。
参考までに。