【PS Vita】朧村正『元禄怪奇譚 角隠女地獄』
と言う事で、DLしておきながら忘れていましたが、朧村正のDLC第四弾『角隠女地獄』を紹介したいと思います。
DLCの配信が始まって１年。
ついに、一番最後のDLCが解放されました。
本来はもっと早く出ていた訳ですが、不適切な表現があったとかで、配信を延期していました。
お蔭で年末のクソ忙しい時期にプレイする羽目になっていますが、中々どうして、面白いじゃありませんか！
お値段は変わらずの税込500円。
相変わらずの良心的なお値段です。
この微妙に悪人面の男が、今回のキー(ヒロイン？(笑))となる清吉。
女好きの放蕩息子ではありますが、根は悪くない印象です。
白蛇の最後にも出てきましたが、こちらが主人公となる『羅邪鬼』。
幼女鬼ですが、かの閻魔大王の娘と言う事で、神格も高そうな。
清吉に間違って告白され、それを真に受けると言うドタバタコメディです(笑)。
さて、肝心のシステムですが。
羅邪鬼は大黒の小槌を使う事によって、３つの姿を使い分けて攻撃します。
そこは流石に鬼と言う事で、パワーに頼った直接攻撃オンリーなのが特徴。
では、以下に紹介していきます。
『子供』
武器は斧。
金太郎っぽく見えますが、これは斧です。
金太郎の持ってるのも、あれは斧ですよね……。
それはともかく、子供形態は攻撃速度が非常に早く、また身軽なのでテンポよく攻撃できるのが特徴。
本編の太刀に近い立ち回りが出来ます。
完全なスピードタイプで、火力よりも手数で勝負するタイプ。
手数で勝負するとは書きましたが、嵐丸よりも遥かに火力が高いので、この形態でも相当に強いです。
また落下攻撃で複数回攻撃出来たりと、今までのキャラでは手薄だった頭上攻撃が充実しているのが強みです。
鍛練で成長させると、回転攻撃で広範囲を移動攻撃で薙ぎ払えるのが、また使いやすい。
目を回してしまうのが難点ですが……(笑)。
『大人』
武器は鬼らしく金棒。
攻撃速度は遅く、その分圧倒的なパワーを誇ります。
どの程度のパワーかと言うと、天狗をあっさり撃ち落とせたり、侍を溜め攻撃無しでそのまま仕留められるぐらいに強いです。
ただ、先にも書きましたがスピードが遅いので、最初は使い辛く感じます。
しかしボタンを連打すると金棒の回転攻撃を行うようになり、これが威力が高い上に十数回の連続ヒットを重ねてくれるため、忍者が相手でも纏めて吹っ飛ばせます。
その分、霊力は消耗しやすく、割と破壊されやすいので注意が必要。
とは言っても、鍛練によって金棒回転攻撃が空中でも出せるようになるため、ダメージソースとしては実に優秀。
本編の大太刀よりも使いやすいぐらいです。
ぶっちゃけ、今までのキャラで最強ではないでしょうか、この娘。
『大鬼』
大鬼は巨大化し、時間制限付きで戦える無敵モード。
第一弾の化け猫と同じですね。
しかしパワーは圧倒的で、スタープラチナばりのオラオラ攻撃が可能です。
ボス戦でも主力になれる程に強く、また『殴る』と言う単純な攻撃のために実に使いやすい。
強敵には積極的に使いたい所ですね。
そんな訳で、今日始めたばかりなのでまだ途中ですが、キャラ性能はDLCの中ではダントツです。
本編の百姫や鬼助を含めても、使いやすいキャラと言えます。
奥義を含めて考えるのであれば本編の２人の方が上でしょうが、無敵の大鬼形態がある分、羅邪鬼が有利な感じ。
流石はDLC最後のキャラです。
また、今までの全てのキャラにあった悲壮感が全く無く、安心してプレイ出来るのが素晴らしい。
いや、悲壮感のあるストーリーが嫌な訳では無いですよ？(笑)
他に気付いた点としては、他のDLCと違い、お金が手に入りやすい事……でしょうか。
移動しているだけで数百文のお金が手に入るので、割とアイテム買い放題。
羅邪鬼が高性能なのもあって、余りアイテムは使わないのですが(今の所)、店で指を咥えて眺めるだけな状態が大半なDLCの中では稀有な存在感！
お金はあって困る物では無いですからねえ。
ではサクッとボスを倒して、ストーリーを纏めてみたいと思います、はい。