【PS Vita】朧村正『元禄怪奇譚 白蛇-七夜祟妖魔忍伝』その2
では前回に続けて、ストーリーを追っていきます。
ぶっちゃけ、今回はボスの難度が非常に高いので、攻略面では殆ど役に立ちません(笑)。
また、ネタバレ全開なので、気になる人は先に進まないで下さいね。
主人公は伊賀は骸衆の忍、嵐丸。
任務中に何を思ったか突如裏切り、抜け忍として追われている身です。
追ってくる忍たちを騙すため廃堂へと逃げ込み、死んだフリをして敵の油断を誘った所に『微塵転身』の術を用い、火術でそれを一掃。
しかし、その際に祀られていた神鏡を割ってしまい、怒り心頭の白蛇が嵐丸の前に姿を現します。
白蛇は嵐丸に『七夜で命尽きる神罰』を言い渡し、それを見届けるために嵐丸に憑り付きます。
しかし嵐丸は抜け忍として追われる身。
とても七夜も生きられないだろう……そう白蛇に語ります。
しかし祟った相手が神罰が成就されるまでに死なれては、神の面目は丸潰れ。
七夜の間は、必ず守り抜く事を嵐丸に誓います。
祟り殺す相手と仇討に向かうと言う、何とも奇妙なお話ですね。
実の所、嵐丸は任務で侵入した岡部邸の主である岡部行家から、かつて骸衆に攫われ行方知れずとなった茜丸と言う息子がいた事を聞かされました。
その息子には目立つ痣があり、嵐丸の二の腕に寸分も違わない痣がある事から、自身が茜丸だと言う事実を知ります。
しかし実の親は嵐丸として対峙した時の傷により死亡。
この事から嵐丸は目的であった鉾を持ったまま、骸衆を裏切った訳です。
本来であれば追手によって殺されていた所でしょうが、神の助力を得た嵐丸は骸衆の頭領である油田鏑太の首を狙い、伊賀は骸衆の根城、野槌城へと向かいます。
とまぁ、大まかなストーリーの流れはこんな感じですね。
見所は、嵐丸と行動する内に変化していく、白蛇の心境……と言った所でしょうか。
さて、以前の2本のDLCと同じく、ストーリー中にはチュートリアルボス、中ボス、大ボスの計3回のボス戦が待っています。
VS不知火戦
嵐丸の師である、不知火戦です。
チュートリアルバトルとなります。
チュートリアルと聞くと簡単そうですが、難易度は本編よりも高いかなりの強敵です。
忍者らしく、とにかく移動を繰り返すので非常に面倒な相手。
基本的には扱いやすい苦無を中心に攻撃を組み立て、霊力の消費を気にしつつ、鎖鎌で攻撃して行くのが良いと思われます。
不知火は忍術で竜巻を起こしたり、達磨を複数転がしてきたりします。
竜巻は離れれば問題は無し。
達磨は固まった所を爆雷奥義で一網打尽にするのが最も効率的。
特に効果が大きいのは、白蛇様に頼る事。
白蛇を召喚して、ガンガン攻撃させましょう。
割とあっさりと倒せます。
VS油田鏑太+汐巻戦
中ボスは、骸衆の統領である油田鏑太と、その妻の汐巻です。
2対1と言う、実に不利な戦いとなります。
妖術を使い蝦蟇(ガマ)を召喚してきますが、嵐丸に憑いているのは土地神である白蛇。
蝦蟇如き敵ではありません。
しかし、そこに汐巻が登場。
彼女が妖術によって召喚してきたものは……。
蛞蝓(ナメクジ)でござった!
テラカオス。
何の大怪獣決戦よ。
取り敢えず、ここに三竦みが完成した訳です。
さて、基本的には蝦蟇や蛞蝓に乗ったボスを攻撃していると、乗り物が消えて単身となる……と言う行為を繰り返す形になります。
身ひとつだと雑魚いです。
鏑太、汐巻、それぞれに体力ゲージがあるので、両方倒す必要があります。
とにかく相手が騎乗している間は、くっついて攻撃するのが一番安全な印象を受けました。
離れていると、蛞蝓が雷を飛ばして来たり、オタマジャクシを放って来たり、蝦蟇が水柱を展開して襲ってきたりと、実に致命的な一撃を食らわせてきます。
特に水柱は巻き込まれると脱出気出来ずに即死する事も珍しくないので、回避必至。
うん、取り敢えず張り付いていれば、倒せるんじゃないかなー(必死過ぎて、どう倒したか覚えてないらしい(笑)。)
取り敢えず油田鏑太は統領では無く、真の骸衆の統領は別にいる、と言う事でした。
白蛇様の力で油田の心を覗き込むの図。
全ての元凶は、無明道人を名乗る此村宗観と言う事になります。
しかし宗観はすでにここにはいません。
潜伏していると思われる大和国へと向かう事になります。
その道中、嵐丸を父の仇と狙う伝五郎を発見。
つまりは、嵐丸の実の弟と言う事になりますね。
嵐丸は伝五郎を白蛇の廃屋へ向かうように仕向けます。
何だかんだで、骸衆の縄張り内をうろついている弟の事が心配のようです。
VSがしゃ髑髏(無明道人)
大和国最深部にて、大ボスである無明道人との対決です。
ちなみに道中に商人も料亭もないので、予め回復アイテムを買い込んでおく事をお勧めしておきます。
殆ど回復アイテムを持ってなかったので、正直詰みそうになった(笑)。
や、戻ればいいのですが、これが結構深い構造でねー(白目)。
と言う事で、此村宗観ですら仮の姿で、その正体は日本転覆を企む中国からの刺客でした。
洞窟は黄泉へと通じ、命ある者はたちまち死人への仲間入り、との事です。
白蛇も死に穢され、嵐丸にも幽世の陰風の影響が!
大ピンチです。
しかし油田が使った秘術を用い、白蛇復活。
無明道人は最後の手段、がしゃ髑髏を召喚します。
て事で、大ボスのがしゃ髑髏戦です。
でかい、とにかくでかい!
がしゃ髑髏自体は大した相手ではありませんが、こちらの攻撃も通用しません。
ではどうすれば良いのかと言うと、画像左下に黄色い魂が見えますね?
アレが無明道人本体なので、とにかくアレを攻撃すれば良いのです。
獲物はピンポイントで攻撃出来る苦無が非常に有効。
これを中心に攻撃を組み立てていきましょう。
基本的にがしゃ髑髏自体はどうでもいいですが、お供の骸骨たちが大変に厄介です。
これらを上手く捌きつつ、本体に攻撃を仕掛ける必要があります。
第一形態は、鎖鎌1本だけで何とかなります(笑)。
空中コンボや回転攻撃を交えつつ、霊力と相談しつつダメージを与えていきます。
第二形態へ移行すると、がしゃ髑髏の姿が消え、巨大な樹木へと姿を変えます。
ちなみにこの樹木の召喚中には当たり判定があるので注意。
画面端は安全地帯のようなので、がしゃ髑髏が消えたら、すぐに端に避難しましょう。
で、第二形態ですが、花が咲いています。
ひとつだけ黄色い花が咲いているので、それが本体です。
やっぱり鎖鎌だけで何とかなるので、バシバシ空中コンボでダメージを与えてきましょう。
ある程度ダメージを与えると、がしゃ髑髏へと戻ります。
この時ぐらいから、がしゃ髑髏にダメージを与えると、黄色い骸骨が生えてきて攻撃してくるようになります。
敵を増やさないためにも、この辺りから苦無や爆雷でピンポイント攻撃を仕掛けていきます。
ガンガン投げるよ!
第三形態では、弱点以外でも黄色い光を放つようになります。
が、弱点部位には骸骨が浮いているので、慌てて攻撃せず、確認してからにしましょう。
でないと、更に敵の攻撃が激しく(ry)。
この時ぐらいから、骨の雨を(と言うか滝?)降らせてくるようになります。
非常に広範囲でこちらを追尾してくるので、回避方法が良く分かりません。
どう避ければいいんだ、アレ。
とにかく、この攻撃だけは注意して下さい。
私がプレイした時は、2回使って来ました。
この形態を凌ぐと、最終形態です。
再び樹木を召喚しますが、今度は赤い骸骨が出現するようになります。
攻撃が熾烈になるので、実の所は良く覚えていません。
樹木である程度ダメージをダメージを与えると、発狂状態のがしゃ髑髏が出現します。
今までと比べ物にならない程激しい攻撃を繰り出してくるので、必死過ぎて攻略も何もないわ!
とにかく襲ってくる骸骨をかわしつつ、ひたすら遠距離攻撃をしていました。
そんな記憶しかありません(笑)。
今までのボスで最強じゃないですかねー、こいつ。
攻略では、役に立たなさそうで申し訳ないです(笑)。
嵐丸は仇敵を見事打ち取りました。
その後、洞窟は崩れますが……。
やっぱりおっさん生きとったんかい(笑)。
不知火はスパイでした。
嵐丸を誘いますが、普通にフラれます(笑)。
白蛇様の心境は変化していて、嵐丸に神罰の撤回を進言しますが、嵐丸、これを断ります。
弟のためにしてやれる事が、これぐらいだったのでしょうね。
そして、嵐丸は命尽きます。
白蛇様の悲しそうな顔の事……。
これで終わりかと思ったら、嵐丸と白蛇様は仲良くやっていました(笑)。
どうやら嵐丸も神様になってしまったようです。
見よ、この白蛇様の嬉しそうな顔!
最初の祟ってやるからの見事なデレっぷりである。
白蛇様可愛いよ、白蛇様。
と言う事で、白蛇-七夜祟妖魔忍伝の第一部はコレにて終了です。
いやー、武器の使い分けが面白かったですねー。
火力は低いですが、その分変化に富んだ攻撃法が必要となるので、戦闘に歯ごたえがありました。
ぶっちゃけ、今までのDLCで一番面白いですね、コレ。
毎回ワンコインで提供してくれるのは、本当に有難い。
次が最後のDLCかと思うと非常に残念なのですが……楽しみに待つ事にしましょう。
最後に白蛇様のヌード置いておきますね。
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