【Steam】LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-を買ってみた

2021年3月14日

 

Steamでセール中だったので、気になっていたリトルナイトメアを購入してみてみました。
お値段80%OFF!

このゲームは、バンダイナムコが発売していますが、開発はスウェーデンのTarsier STUDIOSと言う会社だそうです。
いわゆるインディーズゲームの一種ですね。
PS4、switch、Steamと展開されていますが、今回購入したのはSteam版です。
ゲームしてから投稿までがスムーズでいいね!(SSのコピー的な意味で)

 

リトルナイトメアのジャンルは、『サスペンスアドベンチャー』だそうです。
ホラーではないのか……?(困惑)
ともかく、主人公の少女『シックス』を操作し、惨劇と謎に挑んでいく形のゲームとなります。

 

基本は横スクロールアクション

 

ゲームとしては、奥行きがある横スクロールアクション……と言った感じでしょうか。
チャプターごとにステージが区切られ、ステージ間の移動はできません。
各所にあるギミックを乗り越えつつ、先へ進めていく感じになります。

ゲームオーバーはなく、道中で死亡してもセーブポイントに戻されるだけ(夢として扱われる)なので、繰り返し挑戦が可能。
死亡原因は、敵に捕まったり、即死ギミックに引っ掛かったり、高所からの落下死が大半となりますね。
基本的に、理不尽な内容のものはなかったと記憶しています。

 

光と闇が織りなす不安を感じられる世界観

 

主人公の『シックス』はどことも知れない場所で目覚めます。
画面は暗く、見通しが悪いことが大半です。
頼りになるものは、手持ちのライターのみ。
その灯かりも照らせる範囲が狭いので、とにかく不安感が増します。

 

 

もちろん暗いばかりではなく、行く先には光が照らす居住空間も数多くあり、様々な障害が待ち受けています。
しかし居住空間ともなれば、『人』もいるわけなので、それらからも逃れなければいけない訳です。

 

不安を掻き立てさせる怖さ

 

このゲームは、基本的にびっくり要素は殆どありません。
最初から姿が見えて居たり、登場時にゆっくり姿を見せてから行動に移ったりと、心臓が飛び跳ねるような場面は記憶にないです。

その代わり、見えているからこその恐怖を味わうことができます。
この先、どんな展開があるか……と言う事が容易に予想がつく展開が多いのですが、その分、行きたくないと言うじわじわとした不安と恐怖感をたっぷりと味わうことができます。

先に進むにつれ、その割合が多くなっていくので、最後まで緊張感をもって楽しむことができますね。

 

基本的には逃げるだけ

 

シックスは居住空間と比べるとかなり小さい体で、まるで人形のようです。
とは言っても、DLCの主人公である『ランナウェイ・キッド』も同じ大きさなので、主人公が小さいというよりも周囲が大きい……と言った感じでしょうか。
ライターや懐中電灯持ってますしね。

彼女らからは巨人とも言える住人たちに、抵抗する術はありません。
できる事は、ただ逃げるだけ。
基本的にはスニーキングをし、見つかったら棚の隙間などに隠れてやり過ごします。
とは言え一筋縄ではいかなく、少しでも音を立てると駆けつけてきたりと、何とも厄介です。
しかし必ず攻略法はあるので、何度でも挑戦して行動パターンを覚える事が大事になります。

 

ただし操作性はクソ

 

しかし、このゲームの難易度をあげている原因の一つ……と言うか、その大半が操作性です。
ジャンプ、ダッシュ、掴むのボタンがそれぞれ独立しており、場合によっては3つ同時に操る必要が生じます。
押し間違える事も多く、ゲーム内での死亡原因の大半は、このボタンの押し間違えになります(当社調べ)。

また判定も微妙で、確実に掴めたと思ったものが掴めなくて落下死したり、掴むのボタンを多用するのに自動では登ってくれなかったりと、割とストレスが溜まります。
特に他のゲームをしていると、押し間違え多発。
この辺りは、何とかして欲しかった所ですね。

 

ゲームとしては短い

 

このゲームのクリア時間は、初見で5~6時間と言った所です。
そもそも実績に『1時間以内に死亡回数ゼロでクリアする』と言う項目がある以上、突っ走れば1時間以内に追われる程度のボリュームしかありません。
それぞれのチャプターごとに、ノームと人形の数の実績はありますが、特にやり込み要素という訳でもないので、通常販売のお値段だと高く感じるかも知れません。

また、ゲーム内での謎は特に解説される事もなく、そこかしこにあるヒント(?)を元にユーザーの想像力に委ねられています。
その分、考察のし甲斐はありますが、逆に言えば目に見えて解き明かされる訳ではないので、不満に思う人もいるでしょう。
ただ、最終的にはそう言う意味だったのか!
と思えるような要素もあるので、こればかりは自身でプレイして味わってみて下さいね。

 

まとめ

 

リトルナイトメア2の発売に合わせて、セールされたリトルナイトメア。
楽しめる時間を考えると、フルプライスでの購入は正直お勧めはしかねますが、ゲームとしての完成度は高いと思いますので、入手のチャンスがあればぜひプレイしてみて下さい。
実は私、動画で見てしまったのですが、自分でやれば良かった……とちょっと後悔したゲームでもあります(苦笑)。
ですので、リトルナイトメア2は初見で遊んでみたいと思います。